セルモの教室長BLOG

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発達障害の検査受診方法について

過去にも何度かblogに書いたことがありますが、

発達障害の生徒さん、もしくは疑いのある生徒さんのご相談は毎週のようにあります。保護者さんから一番多いご相談は、「もしかするとそうかもしれない・・と以前から感じていたけれど、検査は受けていないのです。どうすれば検査が受けられますか?」という内容です。

今週も2件ほどご相談がございました。我々は医者や専門家ではありませんので、塾で検査を実施することは出来ません。あくまでも受診方法をお伝えすることと、生徒さんへの声のかけ方、受診結果を勉強や普段のコミュニケーションにしっかり反映していくことの大切さなどをお伝えしています。

検査方法には幾つか種類がありますが、一番有名なのはWiscと言われる検査で現在バージョン4です。受診方法としては、地域の教育センターで受けることも出来ますし、小児精神科や発達専門のクリニックで受診することも出来ます。

過去に何度もWiscの結果を見ていますが、検査結果は驚くほど正確で、その生徒さんの特徴を表しています。一番大切なのは、その検査結果から読み取れる情報をしっかりその生徒さんへの対応に反映させていくことです。勉強しかり、普段のコミュニケーションしかり。

特に勉強面は、一般的な指導方法だけではなかなか前に進みませんので、検査を受けることは判断ミスを防ぐと言うことで、とても大切と考えています。

ただし気をつけないといけないのは、検査を受けるときの生徒さんへの声のかけ方です。「検査に行こう」と声を掛けたら、子供さんはショックを受けます。そういった直接的な声のかけ方ではなく、例えば「今まで勉強で悩んでいた原因を教えてくれる人がいるから、話を聞きに行こうか?」など、ソフトに伝えることが大事です。

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2017.03.16

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