夏期講習終了、表情が変わる! 受験対策シーズン本格化! [代表:宮谷] 先週の土曜日で夏期講習の一応のスケジュールが終了しました。 一部まだ振替が残っている生徒さんがいますので、今週もちょこちょこ講習は実施しています。 夏期講習は受験生がメインでしたが、受験生以外も頑張ってくれましたね。 一番嬉しかったのは、「学年を超えるさかのぼり学習」から始めて、この夏期講習で現学年に入ったり、学校の進度に追いついたりした生徒さんの表情が変わってくれたことです。 入塾時は自信が無くてうつむき加減だった表情も、前を向いて明るく話が出来るようになりました。 以前だったらなかなか知識的に対応出来なかった問題も、基礎を積み重ねることで、さっと知識の引き出しから必要な知識を持ってきて、問題に対応出来るようになっています。 これこそが学習の楽しみなんだと思います。当然数ヶ月掛けてコツコツやってきた努力の先にその風景はあります。 残念ながらこういったコツコツを途中で諦めたり、嫌がる生徒さんもいます。しかし、学習というのは連続性があるので、特に数学や英語などはベースの知識が無いと先の単元は対応出来ません。 これら自信が身についた生徒さん達の先が楽しみです。過去多くの生徒さんが、高校受験が終わった時に「あの時復習しておいてよかったです。やっていなかったら、今は無いと思います。」と言ってくれます。今回の生徒さんも、そういった心情になれるよう今後も継続してバックアップしていきます。 さて、一方受験生です。 夏期講習の進捗は人により様々ですが、少なくとも多くの生徒さんが「受験問題を解けるレベルには、山を超えなければならない。」と感じてくれたはずです。 数学然り、英語然り、受験レベルの問題に少しずつ触れてもらっていますが、知識や経験を総動員し、丁寧な学習をしていかないと問題が解けない・正解しないことが理解出来ましたね。 特に数学は基礎計算で得点する(大問1と言います)ことが重要と伝えていますが、やはり数学が苦手な生徒さんは、知識が掛けていたり、取り組み方が大雑把だったり各自課題を抱えていました。 知識をそろそろ定着させなければならないこと、定着させるためには、丁寧に解くことと繰り返し解くこと。これしかありませんので、今までの自分独自の解き方ややり方は、変えていかなければなりません。 この自分のやり方を一旦否定するというのは、知識向上・理解定着のためにとても必要なことです。なぜなら、今までそれで正解出来なかったわけですからね。素直に、謙虚に取り組める生徒さんのほうが圧倒的に成績はあがります。 今週末には作文対策授業も開始されます。受験シーズンが本格化してきたので、各自自分と向き合い、謙虚に学習していきましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.08.31 2023年スピーキングテスト [教室長:松本] ESAT-Jとは中学生を対象とした英語のスピーキング能力達成度を測るテストです。 対象は中学1年生から中学3年生の全学年です。 1,2年生の皆さんはどれだけ話せるようになっているかを測ります。 (東京都教育委員会から詳細がまだ発表されておりません) 受験生の皆さんは入試(分割前期)に加点されます。 実施日は11月26日(日)、予備日は12月17日(日)で、結果は1月中旬以降に返却されます。 申し込みはWEBによる申し込みです。(都立高校、私立高校受験の出願もWEBによる申し込みがほとんどです。パソコンやタブレットなどの準備が必要です) 会場は都立高校、大学、民間施設等。参考までに昨年の忠生中学校は都立若葉総合高校で実施されました。 タブレット端末とイヤホンマイクで録音されたデータが採点され、点数化されます。 問題形式は大きく分けてPART AからDの4つに分類されます。 A 英文を読み上げる(2問) B 質問を聞いて応答する(4問) C 4コマ漫画に英語のストーリーをつける(1問) D 自分の意見を述べる(1問) 昨年の問題は以下のQRコードまたはPDFをご覧ください。 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/files/esat-j/r4_script.pdf 実際に体験してみるには東京都教育委員会のサイトをご覧ください。YouTubeの動画を見ることができます。 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/esat-j.html 今から練習をするには以下のサイトで様々なパターンを練習できます。 https://www.tec.metro.tokyo.lg.jp/materials/jh_training/ 色々不安なこともございましょうが、そんな時は東京都教育委員会のホームページで確かめてください。中学生は基本的には集団行動ですので、中学校に問い合わせれば現在の動向についてお答えいただけるはずです。教室でもお答えできる範囲でお答えいたします。 受験生の皆さんへは一つずつ対策を講じております。 定期テスト対策(内申対策)、入試対策(各季節講習、模擬試験、秋からは日帰り合宿勉強会)、面接練習会、作文(小論文)練習会など一つずつステップアップしていきましょう。 第1回作文練習会は9月2日(土)と9月17日(日)に実施されます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.08.24 夏期講習最終週! 関数に苦しむ生徒達!! [代表:宮谷] 今週で夏期講習も終わりです。 月曜日から始まり土曜日で終わりとなります。終わりと言っても、多い生徒さんだと15コマ以上勉強しますね。15コマで25時間です。通常授業も合わせると30時間以上勉強します。 始まる時は「長いな。」と思ったものですが、いざ始まるとあっという間です。 夏期講習は7から8割が受験生ですが、受験生においては進度の差が激しいのも夏期講習です。 特に数学の進度差が大きいですね。 その分岐点となるのが、関数です。 関数は中1から中3まで数学の中心的単元です。受験でもそうですし、高校に入学しても関数は数学の中心にそびえ立ちます。 字にしてみれば、たった二文字なのですが、この二文字にたくさんの要素が詰め込まれています。 四則演算・文字式・方程式・グラフ・割合・速さ・・、上げていくとキリがありません。 関数は小学校4年生の「伴って変わる」から始まりますが、その後の様々な単元のと知識を追加しながら発展していきます。まさに「実のなる木」なのです。 つまり、小学校の時から算数を苦手にしている生徒さんからしてみると、中学2年生や3年生から塾に行った・・。と言っても、関数を理解・推進するにはかなりの知識的補充・定着が必要となります。 東京都立高校受験の数学は、関数に始まり関数に終わると言っても過言では無いので、出来れば関数の復習を中心とした夏期講習にしたいところですが、やはり関連する知識に課題がある生徒さんが多く、いきなり関数の学習・・というわけにはいきません。 今年の夏期講習でもやはりこの状況は変わりなく、中学1年生の比例・反比例の復習に到達する前の関連する単元で苦しんでいる生徒さんがたくさんいらっしゃいました。 やはいこういう状況に陥らないためには、小学校の算数をしっかりと積み上げることが重要です。特に学校ではさらっと終わる、「速さ、割合、グラフ」などの勉強に時間を割いておきたいところです。 お子さんが小学校の算数を本当にきちんと理解できているか。実はこのチェックは意外と難しいところがあります。学校の算数に問題ないという場合でも、その瞬間は問題無くても、時がすぎると知識的な積み上げができていない(記憶に残っていない、関連して活用できない)場合もあるからです。 先週末も小学校4年生の生徒さんの体験学習を実施しましたが、我々セルモで実施している体験学習のプレテストを実施すると、そのあたりが明確になります。早め・定期的なチェックは欠かせませんので、気になっている保護者さんがいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さいませ。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.08.21 卒業生の声 [教室長:松本] 先月は2023年度入試の卒業生たちにいらしていただき、現在の高校生活の様子やセルモでの体験談などをインタビューさせていただきました。忙しい中教室にいらしていただき、誠にありがとうございました。 主な質問内容は以下の通りです。 ① なぜ個別学習のセルモを選んでいただいたか ② どのような課題があり、どのように克服していったか ③ 受験対策はどうだったか ④ 現在の高校生活 ⑤ 後輩たちへ向けたメッセージ 色々と参考になるお話を聞かせていただきましたので、是非皆様もご覧になってください。 https://www.selmo-machida.com/graduates/ 嬉しかったのは保護者様に「高等部があったら通わせたかった」とおっしゃっていただけたことです。毎年多くの小・中学生にご入塾頂いておりますので現実的には難しいですが、嬉しいことに高校生になってから今年も数名自習にいらしてくださいました。 主体的に取り組む姿を見ますと感無量です。そして彼らに「優しい心」と「常識」が見え隠れする時初めて、義務教育の大成を確信することができるのです。そして、その一番の功労者は間違いなく保護者様なのです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.08.17 夏休みの宿題 [教室長:松本] 夏期休暇を終えて、いよいよ夏期講習も後半です。 生徒の皆さんは宿題を終えることができたでしょうか(汗) とある生徒さんから「夏休みの宿題一覧」を見せていただきましたが、9教科全て宿題がありました。 国語:読書ポスター、漢字レッスン、ワーク約8ページ 数学:ワーク約20ページ、navima学習ドリル 社会:白地図作業長4ページ、プリント(地理・歴史)、人権作文2枚以上 理科:1学期学習範囲のワークをプリントで提出 音楽:合唱コンクール自由曲、下調べ 美術:「心の残る風景」の写真を撮る 体育:2学期水泳に向けて、市民プール等で泳ぐ機会を作る 家庭科:各国の郷土料理調べ 英語:問題集(実施後提出)、英語で映画レポート 多いですよね。私の記憶が曖昧なのかもしれませんが、昔は夏休みって「自由研究」しかなかったような気がします。 私は少し変わった中学生でしたので、曲を作って、譜面を書いて、ピアノで録音して提出していました。私が書いたなんとも微妙な曲を卒業式の日に3年生皆で歌ったことは黒歴史以外の何ものでもありません。穴があったら入りたいぐらいです。とは言え、楽しい中学時代でした。 さて、話を戻します。 夏期講習の前半では生徒たちに縄文時代から昭和までの時代区分を言えるようトレーニングしてきました。いよいよその引き出しの中に出来事を入れていく時です。 とは言え、さすがに量が多いので私自身の夏休みの宿題として年表を改めて作成しました。 「時代区分」「主な出来事」「関係人物」「文化・文学」「宗教・思想」「世界」に分類しました。 ちょうど兄が東京に帰っておりましたので見ていただきました。そうしますと、ぜひ子供たちには歴史をしっかり学んでほしいとのことでした。暗記力以外に、色々なことに興味を持つ「きっかけ」になるからだそうです。 この年表は必要最低限の言葉に絞っております。例えば「石油危機」としか書いてありませんが、それを取り巻く出来事がどれほど多いことでしょう。エジプトとイスラエルによる第四次中東戦争が直接の原因ですが、さかのぼれば旧約聖書の創世記から話すことになります。(詳しくは語れませんが。) そんな時間はありません。理科もありますから。 バランスよく勉強していきましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.08.14 NEXT BACK