【受験対策】第2回 受験生日帰り合宿勉強会レポート 参加者保護者各位 いつもお世話になっております。 先週に引き続き、本日25日(土)は第二回の日帰り合宿勉強会の実施となりました。 明日26日(日)はESAT-Jの試験本番となり、いよいよ受験シーズンも本格化した印象があります。 空気も乾燥してきましたので、体調管理に留意しながら充実した受験シーズンを過ごして下さい。 (集合) ・残念ながら先週に引き続き、3名の生徒さんが集合時刻に遅れました。 保護者様からは時間に気をつけるようご指示頂いたようですが、生徒さんとお話した限りでは、移動時間の見積もりや遅刻することによる他の生徒さんへの影響が理解出来ていない様子がありました。 集合時刻ギリギリの生徒さんも他に数名いましたので、いずれにせよ集合締め切り時間の5分前には到着しておく必要があるでしょう。 ちなみに、明日のESAT-Jの試験の集合時間を把握していない生徒さんが沢山いました。スケジュール帳を購入する、スマホのスケジュール機能を活用するなど、スケジュール管理の徹底をご指示下さい。 (学習) ◯先週の数学の大問1に続き、今日は理科の大問1に取り組みました。 理科は大問1と2が基本問題で、計10問40点あります。中堅校以上を受験する生徒さんは、理科に注力する生徒さんも多い(勉強量が成果に繋がりやすい)ので、この40点は満点を目指していく必要があります。 今日は大問1に限定して実施しましたが、24点満点で満点を取れた生徒さんが2名いました。 一方で上位校を目指す生徒さんで、半分程度の得点になってしまった生徒さんもいて、それらの生徒さんは「理科を本格的に勉強しなければいけない。」という自覚に繋がったようです。 なお、大問1は1/2年生の範囲からの出題となります。各問題の解説を行いましたが、基本事項を綿密に勉強しなければいけませんので、自宅での理科の学習時間も今後増やすようにして下さい。 (漢字・英単語トレーニング) ◯第1回の実施時に、漢字・英単語は量が多いので自宅でも取り組んで欲しい旨を伝えましたが、きちんと計画的に取り組んできた生徒さんと、そうでない生徒さんに別れました。 定期テストも終わりましたので、学校の中休み等も活用しトレーニング時間を確保して下さい。また、字が小さく判読出来ない生徒さんもいらしゃいます。「大きな字ではっきりと書く。」何よりも受験で必要な要素です。 (英語) ◯英語では長文問題を解く際のコツを説明しました。12月からは本格的に長文トレーニングに取り組みたいですが、まだ夏期講習から取り組んでいる「英文法小問の達人」が終わっていない生徒さんもいらっしゃいます。 自宅でも取り組んで11月中には終わらせるように伝えています。夏期講習で取り組んでおらず、合宿勉強会から取り組んだ生徒さんも、12月中旬には終わらせましょう。そうしていかないと、長文トレーニングに取り組む時間がありません。 それほど分厚い問題集ではありませんので、頑張って早期に終わらせて下さい。 (社会) ◯社会では都立受験に出題可能性が高い地理の「地図記号」、歴史の「時代範囲」、公民の「日本国憲法」について説明しました。この出題可能性が高い範囲で、約50点の出題があります。今後もタイミングを見て出題可能性が高い内容を説明しますが、社会はこれらの範囲を特に意識して勉強して欲しいと思います。 残念ながら「足利尊氏」「平清盛」など、歴史上の有名人物の名前が読めない生徒さんが多くいらっしゃいました。社会は興味の無い生徒さんが近年特に増えておりますので、今日説明した内容も加味し、真剣に取り組んでいきたいところです。 歴史は時代的な流れもありますので、参加者にアカウント設定したe-boardの動画解説を活用し、各時代の流れ・重要人物・重要事項等を把握していくように伝えました。 (数学・国語・理科) ◯この3科目は今日は演習中心に行いました。 数学では連立方程式の解法を完全に忘れてしまった生徒さんが何人かいました。連立方程式の基本的な代入法や加減法を説明しましたが、連立方程式が出来ないと、関数が解けないなど影響範囲も大きいので必ず基本ルールを把握しましょう。また、方程式は「確かめの計算」を必ず行い、導いた解が正しいかどうか確認して下さい。 いずれにせよ、多くの生徒さんが実感している通り、学習時間を増やしていかなければ現状は改善出来ません。目的意識を持って一所懸命に取り組んで下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.11.25 小学6年生の保護者様へ [代表:宮谷] 今年は(も)異常気象で、冬の訪れも随分遅いですね・・。 水・木と朝から暖かく、半袖で歩いていた小学生が沢山いました。 毎年楽しみにしている藤の台団地のイチョウ並木も、今日車で通行するとようやく黄色く染まっていました。 受験生で「リスニングテスト」がある受験をする生徒さんは、今週末から「リスニングトレーニング」を開始いたします。すでに早い生徒さんは、本日から開始しています。 普段からセルモの学習では、単語や並び替え問題に「発音機能」が備わっており、リスニングしながら問題を解いてもらっています。しかし、受験のリスニング問題に対応するには、やはり専用のトレーニングが必要となります。 セルモでは、長年エドベック社の”A・I・M”という、専用のリスニング教材を利用しています。受験問題で頻出のリスニング問題のパターン演習や、自宅でもスマホで音声を確認出来るなど、塾内と自宅両方で学習出来る教材です。「効率よく、確実に成果を出す」教材ですので、受験生の皆さんは是非活用して下さい。 さて、中学1年生の生徒さんのご入塾がラッシュですが、小学6年生の生徒さんのお問い合わせも増えてきました。 本日も各教室で体験学習を実施させて頂きました。 やはり皆さん中学校進学を見据えて、算数・英語を中心として心配な科目が多いですね。 結論から申し上げると、絶対にこの12月から3月までの間に、 ①中学校で一番問題になっている、算数や小学生英語の習得に問題が無いか、プロ目線によるチェック。 ②問題ある場合は速やかに「さかのぼり学習」。ただし、算数の課題範囲が広い場合は、ポイントを絞って対策。 ③問題が無い場合は、中学数学・英語の「先取り学習」の実施。 を行って下さい。 保護者さんが問題ないと思っていても、小学校では中学校に必要な学習がやりきれていない(時間の都合で)場合が多く、進学後に問題が露呈するケースが、今回の中学1年生の入塾ラッシュの原因です。 例えば、小学校で覚えるべき英単語は700〜900語ありますが、お子さんは意味が分かってスペルが書けるでしょうか?中学校では、意味が分かりスペルが書ける前提で英語の授業が始まります。 ②の場合は、保護者さんの予想以上に「さかのぼり学習」が必要な範囲が広いです。 ③の場合は、中学校入学後の学習に圧倒的余裕が生まれます。この余裕(学習貯金)があればこそ、部活動との両立が可能になります。 学習に余裕が無い状態での部活動や外部での習い事は、お子さんの中学校生活に混乱をもたらしますので、是非保護者さんは進学後の見通しをしっかり立てて頂ければと思います。 お子さん本人は、細かい話や自分の学習ポジションは分からないので、判断するのは保護者さんになります。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.11.23 子供達の価値観が変わる中での学習指導の難しさ。 [代表:宮谷] 日曜日の日帰り勉強会で、一人の生徒さんが手を動かさずずっと停止状態でした。 英語の文法小問題を解いていた時間ですが、声を掛けたところ、 「この問題は習っていない。だから解きたくない。」と言うでは無いですか。勉強会に来ているのに、勉強したく無い・・。なかなかの発言です(笑)。 どんな問題か見てみると、英文の同義での書き換え問題でした。 確かにこの書き換え問題自体は学校で習っていないかもしれませんが、それぞれの文章・文法は習っています。 その事を伝えたところ、「なぜ習っていないことを出すのですか?」とさらに言ってくるでは無いですか(苦笑)。 「受験というのは、学校で習ってきたことの発展・応用が出題されるから、こういった問題が出てくるものなんだよ。」 「つまり、解釈力や応用力を試されるのが受験だから、いまそのトレーニングをしてもらっているんだよ?」と説明したところ、「受験ってそういうものなんですね。」とようやく納得がいったようです。 さて、この生徒さんの発言を読んで保護者さんはどう思われるでしょうか。 「受験に向けて、甘えが抜けていない生徒。」 「受験勉強会に参加しているのに解きたくないって、どういうこと?」 という印象をお持ちかもしれません。 それは普通の反応だと思いますが、最近ではこういった「納得しないとやりたくない。」「委細に渡り説明しないと動かない。」お子さんは増えてきています。 よって教室でも、 「なぜ時間通りに来ないといけないか。」 「なぜ挨拶が必要か。」 「なぜ姿勢良く座らないといけないか。」 「なぜ丁寧な学習や、丁寧な字で書かないといけないか。」 「なぜ練習や復習をしないといけないか。」 「なぜファイリングが必要か。」 「なぜトイレに行ったあと手洗いが必要か。」 そういった一つ一つのことを説明してあげるようにしています。 そうしないと、単に自分が叱られている、文句を言われていると感じてしまうようです。 そういう意味では、非常にコミュニケーションに時間が掛かるというか、正直なところ大変です。 学校の先生に聞いても、子供たちとのコミュニケーションに困難をきたす場合も多いと聞きます。 ここ最近入塾される保護者さんとお話をしても、 「話が通じない。」 「聞いていないのでは無いかといつも思う。何度も同じ話をしなければならない。」 「だから、つい叱ってしまう。」 というお話をされるケースが非常に多いです。 こうなってしまった原因は様々な背景があるのでしょう。 デジタル化によるコミュニケーションレス、想像力の不足が大きいのかなと個人的には思います。 いずれにせよ時代は変わってしまいました。 現時点としては、丁寧なコミュニケーションを重ねるしか無いかと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.11.21 第1回日帰り合宿勉強会の所感 [教室長:松本] 今年もさっそく生徒を探しにいきました。 どんなことよりも「安全第一」です。 さて、受験生の皆さま、日帰り合宿勉強会お疲れさまでした。2点感じられたことがあるのではないでしょうか。 1. 長時間勉強すると疲れること 長時間勉強することは大変ですよね。しかし、長時間ユーチューブを見続けるより有意義です。少しでも「達成感」を感じていただけていたら幸いです。実際、皆さん良く頑張っておりましたので、私たちも最後まで頑張れました。このような体験を自宅でも積み重ねてほしいと思います。辛くて頑張ったからこそ、小休憩のありがたみがわかりますよね。昨晩は皆良く眠れたのではないでしょうか。 2. 自身の現状の実力を知る 宮谷代表のブログでも触れておりましたが、基本を大切にしてほしいと思います。 漢字の読み、書きが出来てません!「柔和」が読めていません!飛行機の「そうじゅう」が書けていません!漢字練習は自宅でも出来ますので、ご自身でどんどん進めてください。その「2点」という得点で合否が分かれることもあるのです。これはESAT-Jにも言える事です。配点が20点満点、大きな差がつくことを知ってください。 その他、各科目ごとに一人ひとり見て回りました。 私にとっても他教室の生徒さんを見るのは新鮮です。以前、他の教室を見ていた頃の生徒さんがおりました。当時、体験授業を実施した時は小学校4年生でした。久しぶりの再会でしたが、、、もう中学3年生で来年はいよいよ高校生です。機会がございましたら、お母様にご挨拶したいと思います。 さて、日帰り合宿勉強会も残り9回です。 頑張っていきましょう! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.11.20 【受験対策】第1回 受験生日帰り合宿勉強会レポート 参加者保護者各位 いつもお世話になっております。 第1回の受験生日帰り合宿勉強会のレポートとなります。 内容をご確認頂き、今後の勉強にお役立て頂ければ幸いです。 (集合) ・事前に集合時間等についてお知らせ・リマインドをいたしましたが、残念ながら1名の方が遅刻されました。 来週の第2回の勉強会、ESAT−J試験など大切なイベントが続きますので、時間厳守は各ご家庭で改めてご指導下さい。 ・食事休憩後に、指定時刻に戻って来ない生徒さんが1名おり、講師が探しに行きました。他の生徒さんを待たすことになること、また安全管理面でも指定時刻にはきちんと戻ってきて下さい。 (持ち物) ・数学の大問1を解くためのコンパスや定規を持ってきていない生徒さんが数名いました。 こちらも事前の持ち物のお知らせに書いておりましたので、改めて持ち物の再確認をお願いします。コンパスが無いと作図問題が解けません。 会場(受検本番も含め)での貸出はありませんのでご注意下さい。作図問題は配点が大きく、解けない場合は大きなハンディキャップとなります。 ・事前に指定された教材を忘れた生徒さんが数名いました。コンパス同様に、次回の持ち物チェックを各ご家庭でお願い致します。 (学習) ◯受験期の過ごし方や、学習への取組姿勢・取り組み内容 ・資料を用い、どういった点に注意し受験期を過ごしていくか、また自宅で勉強すべき内容について説明を行いました。 その他、健康管理や時間管理の大切さを伝えました。 生徒さんにはメモを取るように指示をしましたが、しっかり取れている生徒さんと、そうでない生徒さんに別れました。 今後学校でも、受検先の高校の説明会でも、重要事項の伝達が沢山ありますので、手帳やメモ帳を持たせしっかりメモするようにご指導をお願いします。 メモしてきた内容を帰宅後に聞いて差し上げると、メモの習慣が高まるかと思います。 ◯数学 ・数学の受検問題で一番重要になる大問1の解き方に付いて説明後、東京都立高校令和5年度の前期試験の大問1を実際に問いてもらいました。 結果は、46点満点で満点を取れた生徒さんは一人もいらっしゃいませんでした。大問1の出題傾向は、都立・私立ともに毎年ほぼ同じ傾向で出題されますので、必ず高得点、できれば満点が取れるように努力しましょう。 高偏差値の学校を目指す生徒さんの中にも、30点以下の得点の生徒さんもいらっしゃいました。当然、現状は許容出来る状態では無いことは各生徒さんは理解出来ていると思うので、次回から計算問題の解き方、その他高頻度で出題される確率・円周角の定理・作図などは必ず解けるようにしていきましょう。 計算問題については、「正解した」生徒さんにホワイトボードに実践してもらいましたが、その際に間違えた計算をしてしまった生徒さんが複数いました。やはり途中式でプロセスを一部省いたり、検算をしていないなど間違う原因があります。それらを排除して精度を高めることが重要です。 ・問題演習では、「大問1の完成」という教材を解いて貰った生徒さんが過半でしたが、大問1同様に計算式のプロセスが大雑把な生徒さんが多いこと、正負の数や文字式の計算と、方程式を勘違いしている生徒さんが複数いるなど、どの生徒さんもまだまだ訓練が必要な状態でありました。 ◯英語 ・英語は英単語演習と、夏期講習の続きで英文法小問問題集、長文問題集などを生徒さんの状況に合わせて実施しました。 課題としては、夏期講習後に小問問題集を終わらせていない生徒さんが複数いらっしゃったことです。本来へ長文演習に入らないといけないタイミングですので、小問問題集が終わっていない生徒さんは自宅でも頑張ってください。 また、特に書き換え問題や、受検頻出の熟語表現が理解出来ていない生徒が多数いらっしゃいますので、そういった問題へ慣れて行って下さい。 受験対策としてはリスニング対策も必要となりますが、来週木曜日以降通常授業にて「リスニング試験がある学校」を受検する生徒さんのリスニングトレーニングを開始いたします。 ◯国語 ・国語は漢字と長文問題演習に取り組んでもらっています。 漢字での課題は、字が小さい、薄い、乱雑で読めない生徒さんが多数いらっしゃることです。漢字の採点は、各学校ともに基準があり、その基準に合致しないと、乱雑に書いていて読めない字は誤答と判断されてしまいます。大きく丁寧に書く習慣を見に付けましょう。 長文演習では、問題を解く際は先に設問を繰り返し確認し、本文を読む際に設問の指示事項が本文で確認出来るようにしていこうと伝えています。夏期講習から物語文・説明文を中心に沢山の演習を重ねてもらっていますが(国語を含むコースを選択された生徒さんは)、今後も問題を沢山こなして、その感覚に慣れていって下さい。 ◯理科・社会 ・夏期講習を受講された生徒さんは、その続きから問題集を解いていくように指示を出していますが、その内容に不安がある方は、その範囲を含めて取り組まれています。 とにかくボリュームが多いので、沢山覚える内容があり学習時間が掛かります。ただ、3年生も今の時期になり、内容的には過去に一度は学校で学習している内容になりますので、忘れていた内容のものは確実に今回で習得していきましょう。 今日は本来理科の大問1も実践演習して、解き方のコツや出題傾向をお伝えする予定でしたが、数学の大問1でかなりショックを受けている生徒さんも多かったことと、長時間の勉強に慣れておらずお疲れ気味の生徒さんが多かったので、理科の大問1は次回実施にしました。 (まとめ) 本格的な長時間の受検勉強に慣れていない生徒さんは、今回の勉強会を機に自宅での学習時間も増やし勉強体力を身につけていきましょう。 またこの勉強会に参加したから受検がOKということではありません。自宅学習や学校の授業など、様々な機会を大切に取り組んで下さい。 次回は25日(土)です。場所が町田市文化交流センターになりますので、間違えて移動されないようにお願い致します。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.11.19 NEXT BACK