セルモの教室長BLOG
Selmo Blog
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スマホやタブレットで課金をするには、クレジットカードの登録が必要です。子どもが自分の端末に親のカード情報をこっそり登録して課金するというケースが増えています。特に財布が手の届く場所にあると、カード情報を盗み見られる可能性があります。
多くの保護者のスマホには、すでにクレジットカードが登録されています。顔認証や指紋認証も、一度設定されてしまえば、寝ている間に子どもが親の顔を使って認証してしまうこともあります。
さらに一度でも小額課金を許可したゲームでは、パスワード無しで再課金が可能になるケースもあるため注意が必要です。
AppleやGoogle Playでは、課金時にメール通知が送られますが、登録メールアドレスが古いままだと、通知が届かず発見が遅れる場合があります。
最近は詐欺メールが多いため、正規の課金通知を誤って無視してしまうケースもあります。
誰が・いつ・どの端末で課金したのかを把握し、アカウントの乗っ取りか、家族による操作かを確認します。
未成年が保護者の同意なく契約した場合、民法上「未成年者取消権」に基づき契約を取り消せる可能性があります。
ただし、保護者のアカウントからの課金は返金されにくいため、申請は誠実かつ丁寧に行う必要があります。
※申請は同一決済に対し最大2回まで可能です。
返金申請が通らなかった場合は、各自治体の消費生活センターに相談してください。
センターでは以下のような対応が行われます:
課金に至った経緯書の作成指導(保護者が経緯書を書いて消費生活センターへ提出する必要があります。)※経緯書の作成は、ビジネス文書の作成に慣れていない人にとっては難易度の高いものです。もし作成でお困りの場合は、代表:宮谷までご相談下さい。
消費者センターから子どもへのヒアリング(状況確認)
AppleやGoogle日本法人への交渉
交渉には1週間〜10日程度かかりますが、成功すればAppleやGoogleから返金メールが届きます。返金された場合は、必ずセンターへお礼を伝えましょう。
それでも返金が認められなかった場合、法的対応として弁護士に相談する方法もあります。ただし、弁護士費用が課金額を上回る場合もあり、目安としては40~50万円以上の課金時に検討するのが一般的です。
高額課金の背景には、ゲームへの依存や射幸心の高まりがあります。基本的にはスマホ・タブレット・ゲーム機を一時的に回収するなど、家庭でしっかりと対応することが望ましいです。
使用メールアドレスの見直し(通知を受け取れるアドレスに)
ペアレンタルコントロールの設定
ゲームアプリのインストール制限
設定方法はApple・Googleのカスタマーサポートでも丁寧に案内してくれます。
最近のゲームには、友達とチャットやアイテム交換ができる機能があり、仲間内での影響や強要が関係している場合もあります。個人的には、状況によっては学校に相談しておくことをおすすめします。
ゲームの高額課金は、誰にでも起こり得る身近なトラブルです。まずは未然に防ぐための環境作りと教育が最も重要です。
それでも起こってしまった場合は、慌てず冷静に、Apple・Googleへの返金申請、消費生活センターへの相談など、段階的に対応していきましょう。
プロンプトの作成から修正、仕上げまで約1時間で完了。
もしこれを外部のデザイナーに依頼していたら、時間もコストももっとかかっていたでしょう。
生成AIの進化には、日々驚かされます。