高倍率の推薦入試には、準備がきちんと必要! [代表:宮谷] 今日は快晴の日曜日です。 温かいし気持ち良いですね。 自宅では、小学生の息子の友達が朝から遊びに来ました。半ズボンでした(笑)。元気で良いです。 さて、昨日は受験生の第三回面接練習会でした。 ワンオペだったので、写真はありません。 第三回目ですが、最初の初期説明も含めると面接対策は四回行なっています。 きちんとステップ踏んできた生徒さんは、5から6割位の仕上がりでしょうか。 学校の倍率によりますが、高倍率の高校の推薦入試を受ける生徒さんは、6割の仕上がりでは厳しいです。 声や表情・姿勢は今までの練習の成果を活かせています。また、ある程度の想定問答は出来ているのですが、肝心の志望動機や高校卒業後の目標・進路がまだまだ中途半端な生徒さんが多かったです。 今までは内申点を取ることに全力だったので、そもそも「何をしにその学校に行くのか。」という部分がぼやけているのでは無いでしょうか。 生徒さん達には、「将来の目標から逆算して、その目標を達成するには、どういった資格や技能を身に付けなければならないのか、それを身に付けるためには、どういった大学や専門学校、また高校ではどういう取り組みが必要なのか、もう一度高校や大学・専門学校の資料やHPをチェックして考えてみよう。」と伝えています。 流石に本人も自覚があるのか、練習会終了後にきちんと応答出来なかった設問については、どのように回答すべきか質問がたくさんありました。その姿勢が良いですね。 あと1ヶ月半ですが、意外と時間は無いので急ピッチで仕上げていく必要があります。 途中から面接対策に参加した生徒さんは、想定問答が仕上がっていないことや、着座姿勢・表情・目線など色々課題がありました。 志望動機が固まっていない状態だったので、生徒さんに変わって私のほうで見本回答を話し、その後リピート練習をするといった流れで取り組みました。 一応、練習したことを言語化(文章化)して欲しいことは伝えましたが、きちんと取り組めているか心配です。 各教室で声がけ・確認していこいうと思います。 いずれにせよ、試験日程は決まっていますので、言い訳は出来ません。 準備と練習あるのみです。 大事なことは、初めてお会いする高校の先生ですから、とにかく「明るく・元気に笑顔」でお話することだと思います。 その上で、偏差値や倍率に応じて、どの程度中身をきちんと添えられるかということになります。 教室でもサポートしていきますが、まずは各ご家庭・生徒さんで練習の反省を活かして、準備を進めて下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.10 海外で働くメリット、海外留学へ掛かる費用 [代表:宮谷] 昨日の保護者面談で、保護者さんや生徒さんに「是非、将来は一度海外で働くことも検討してみて下さい。」と伝えました。 英語を活用した職業を夢見ている生徒さんで、英語が得意で教室でもオンライン英会話を受講頂いています。 高校生の間に留学したいという希望もあるとのことです。 海外で就労して得られるメリットはたくさんあります。 ①異文化社会、多様な価値観を知ることが出来る。 ②日本よりも高額な報酬が得られる(国は限られますが)。 ③語学力が向上する。 といった所が代表的なメリットでしょうか。 では、高校生や大学生の間に留学しようと思うと、いくら位の費用が掛かるでしょうか。 高校生の場合は、学校で用意された短期留学プランがほとんどなので、一概に言えないところがありますが、 グループで行く1-2週間の短期留学で20-50万円前後、ひとりで行く短期留学は1-2ヶ月で50-100万円前後ということです。 もちろん国や地域によって異なります。 大学生が行く長期の留学(半年-1年)はさらに高額となり、300-500万円の間ということです。 留学先の施設(一般家庭or寮)、食事の提供形態、学習の内容などによって大きくぶれます。 つまり留学を望んでいる生徒さんも、「来年留学行くから、お父さん・お母さんよろしく!」というわけにはいかない金額なわけです。 送り出す各ご家庭も数年がかりで用意していく必要があります。なお、留学ローンもありますが、成績によって借りられる・借りられないがあり、誰でも利用出来るわけではありません。 ただし、最近ではサブスク感覚で利用できる留学サービスも誕生しており、月々1万円の支払いで5年で返す・・といった仕組みもあります。 そして、何よりも重要なのは安全性です。 昨日も下記のようなニュースがありました。 【速報】被害者の1人は日本人女性 3人死亡の米ラスベガスの大学で銃撃事件 https://news.yahoo.co.jp/articles/71ccfc9c63a92d7d6fd422243b7a1aeda8839668 銃規制がゆるい国や地域の場合、こういった乱射事件が頻繁にあります。 もちろん日本であろうが、銃規制のある国であろうが、事件や事故に巻き込まれる可能性はゼロではありませんが、できればそのリスクは低いところに送り出してあげたいものです。 いずれにせよ、お子さんたちが色々な環境でチャレンジすることは、何事にも変えられない貴重な財産になります。できれば応援してあげたいので、早めに様々な話を子どもたちはしておき、親としては準備をしておきたいところです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.09 大学指定校推薦 [教室長:松本] 少しだけ温かい日が続いていますね。 先日卒業生が教室にいらして、大学に合格したことを伝えに来てくださいました。 もう高校3年生になっていたのか!とびっくりしました。そして来年から大学生になるとはさらに驚きです。 高校の大学指定校推薦で3年間の評定平均が一定以上あると、面接で大学入試に臨むことができます。日々の努力の賜物ですね。高校1年生の中間テストからしっかり頑張ったようです。 同じ年に卒業した他の生徒も指定校推薦で大学に合格したようです。 昔と違って、およそ半数以上の生徒が指定校推薦や総合型選抜(かつてのAO入試)で大学へ進学していく時代です。大手予備校に大枚をはたいて、国立大学を目指すとか、浪人するとか、そういうものから時代はシフトしているのですね。 今、まさに高校受験を迎えようとしている生徒たちはさぞ重たい気持ちで毎日を過ごしていることでしょう。 彼らをどのようにサポートできるか、考えながら日々を過ごしております。 もしも今勉強に集中できていないのなら、是非こんな言葉を彼らに贈りたいと思います。 今本気を出せなければ、どうしていざという時に本気を出せようか いざという時と今を分けて考えてはいけない(ある書物より引用) 未来とは日々の積み重ねの先にある。 今、君たちが勉強しているのは高校や大学に受かるためだけではない。やがて社会に出たとき、それは世の中の理不尽なことから自分を守り、誰かを助けるために役立つはずだ。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.08 2023年11月26日実施スピーキングテスト概要[教室長:松本] 12月に入って急に寒くなりましたね。 先週は第3回合宿勉強会があり、生徒から高校への志望理由書の修正依頼を受けました。いよいよ受験本番です。 各生徒の保護者面談も実施しておりますが、受験に向けた課題は各自違います。私立高校志望であれば、面接、作文・小論文対策が必要で、推薦に落ちてしまった場合の一般受験対策も必要です。必要に応じて私立高校へ直接電話連絡して、詳しい内容を聞くこともあります。 都立高校志望であれば仮内申をもとに、志望校の妥当性を吟味し、本番の入試で何点取る必要があるか、その対策についてお話しさせていただいております。 さて、先月末にスピーキングテスト(ESAT-J)が実施されました。 昨年度に比べますと「試験会場が近くなった」など改善点もございましたが、「待ち時間が長い」など引き続き課題は残りました。 主な試験内容は以下の通りです。 Part A ・音読です。難易度は高くなかったはずですが、できれば読みづらい固有名詞は入れないでほしかったです。 Part B ・英語の質問に対して答える問題です。No.1は注意が必要でした。 What are all of the events in September?とありますので、「全て(二つとも)」答えなければいけません。 Part C ・お決まりの4コマまんがを説明する問題です。最後のイラストが難しすぎます。We were able to reach the goal together.で良いと思いますが、簡単に出てくる内容ではないです。 Part D ・遠足で山に行きたいか、美術館へ行きたいか、またその理由を答える問題です。 注意点として、解答時間が40秒もあるので「それなりに長い英文(2センテンス以上)」が想定されています。 以上の内容でしたので、昨年より高得点を得られる生徒が多いと思います。英会話のGETやESAT-J直前対策を受講していた生徒であれば問題なかったのではないでしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.04 仮内申点、受験問題を解く。 [代表:宮谷] 11月もあっという間に終わりました。 今日から12月が始まります。きっと12月もあっという間に終わるでしょう。1日1日を大切に過ごしていきたいですね。 受験生は仮内申が出て(一部出ていない学校もありますが)、志望校受験の実現度を見積もります。受験生の保護者様は教室からフォームを送っているので、なるべく早めに送信をお願いします。 なお、「仮内申通知書」というものが生徒さんに配られているはずですが、学校によって口頭の場合もあります。口頭の場合は、生徒さんが「何の数値」を担任の先生から聞いたのか理解していない場合があります。良くわからない場合は、担任の先生に必ず確認を取って下さい。 また、都立を受験させる生徒さんで、換算内申の計算方法を理解していない生徒さんや、保護者さんも計算の仕方がわからないとのご質問を頂きました。 計算はとても簡単で、 数英国理社の合計+実技科目の合計×2という計算式になります。65点満点となりますので、改めて確認をお願いします。左記の計算式が分からない方は、教室に通知書を持ってきて下さい。 さて、勉強面の進捗ですが、数学では三平方の定理など、受験に欠かせない3年生の要素を学習した後に、受験レベルの問題に入ります。 英語も、リスニングトレーニングを開始(リスニング試験のある学校の生徒さんのみです。)し、文法では後置修飾・間接疑問文・仮定法などの学習を終えると、受験頻出の連語(熟語)や文法表現を学びます。 今日もとある3年生の生徒さんが、3年生の英文法を終え、1年生の文法知識を使った受験頻出表現に臨みましたが、残念ながらあまりにも分からず苦渋の表現でした。 例えば、1年生ではWhat time is it?と、「itの特別用法」と言われる文法を学びますが、このitを使う表現には時刻を尋ねるWhat time is it?の他に、How long is it?や、How far is it from?など、掛かる時間や距離などを尋ねる表現があります。1年生の学習時点では、「他にこんな表現もあるよ。」で学習が終わっていた内容なので、覚えている生徒も少ないです。 しかし、受験的には「学習した内容」となるので、比較的良く出題される表現です。ということで、覚えていくしかありません(笑)。一度覚えれば難しい表現では無いので、使いこなせるようにしていきましょう。 数学や英語だけでなく、社会もグラフや表などを用いた問題が多く、受験レベルの問題に慣れていく必要があります。大昔のように語句さえ覚えれば何とかなるという状況ではなく、思考力や経験を問われる問題になっています。 つまり理想的な状況で言うと、基本的な学習は各学年でしっかり終えて、3年生のこの時期は受験レベル問題に集中したいところです。 ただ、やはり最近は基礎学習範囲が広いこともあり、その学年ごとに学習を終えている人は少なくなっています。つまり受験期の勉強時間は、基礎学習の復習+受験問題の学習と多くの時間を割かなければなりません。勉強体力が無いと学習は進みませんので、「3年生になったら頑張る。」と言っても集中力が持ちません。早めに勉強体力を身につけていきましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.12.01 NEXT BACK