セルモの教室長BLOG

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2023年スピーキングテスト [教室長:松本]

ESAT-Jとは中学生を対象とした英語のスピーキング能力達成度を測るテストです。

対象は中学1年生から中学3年生の全学年です。


1,2年生の皆さんはどれだけ話せるようになっているかを測ります。

(東京都教育委員会から詳細がまだ発表されておりません)


受験生の皆さんは入試(分割前期)に加点されます。

実施日は11月26日(日)、予備日は12月17日(日)で、結果は1月中旬以降に返却されます。


申し込みはWEBによる申し込みです。(都立高校、私立高校受験の出願もWEBによる申し込みがほとんどです。パソコンやタブレットなどの準備が必要です)


会場は都立高校、大学、民間施設等。参考までに昨年の忠生中学校は都立若葉総合高校で実施されました。


タブレット端末とイヤホンマイクで録音されたデータが採点され、点数化されます。


問題形式は大きく分けてPART AからDの4つに分類されます。


A 英文を読み上げる(2問)

B 質問を聞いて応答する(4問)

C 4コマ漫画に英語のストーリーをつける(1問)

D 自分の意見を述べる(1問)


昨年の問題は以下のQRコードまたはPDFをご覧ください。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/files/esat-j/r4_script.pdf


実際に体験してみるには東京都教育委員会のサイトをご覧ください。YouTubeの動画を見ることができます。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/esat-j.html


今から練習をするには以下のサイトで様々なパターンを練習できます。

https://www.tec.metro.tokyo.lg.jp/materials/jh_training/


色々不安なこともございましょうが、そんな時は東京都教育委員会のホームページで確かめてください。中学生は基本的には集団行動ですので、中学校に問い合わせれば現在の動向についてお答えいただけるはずです。教室でもお答えできる範囲でお答えいたします。


受験生の皆さんへは一つずつ対策を講じております。

定期テスト対策(内申対策)、入試対策(各季節講習、模擬試験、秋からは日帰り合宿勉強会)、面接練習会、作文(小論文)練習会など一つずつステップアップしていきましょう。


第1回作文練習会は9月2日(土)と9月17日(日)に実施されます。

夏期講習最終週! 関数に苦しむ生徒達!! [代表:宮谷]

今週で夏期講習も終わりです。

「夏期講習」のイラスト文字

月曜日から始まり土曜日で終わりとなります。終わりと言っても、多い生徒さんだと15コマ以上勉強しますね。15コマで25時間です。通常授業も合わせると30時間以上勉強します。

始まる時は「長いな。」と思ったものですが、いざ始まるとあっという間です。

夏期講習は7から8割が受験生ですが、受験生においては進度の差が激しいのも夏期講習です。

走る人たちのイラスト(スポーツ・女性1)

特に数学の進度差が大きいですね。

走る人たちのイラスト(スポーツ・男性3)

その分岐点となるのが、関数です。


関数は中1から中3まで数学の中心的単元です。受験でもそうですし、高校に入学しても関数は数学の中心にそびえ立ちます。

湧き水のイラスト

字にしてみれば、たった二文字なのですが、この二文字にたくさんの要素が詰め込まれています。


四則演算・文字式・方程式・グラフ・割合・速さ・・、上げていくとキリがありません。


関数は小学校4年生の「伴って変わる」から始まりますが、その後の様々な単元のと知識を追加しながら発展していきます。まさに「実のなる木」なのです。

木の成長過程のイラスト3木の成長過程のイラスト4木の成長過程のイラスト6木の成長過程のイラスト9

つまり、小学校の時から算数を苦手にしている生徒さんからしてみると、中学2年生や3年生から塾に行った・・。と言っても、関数を理解・推進するにはかなりの知識的補充・定着が必要となります。


東京都立高校受験の数学は、関数に始まり関数に終わると言っても過言では無いので、出来れば関数の復習を中心とした夏期講習にしたいところですが、やはり関連する知識に課題がある生徒さんが多く、いきなり関数の学習・・というわけにはいきません。

今年の夏期講習でもやはりこの状況は変わりなく、中学1年生の比例・反比例の復習に到達する前の関連する単元で苦しんでいる生徒さんがたくさんいらっしゃいました。

やはいこういう状況に陥らないためには、小学校の算数をしっかりと積み上げることが重要です。特に学校ではさらっと終わる、「速さ、割合、グラフ」などの勉強に時間を割いておきたいところです。

お子さんが小学校の算数を本当にきちんと理解できているか。実はこのチェックは意外と難しいところがあります。学校の算数に問題ないという場合でも、その瞬間は問題無くても、時がすぎると知識的な積み上げができていない(記憶に残っていない、関連して活用できない)場合もあるからです。

先週末も小学校4年生の生徒さんの体験学習を実施しましたが、我々セルモで実施している体験学習のプレテストを実施すると、そのあたりが明確になります。早め・定期的なチェックは欠かせませんので、気になっている保護者さんがいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さいませ。

卒業生の声 [教室長:松本]

先月は2023年度入試の卒業生たちにいらしていただき、現在の高校生活の様子やセルモでの体験談などをインタビューさせていただきました。忙しい中教室にいらしていただき、誠にありがとうございました。


主な質問内容は以下の通りです。


① なぜ個別学習のセルモを選んでいただいたか

② どのような課題があり、どのように克服していったか

③ 受験対策はどうだったか

④ 現在の高校生活

⑤ 後輩たちへ向けたメッセージ


色々と参考になるお話を聞かせていただきましたので、是非皆様もご覧になってください。


https://www.selmo-machida.com/graduates/


嬉しかったのは保護者様に「高等部があったら通わせたかった」とおっしゃっていただけたことです。毎年多くの小・中学生にご入塾頂いておりますので現実的には難しいですが、嬉しいことに高校生になってから今年も数名自習にいらしてくださいました。


主体的に取り組む姿を見ますと感無量です。そして彼らに「優しい心」と「常識」が見え隠れする時初めて、義務教育の大成を確信することができるのです。そして、その一番の功労者は間違いなく保護者様なのです。

夏休みの宿題 [教室長:松本]

夏期休暇を終えて、いよいよ夏期講習も後半です。


生徒の皆さんは宿題を終えることができたでしょうか(汗)

とある生徒さんから「夏休みの宿題一覧」を見せていただきましたが、9教科全て宿題がありました。


国語:読書ポスター、漢字レッスン、ワーク約8ページ

数学:ワーク約20ページ、navima学習ドリル

社会:白地図作業長4ページ、プリント(地理・歴史)、人権作文2枚以上

理科:1学期学習範囲のワークをプリントで提出

音楽:合唱コンクール自由曲、下調べ

美術:「心の残る風景」の写真を撮る

体育:2学期水泳に向けて、市民プール等で泳ぐ機会を作る

家庭科:各国の郷土料理調べ

英語:問題集(実施後提出)、英語で映画レポート


多いですよね。私の記憶が曖昧なのかもしれませんが、昔は夏休みって「自由研究」しかなかったような気がします。


私は少し変わった中学生でしたので、曲を作って、譜面を書いて、ピアノで録音して提出していました。私が書いたなんとも微妙な曲を卒業式の日に3年生皆で歌ったことは黒歴史以外の何ものでもありません。穴があったら入りたいぐらいです。とは言え、楽しい中学時代でした。



さて、話を戻します。


夏期講習の前半では生徒たちに縄文時代から昭和までの時代区分を言えるようトレーニングしてきました。いよいよその引き出しの中に出来事を入れていく時です。


とは言え、さすがに量が多いので私自身の夏休みの宿題として年表を改めて作成しました。


「時代区分」「主な出来事」「関係人物」「文化・文学」「宗教・思想」「世界」に分類しました。




ちょうど兄が東京に帰っておりましたので見ていただきました。そうしますと、ぜひ子供たちには歴史をしっかり学んでほしいとのことでした。暗記力以外に、色々なことに興味を持つ「きっかけ」になるからだそうです。


この年表は必要最低限の言葉に絞っております。例えば「石油危機」としか書いてありませんが、それを取り巻く出来事がどれほど多いことでしょう。エジプトとイスラエルによる第四次中東戦争が直接の原因ですが、さかのぼれば旧約聖書の創世記から話すことになります。(詳しくは語れませんが。)


そんな時間はありません。理科もありますから。


バランスよく勉強していきましょう。

語彙力・読解力が求められるようになった。逆にそれらが無いと・・。[代表:宮谷]

1週間の夏季休暇を頂きありがとうございました。今日から夏期講習後半戦(と言ってもたった2週間ですが。)に入っていきます。

夏休みに帰省した家族のイラスト

社員一同、しっかりリフレッシュさせて頂きました。私は、今年は帰省や長期の旅行が無かったので、家族サービスをしつつ、トレーニングジムに1週間通うことが出来ました。食事も制限して、若干ではありますが体重が落ち、筋力が付きました。ストレッチをしっかり行った成果もあってか、身体が軽い感じになったので、休み明けの気だるさもありません。

エアロバイクをこぐ人のイラスト(男性)

学習塾さんの中には、こういった休みのタイミングに1日・2日しか休まないところもあると聞いていますが、御本人の体力もそうですし、家族がいる場合はきついなあ・・と思います。

トレーニングマシンで筋トレをする男性のイラスト

セルモは今後もGW・夏休み・年末年始と、休むべき時はしっかり休ませて頂き、その後の指導・授業を元気よく行っていきたいと思います。


さて、小学3年生の息子の夏休みの宿題のテキストを見ていると、算数も国語も「語彙力・読解力が必要な問題」が本当に増えたなと感じます。

本・冊子のイラスト(青)

2020年に改訂された小学校の学習指導要領ですが、直後の小学校の授業や課題テキストは、そういった語彙力・読解力が必要な問題は少なめで、算数だと計算中心といった感じで、指導要領の変更を完全に反映出来ていない(していない)内容でした。

本・冊子のイラスト(緑)

流石にそれから3年が経過し、今の小学校4年生までは入学直後から新指導要領なので、テキストもしっかり指導要領を反映したものを使っているということだと思います。


ここで必要な語彙力・読解力ですが、例えば「怒る」という言葉の反対語を答える問題がありました。


保護者様も考えてみて下さい。怒るの反対は何か・・。

怒る赤鬼のイラスト(節分)

正解は「喜ぶ」「笑う」「泣く」の3つのうちどれかを答えていたら正解です。

※「喜怒哀楽」という言葉がありますね。

喜ぶ会社員たちのイラスト

もしかしたら「褒める」という言葉を考えた人がいるかもしれません(笑)。


「褒める」の反対は、「謗る(そしる)」や「貶す(けなす)」です。「腐す」もあります。


これなかなか難しいですよね。怒るの反対語の問題は、一番最初に小学校1年生で登場します。漢字ではなく平仮名ですが。


つまり、指導要領上は1年生からそういった語彙について学習しており、2年生や3年生は「当然知ってますよね?」ということになります。

勉強している動物のイラスト(サル)

その国語力をもとに、算数などの文章題は組まれるため、国語が苦手な生徒さんは、算数の文章題や読解が必要な問題へ対応出来ないというわけです。


実際に小学生や中学生の生徒からの質問で一番多いのは「先生、この問題はどういう意味ですか?」という質問です。

塾の講師のイラスト

解き方が分からないのではなく、問題の意味が分からないのです。


セルモでも季節講習で「読解力強化講座」を取られる方が多いですが、一番簡単なレベルのテキストでも結構難しいです(笑)。我々が読んでも、まれに「あれ?これ答えなんだろう。」と考えてしまうケースもあります。

今日のBlogを読んで頂いた読者の方であればすでにお気づきでしょうが、成績が取れない生徒さんの原因は、単に解法が掛けているだけでなく、語彙力が欠けていることによる弊害が大きいということです。


良くご質問を受けるのが「本を読めば解決しますか?」ということなのですが、単に本を読むだけではだめだと思います。本を読んで、分からない言葉やニュアンスは辞書で調べていく必要があります。と言っても、実際に読解に遅れがある場合にそれらをコツコツやっていると時間が掛かりすぎてしまうので、上記のような専用の教材を利用するのが一番良いと思います。


セルモでは、通常授業の前後でこの読解力・国語力強化教材を組み込む授業も可能ですので(オプション料金は安価です。)、お気軽にご相談下さい。

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