関東大震災から100年 [教室長:松本] 1923年9月1日11時58分、大きな地震が南関東地方を襲い大きな被害をもたらしました。 今年でちょうど100年経ちます。ちなみに9月1日は「防災の日」です。 今年は関東大震災に関連したニュースを2つ、目にしました。 1つ目は震災直後の「カラー化された映像」に関してです。まだ炎に包まれた街、戸惑う人々の不安な表情が鮮明が映し出されておりました。「たいしたことない」という油断の後に襲った「同時多発火災」で被害は甚大なものになりました。 2つ目は映画「福田村事件」です。震災後の不安な心理状態から攻撃的になった群衆の矛先は、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」という根拠のないデマから他者へ向けられました。 朝鮮の方々は「濁音」の発音が苦手なので「十五円五十銭」と言えるか言えないかで判断しようとしたようですが、やっていることは卑劣で、魔女狩りのようなものです。ちなみに本作品で被害にあったのは香川県から来ていた薬の行商団で、同じ日本人でした。 中学時代にこの事件について教わった時、私には理解できませんでした。今でも理解できませんが、自分に理解できないことを排除するのではなく、当時の時代背景、人々の心理状態を想像することは大切なことだと思います。 さて、1923年の関東大震災からちょうど100年・・・入試に出題されるかもしれませんね。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.05 3名様にご入塾いただきました[教室長:松本] 暑い夏でした。 本日から忠生中学校の生徒は修学旅行に行かれております。皆寝坊せずに行けたか心配です。 夏期講習の後半は体験授業を実施しながらでしたが、お陰様で新規生徒3名様にご入塾いただくこととなりました。今の在籍生同様、しっかりフォローさせていただきます。 私には自分に課しているミッションがあります。 1.生徒の健康と安全 2.生徒の学力向上 3.生徒全員合格 それだけが、保護者様に期待されていることと認識しております。 とは言え、生徒と話に花を咲かせることも時には重要だと考えております。彼らに受け入れてもらえなければ、どんなに上手に教えても「聞いてもらえない」じゃないですか。 先日は「8 MILE」というエミネムの自伝のような映画をNetflixで見ました。保護者様も「エミネム」って名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。 私はヒップホップやラップには疎いので、非常に勉強になりました。そういうカルチャーが好きな生徒もいます。 あとは、バスケットボール!良くわかりませんが、すごいチームプレーで次々と勝利を収め、パリ五輪への出場を決めましたね。 私は中学時代はバレー部だったので詳しくありませんが、速攻のスピードと3ポイントシュートの正確性は圧巻でした。これまたバスケが好きな生徒がいるので、見解を聞いてみたいと思います。 あとは音楽でしょうか。「推しの子」の主題歌「アイドル」はご存じYOASOBIの曲ですが、実は作曲しているAyaseさんって「ボカロP」なんですよね。 いまや、日本の音楽業界を牽引しているのはボカロPばかり。米津玄師さん(ハチ)、ヨルシカ(n-bunaさん)、orangestarさんなど。でもこれは当然の結果だと思います。 ボカロPには、人間が歌える音域を気にすることなく自由に作曲が出来たのです。その結果、様々なことにチャレンジする自由な発想が生まれ、型に縛られた従来のJ-POPを飲み込んでいってしまったのだと思います。 ヒップホップ同様、二次創作が可能で、「歌い手」というアマチュアの歌手の方々が自由に歌えたことも「広がり」に繋がったのではないでしょうか。 このボカロ勢に対抗できているのがRADWIMPSでしょうかね。「君の名は。」や「天気の子」の音楽を担当しておりました。ボーカルの野田洋次郎さんは慶応大学 環境情報学部出身なのです。 だから良く英語でツイートしてます。関係あるかわかりませんが、世界的なアーティストであることは間違いありません。 どんな知識も持っていても損はありません。勉強も遊びも、表裏一体です。生きていく厳しさに目をそらさず、でも決して楽しむことを忘れてはいけませんよね。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.04 ”本気の中学校進学対策講座”早速のお申し込み、お腹の調子を崩す生徒さんは・・・。 [代表:宮谷] すでにご案内しております”本気の中学校進学対策講座”ですが、早速複数のお申し込みを頂いております。 卒業生や内部生の生徒さんのご兄弟からお申し込みを頂いており、本当にありがたいお話です。やはり、上に中学生や高校生のご兄弟がいらっしゃるご家庭は、今の中学の勉強の大変さをご存知ですからね。 一度つまずくと、なかなか取り戻すことが難しいのが今の中学校の勉強です。実は小学生の時点ですでにつまずいている場合も多く、その場合はさらに取り戻しに時間が掛かります。 絶対に小学校の間に課題は解消し、できれば6年生の最後の3ヶ月間は中学校への助走期間にしたいです。 すでに中学校への助走を始めている5年生・6年生の方も多く、6年生の生徒さんの中には10月から中学校の数学や英語に取り組む生徒さんもいらっしゃいます。すでに取り組んでいる生徒さんもいます。 中学校進学対策講座ですが、数学と英語をしっかり4回ずつ授業を実施しますので、それほど多くの方はお受けできません。各教室5名様限りとさせて頂きます。計8回12時間で5,500円(税込)です。通常料金だと22,000円になるので、大変オトクに受講頂けます。 さて、話は変わりコロナ禍を通じお子様の体調不良に悩む保護者さんが増えています。 セルモの生徒さんの中にも、特に男子生徒さんでお腹の調子を崩す生徒さんが多いです。 “過敏性腸症候群”と言いますが、通常の検査では異常が認められないにも関わらず、慢性的に腹痛を訴えたり、下痢や便秘の異常を感じる病気です。 実は私自身もサラリーマン時代、朝の通勤でお腹の不調に悩まされている時期がありました。やはり、仕事のストレスがとても大きく、自律神経の乱れがあったのだと思います。過敏性腸症候群と診断されました。 朝起きたら、家を出るまでに2から3回はトイレに行ってから出勤していました。それでも電車を途中下車することも少なくありませんでした。朝の駅のトイレは空いていなくて地獄ですよね(笑)。定期券なので、駅から降りて近くの空いているトイレに行ったのを思い出します。 そういったこともあり、長年整腸剤を飲むようにしています。今はビオスリーという酪酸菌と乳酸菌・糖化菌の3つが入っているものを飲んでいるのですが、なかなか調子が良く快適に過ごせています。 思春期のお子様達は、親にも言えない悩みを抱えていたり、将来に対しての漠然とした不安など、ストレスを抱えやすい時期です。 まずは病院に行ってしっかり診断してもらうことが大事です。薬を処方されると思いますが、面倒でもしっかり飲んで胃腸を整えましょう。薬が合わない・効果が無い場合は、いくつか種類を変えてみると良いでしょう。特に受験生は、受験が近づくとより大きなストレスを感じますので、早めにあったものを見つけておくのも大事かと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.04 始業式、修学旅行、不登校は一人で抱えず。[代表:宮谷] 今日から9月です。 時間が経つのは本当に早いですね。 今日が始業式の小学校が多いですが、中学校はすでに始業式が終わった学校もあれば、今日は始業式の学校があるなど、学校により日程が異なるのが不思議です。 町田市は二学期制の学校があれば、三学期制の学校もあるなど、校則やルールの統一感が無く、これは何か理由があるのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。 さて、鶴川中は本日から修学旅行で、来週修学旅行の学校もあるなど、秋の修学旅行が本格化してきました。 鶴川中は行き先が京都と広島なのですが、従来通り京都と奈良の学校もあるなど、行き先も学校により異なる時代になってきたようです。 鶴川中の生徒に聞くと、広島には行くが原爆資料館の見学が無くなって残念だとのことでした。原爆ドーム前には行くけど見学は無い・・。理由は良く分からないと言っていましたが、せっかく広島に行くのにもったいないなと思いました。 私もサラリーマン時代に広島に出張に行った際には何度か訪問をしていますが、戦争・原子爆弾による被害の現実から目を背けない、現実を知り未来永劫戦争を防ぐ、そういう気持ちを強く持てる場所ですからね。 生徒には、今回は行けなくても高校生や大学生になれば友達と旅行に行けるだろうから、その時にぜひ行って欲しいと伝えておきました。 話は変わりますが、yahoo!ニュースなどネット上では9月1日前後のニュースとして、学校への不登校に関する話題が多く上がっていました。 少し前の本Blogの記事にもしましたが、町田市内はいま深刻な不登校の問題を抱えています。セルモ各教室の生徒さんの中にも不登校の状態になっている方がいらっしゃいますので、その風景も良く理解しているつもりです。 始業式があった生徒に聞いてみると、夏休みが明けて登校しなくなった同級生がやはりいるということでした。 夏休み前からその予兆があった人もいれば、突然来なくなった人もいるということ。長い夏休み期間の間に、様々な心境や体調の変化があったのだと思います。 原因も様々なので一概に言えませんが、そういった状況に陥った場合は落ち着いて対処していく必要があります。決して保護者さんだけで抱えないよう、学校や関連機関との連携をしっかり行って頂きたいと思います。 学校も多くの不登校の生徒を抱えているので、もしかするとあまり相談にはのってくれない場合もあるかもしれません。その場合は、市の子育て支援センターなど、学校以外の機関も積極的に活用して下さい。NPO団体も相談先として有効ですよ。 常に周囲に状況を把握しておいてもらうというのは、とても大事と思います。外部の機関は解決策を多く持ち合わせていますので、お子さんにあった対応を確認していけるはずです。 いずれにせよ不登校になっている生徒さんに共通するのは、エネルギータンクの容量が極端に狭くなっているということです。すぐに気力や体力を消耗するので、保護者さんの予想以上に活動や行動が出来ないことも多いです。当教室も、体調不良の際は振替授業を行っていますが、ある程度柔軟に対応していくことが大事だと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.01 夏期講習終了、表情が変わる! 受験対策シーズン本格化! [代表:宮谷] 先週の土曜日で夏期講習の一応のスケジュールが終了しました。 一部まだ振替が残っている生徒さんがいますので、今週もちょこちょこ講習は実施しています。 夏期講習は受験生がメインでしたが、受験生以外も頑張ってくれましたね。 一番嬉しかったのは、「学年を超えるさかのぼり学習」から始めて、この夏期講習で現学年に入ったり、学校の進度に追いついたりした生徒さんの表情が変わってくれたことです。 入塾時は自信が無くてうつむき加減だった表情も、前を向いて明るく話が出来るようになりました。 以前だったらなかなか知識的に対応出来なかった問題も、基礎を積み重ねることで、さっと知識の引き出しから必要な知識を持ってきて、問題に対応出来るようになっています。 これこそが学習の楽しみなんだと思います。当然数ヶ月掛けてコツコツやってきた努力の先にその風景はあります。 残念ながらこういったコツコツを途中で諦めたり、嫌がる生徒さんもいます。しかし、学習というのは連続性があるので、特に数学や英語などはベースの知識が無いと先の単元は対応出来ません。 これら自信が身についた生徒さん達の先が楽しみです。過去多くの生徒さんが、高校受験が終わった時に「あの時復習しておいてよかったです。やっていなかったら、今は無いと思います。」と言ってくれます。今回の生徒さんも、そういった心情になれるよう今後も継続してバックアップしていきます。 さて、一方受験生です。 夏期講習の進捗は人により様々ですが、少なくとも多くの生徒さんが「受験問題を解けるレベルには、山を超えなければならない。」と感じてくれたはずです。 数学然り、英語然り、受験レベルの問題に少しずつ触れてもらっていますが、知識や経験を総動員し、丁寧な学習をしていかないと問題が解けない・正解しないことが理解出来ましたね。 特に数学は基礎計算で得点する(大問1と言います)ことが重要と伝えていますが、やはり数学が苦手な生徒さんは、知識が掛けていたり、取り組み方が大雑把だったり各自課題を抱えていました。 知識をそろそろ定着させなければならないこと、定着させるためには、丁寧に解くことと繰り返し解くこと。これしかありませんので、今までの自分独自の解き方ややり方は、変えていかなければなりません。 この自分のやり方を一旦否定するというのは、知識向上・理解定着のためにとても必要なことです。なぜなら、今までそれで正解出来なかったわけですからね。素直に、謙虚に取り組める生徒さんのほうが圧倒的に成績はあがります。 今週末には作文対策授業も開始されます。受験シーズンが本格化してきたので、各自自分と向き合い、謙虚に学習していきましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.08.31 NEXT BACK