花の植え替え、新たなチャレンジ! [代表:宮谷] 鶴川教室の前の花壇の花の植え替えを行いました。 今年は高温が続いており、週末の水をあげられないタイミングで枯れてしまう花が多いです。水のやり過ぎも駄目なのですが、水をあげないと枯れてしまうので、加減が難しいです。 今日は新たに「いわて乙女」というリンドウ科リンドウ属の多年草と、 かがり火という、キツネノマゴ科のクロッサンドラを埋めました。 草花の世界も品種改良が盛んで、以前だと売ってなかったような品種が普通にドラッグストアの店頭に売っています。いわゆる新たなチャレンジですね。 昨日深夜1時に添削していた、受験生の小論文でも「日本人がアメリカ人や中国人と比べ、新たなことにチャレンジしない。」ことについて述べる部分がありました。でも実際、こうやって草花でも多くの品種が誕生しているので、決しても新たなことにチャレンジしていないわけではないと思います。 要は人によりけりだと思うので、自分自身が新たなことにチャレンジしているか、主体性が重要なのでは無いでしょうか。セルモでも来春に向けての新たなチャレンジについて、教室長や外部パートーナーとMTGを重ねています。世の中は常に変化するので、自分達も進化していかないと取り残されます。 しかし、進化するためには、ベースがしっかりしていないと駄目なので、そういう意味では学生の皆さんには、読解力や計算力、またコミュニケーション能力やマナーの部分など、新たなことにチャレンジできる土台の部分をしっかり築き上げてほしいですね。 ※今日・明日は各教室でお申し込み頂いたESAT-Jの直前講座の授業登録を行っています。多くのお申し込みありがとうございました。 当然、当教室以外でも講座を受ける人はたくさんいるので、海外講師の確保が大変です。空き枠が無くならないうちに、予約登録を済ませるべく全力で作業しています(笑)。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.28 小学生のお問い合わせが多いです!それはなぜか? [代表:宮谷] 9月最終週です。 天気の良い爽やかな月曜日です。 気持ちよく1週間過ごしていきましょう。今週末は十五夜お月さんですよ。 さて、9月はセルモ各教室では小学生の方のお問い合わせが多かったです。本来であれば定期テストがあるので、中学生のお問い合わせが多くあるべきなのですが、小学生が多いです。中学生もお待ちしています(笑)。まあ中学生は中間テストの結果が帰ってきたらかなと思います。 小学2年生から6年生まで学年はバラバラですが、保護者さんとお話をしていると共通の話題があります。新学年が約半年経過して、少し心配になってきたのお声。 多いのが「何となく、うちの子は勉強を理解出来ていないような気がする。」という保護者様のコメントです。 共通点をあげると・・・、 ①学校の先生から指摘されるわけではない。 ②小テストはそれほどわるい点数ではない(80点前後)。 ③しかし、子供と会話していると要点を得ていないことがある。 ④教科書を見てみると、親でも難しく感じることがある。 こういった感じでしょうか。 その「何となく」な不安は現実のものになるケースがほとんどです。 上記の番号別に詳しく解説していくと、 ①最近の傾向として、お子さんの学習状況について詳しくフィードバックしてくる先生方はほとんどいらっしゃらないと思います(こちらから聞けば教えてくれると思いますが)。理由はここでは避けますが、危機的に学習が遅れていても「元気にクラスで過ごしています。勉強はもう少し頑張りましょう。」位のコメントで終わるケースも多いです。 つまり、お子さんの学習状況は保護者さん自身がチェックし、判断していくしか無いのです。中学校だと定期テストや5段階評価である程度判断することが出来ますが、小学校は3段階評価だけですし、小テストにも罠があります(後述)。 2,3年近く学習が遅れている生徒さんでも、3段階評価の真ん中がついたり、クラス分けで上位クラスに入っているケースがあるなど、なかなか混沌とした状況があります。 ②多くの先生が利用されているカラーテスト(写真のようなもの)は、言い方が少し悪いですが「誰でも解ける問題」で構成されています。良いように言うと、「多くの生徒に自信を付けさせるもの。」です。 存在意義は否定しませんが、このカラーテストの意味を理解しておく必要があります。 カラーテストは、最低限の理解をチェックするものと捉えて下さい。つまり逆に言うと、カラーテストで70〜80点の生徒さんは、教科書全体の内容は5,6割しか理解出来ていないケースもあるということです。要はカラーテストでお子さんの実力を判断してしまっては駄目だということになります。 カラーテストだけで判断していると、中学校に入り学習に対応出来なくなります。これは中学生のお子さんをお持ちのご家庭の多くが経験していることになりますが、まだ小学生が最年長のご家庭だと、なかなか気づかないことです。学校の先生がどのレベルのテストをしているかなんて、普通は考えませんからね。 ③要点を得ていない会話をするのは、小学校の授業ではそこまで広く・深く各単元を指導していないからです。 実際に現在小学校で利用している教科書を隅から隅まで指導して、全員の理解が定着しているかどうか確認をしていると、今の授業時間の2倍・3倍あっても足りなくなります。小学校の先生や管理職の方とこの話題についてお話すると、みなさん口を揃えて「時間が足りない。教えることが多すぎる。」とおっしゃいます。 つまり時間の制約でどうしても最大公約数的に指導せざるを得ないので、実際にはやっていない箇所や単元もあるし、要点を得るまで深くもやっていないということになります。学校が悪いのではなく、時間が足りないのです。 また、お子さん自体は学校の授業が全てなので、自ら「これでは足りない。」と思うことは無いでしょうから、このあたりも別のチェックや判断が必要となるのです。 ④「教科書を親が見て難しく感じることがある。」これは実際にその通りだと思います。 塾で指導している我々でも、稀に「ん?」と思うような問題があります。何度か繰り返し読まないと、何を求めている問題なのか判断が付かないケースがあります。 以前だとそういった問題は小学校4年生の後半から増えてきたのですが、今は小学校2年生でも「読解が難しい問題」が出題されています。 これは「読解力の強化」=「考える力の強化」を目的としたものですが、例えば算数の文章題を解こうとと思うと、国語の文法や語彙をしっかり理解しておかないと対応が出来ないことになります。 また、保護者さんがお子さんの時には無かった視点の解き方や解法も増えています。保護者さん自身が初見ですので、分からないのは仕方ないわけです。 語彙力、読解力の件ですが、丁度先週のお問い合わせでも、「ふくしま式」の教材を使った読解力強化コースについてお問い合わせを頂きましたが、小学校低学年から読解力の強化にはきちんと取り組んで下さい。 読み解け無い問題が続けば続くほど、お子さんは学習との距離を起きます。 かなり長文になりましたが、要は今の小学校の学習は「冷静にお子さんの学習習得状況を判断し、適切な対応・フォローが必要。」ということになります。学校からはあまりアラートが鳴ることは無いので、保護者さんが最大の防波堤になります。 ただ、正直なところ、仕事や家事で毎日忙しく、細かく見ていくことは学年が上がっていくと事実上難しくなります。そういったこともあるので、我々のような存在を頼って頂ければと思います。 「分からない。」ならまだマシですが、「もうやりたくない、問題を見たくも無い。」状態になってしまうと、我々のようなプロでも改善が難しくなります。そうならない前にご相談頂ければ幸いです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.25 ESAT-J(スピーキングテスト)直前対策開始!! [代表:宮谷] 現在、中学3年生に対しESAT-Jの直前トレーニングの案内をさせて頂いており、週明け25日(月)まで受付を行っています。 多くのお申し込みありがとうございます。内部生の方は、外部生より20%お安い価格でご提供させて頂いております。 ESAT-Jというのは、正式名称が「中学校英語スピーキングテスト」で、令和5年度からは中学1から3年生全員が受験します。 実施日時が11月26日(日)です。 3年生はその成績が都立高校入試へ活用されることになり、1,000点満点の都立入試に最大で20点加味され、1,020点満点となります。 本来は1,2年生の方にも直前トレーニングの案内をしたいところなのですが、なにせ受験に加味される3年生への対応で手一杯で、来年度からは1/2年生への拡大も視野に入れていきたいと思います。 さて、ESAT-Jなのですが、一言で言うと「難しい」です。 学校の英語の授業でも、多くの時間を英語オンリーの運用で実施していますが、いざ1:1で話すとなると、全体に対して英語で話をしているだけで、1:1の長時間のトレーニングは出来ていません。 そういった中でスピーキングテストを受けようとすると、実際に英会話をある程度の期間習っている、身近に英語を使用する家族・親戚・友人がいて話慣れている、帰国子女の方、そういった方を除いて、専用のトレーニングを受講していないと、全く歯が立たないというのが実情です。 令和6年度受験から、都立高校では男女別の募集枠が撤廃される見込みです。そうすると多くの受験先では受験対策が遅れがちな「男子生徒」さんが不利になる可能性が高いです。 そういうことからも、特に男子生徒さんはこのESAT-Jの得点をきちんと獲得できるように頑張りましょう。もちろん、「女子生徒」さんが絶対有利というわけでなく、全体論の話です。女子生徒さんでも成績に不安のある方は、きちんと対策を取りましょう。 —–ESAT-J直前対策講座 概要—– 講座案内サイト https://selmo-machida.com/wpsys/topics/9928.html 受講期間 2023年10月~11月 時間・回数 オンライン英会話 1レッスン25分×12回 + 東京都教育委員会提供ツールによる学習 計 約1時間 受講日時 通常授業の前後で実施します。 ※登校時間帯により、別日で実施する場合がございます。 受講料 内部生 税別24,000円(税込26,400円) 外部生 税別30,000円(税込33,000円) ※お申込み後、コンビニ支払い用紙にてお支払い頂きます。 お申し込み方法:下記URLよりお申し込み下さい。 https://forms.gle/GEgkKPdWPWDbctbh9 お申し込み期日:2023年9月25日(月)22:00まで その他 ご不明な点がございましたらお気軽に教室担当までお問い合わせください カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.24 クラス平均点が40点台の定期テストに意味はあるのか? [代表:宮谷] まだ正確には分からないのですが、鶴川中学校3年生の数学のクラス平均点が40点台とのこと・・。 この学年は2年生の時も40点を切るクラス平均点の時があり、3年生の1学期も40点台前半が平均点でした。 もちろん100点満点です。 今回のテスト問題はまだ見ていませんが、今までこの鶴川中の数学の問題を見ていると、明らかに教科書の標準レベルより難しい問題が出題されています。テスト用紙を見た瞬間に、「こんな問題見たこと無い。」と生徒は思うそうです。 全国の塾仲間の先生方の情報では、まれにこういった学校・先生がいるのですが、生徒達は教科書に沿って勉強しているのに、教科書以上のレベルの問題を出題して意味があるのかなと思います。特に公立中学校の場合はです。 これは私の持論ですが、普通に頑張れば全体の2/3の問題は解けるようにテストは設計しても欲しいと考えています。点数にすると65点位ですね。 平均点が40点台のテストということは、10点や20点の生徒さんも大量に発生してしまいます。そういった点数を取ってしまうと、数学が完全に嫌いになってしまいますよね。自信を失います。中学2年生や3年生から入塾してきた鶴川中学校の生徒さんの多くが、「授業を真剣に受講することを拒否して、時間を過ぎ去るのだけを待っている。」状態になっていました。 20点の生徒さんが頑張っていないわけでは無いのです。せめてちょっと苦手な生徒さんでも40点位は取れるようにしてあげて欲しいです。 もちろん何も努力していない、全く勉強していない生徒さんは10点でも20点でも仕方ないです。 保護者さんには、仮に今回のテストで70点だとしても、平均点の1.5倍をとっていることを理解してあげてほしいと思います。 かなり頑張っての成果ですので、その努力を認めてあげて下さい。平均点が40点の試験で90点を取る生徒さんは相当な秀才です。単純比較してはいけません。 受験に向けて学習モチベーションを上げる時期です。学校の先生も配慮して欲しいです。もちろん甘い対応をしろと言っているわけではありません。適切な対応をして欲しいということです。 保護者さんには、このBlogの内容を生徒さんに伝えて頂き(教室でも伝えますが)、是非モチベーションの維持にご協力をお願いします! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.22 リビアの大規模災害について。 [代表:宮谷] 10日前に発生したリビアの洪水ですが、日本でも報道がされていますがあまり注目されていません。 (NHK国際ニュースナビより) よって本Blogでも取り上げてみたいと思います。 まず、現在の集計では約4,000人の死者が出ています。行方不明が約9,000人ということです。この人数は今後も増えていくだろうとのことです。 リビアの場所はアフリカ北部です。エジプトとアルジェリア・チュニジアに挟まれた場所に位置しています。面積は日本の約4.6倍です。 (Map dataより) 人口は673万人で、言語はアラビア語、宗教はイスラム教のスンニ派です。 2011年にかの有名な「カダフィ政権」が崩壊し、その後しばらく政治的な混乱や内戦が続いていましたが、2021年に暫定国民統一政府(GNU)が成立しています。しかし、あくまでも暫定政権で、政治的な対立はその後も続いています。 主要な産業は石油・天然ガスの輸出です。アフリカ1位の石油埋蔵量と言われていますが、内戦の影響で経済的に大きな影響を受け、失業率も20%近くあると言われている国です。 (NHK 国際ニュースナビより) 洪水の原因は9月10日から振り始めた大雨の影響で、11日から各地で洪水が起きました。その後、東部の都市デルナでは上流の二つのダムが決壊し、大量の水が市街地に流れ込んだわけです。 (NHK 国際ニュースナビより) 大雨が降った原因は、「メディケーン」と呼ばれる、台風のような低気圧によってもたらされた大雨が原因と言われています。リビアの上部にあるギリシャで発生し、その後南下してきて今回の大災害になったとのことです。このメディケーンは稀にしか発生しないようですが、昨今の地球温暖化要因(偏西風の蛇行、エルニーニョ現象)により、凶暴化してしまっているようです。 (NHK 国際ニュースナビより) また政治的な混乱が長年続いているので、インフラ整備もきちんとされていないことも被害を大きくした原因と言われています。また、災害発生後の救助体制も、首都トリポリを拠点とする暫定政権と東部トブルクを拠点とする勢力が併存しており、国家の分裂状態が救助活動を複雑にしているとのことです。 いま地球規模で温暖化による影響で、日本を含めた世界各地で災害が起こっていますが、災害を最小限に留めるためのインフラ整備、災害が起こったあとの救助を円滑に行うための政治体制など、様々な要因が影響していることがわかります。 赤十字の2023年リビア洪水救援金はこちらから https://www.jrc.or.jp/contribute/help/2023libya/ カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.09.21 NEXT BACK