昨日の中学生の授業は、定期テストの関係で理科と社会のテスト範囲を学習した生徒さんが多かったです。


しかし、色々問題を感じた一日でした。

それは理科や社会への関心が極端に無くなっているからです。
例えば、中学3年生は日中戦争から戦後・現代の日本までがテスト範囲でしたが、その中で最重要なポイントである第二次世界大戦がどのような背景で起こったかを答えられない生徒さんが多かったです。

きちんと答えられた生徒さんは、「ドイツがポーランドに侵攻したから」と回答できました。
中学生であれば、この点を回答できるとOKです。高校生であれば、その侵攻した理由や背景を語れるようにしたいです。自分が高校生の時は、第一次世界大戦・日中戦争といった他の戦争用語も含め、第二次世界大戦が起こった理由を説明する記述問題がありました。
昨日回答できなかった生徒さんの中には、テスト範囲に第二次世界大戦が含まれていることは把握できているけど、戦争と言われても自分から遠い話なのであまり関心が無いとのコメントもありました。

過去のblogにも書いたことがありますが、この戦争での死者数は5,000から6,000万人と言われており、人類史上最悪の戦争でした。
この戦争も含め、歴史を学ぶことで人類や社会がどのように変化し、進化してきたのかを知ることができます。
その学んだ内容を各自が活かし、平和な社会やより良い人間関係・生活を目指していくわけです。
なぜ関心が無いのかな?と考えてみましたが、「大人がきちんとその意義を説明できていない。」「今はもっと刺激的なものがたくさんあり、関心が向きづらい。」「あまりにも授業時間が短かすぎて、関心を持つまで学べていない。」こういった理由があるかもしれません。





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