東京都立高校一般入試 前期分割終了! [代表:宮谷] 昨日は東京都立高校一般入試前期分割でした。 疲れでお休みした生徒もいましたが、登校した生徒に聞くと色々手応えはあったようです。 早速速報で発表された解答で自己採点して、自分なりの展望を伝えてくれた人もいました。 教室として嬉しかったのは、数学で「四分位数と箱ひげ図」が出題されたことでした。 おそらく今年は出題されるだろうから、直前で全体を復習しておこうねと伝え実施していたので、多くの生徒が「解けた!良かった。」と言ってくれました。また、相当量の過去問題を実践してきたので、その問題量や難易度に対しては、落ち着いて対応出来たとのことです。 3教室全体の声を聞くと、理科の自己採点で90点を超えた生徒さんもいました。90点超え凄いですね。もちろん、理科だけが出来ても他が出来ないと意味が無いので、ヌカ喜び出来ません。 全体的な声としては、理科が難しかった(ちらっと問題見ましたが、確かに量も多く難しいです。平均点は50点あるか無いかでしょう。)意見が多く、その他は比較的手応えがあったとのことでした。 結果は3/1発表となりますので、それまでは緊張して待つしかありません。 私立の併願受験していない生徒さんは、分割後期に回る可能性もあります。 教室ではそれらの生徒さんに対しては、昨日から早速後期試験対策を実施しています。 さて、定期テストも近づいてきたので、中学1/2年生の生徒さんは学習を急いで下さい。 定期テスト対策も、各教室まだ多少の空きがあります。文量が多いのが3学期学年末テストの特徴です。一夜漬けでは無理なので、明日からの三連休が最大の山場です。 週末のテスト対策申し込み受け付けておりますので、是非ご参加下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.02.22 都立高校一般入試(分割前期)明日に迫る! [代表:宮谷] いよいよ都立高校一般入試(分割前期)が明日実施されます。 前日までギリギリまで学習量を積み上げるしかありませんが、今までの学習状況のチェックという意味もあり、昨日19日(月)鶴川教室では令和5年度後期の数英国の過去問演習を実施しました。 ある意味頑張ったな・・と思うのが、入塾時は数学も英語も定期テストで10点や20点以下の生徒さん達が(もちろん全員では無いですよ?)、受験問題で60点前後取れるようになったことです。国語はもう少し高く70点以上取れています。 60点と言うと数学と英語は平均点プラスαくらいですね。国語は年度により平均点が75点や80点近く行くので、ほぼ平均くらい。入塾当初は、基礎計算も英文法も漢字も全く覚えていませんでしたが、それらの生徒さんが60点を超える。凄いことです。 ここまで来るのは本当に大変でした。 何せ、数学は場合により小学校の計算に課題があったり、英語はdogがbogになっていたり・・と、最初一緒に体験学習に来られた保護者様達が大変がっかりする様子が印象的でした。中には、お子さんへの申し訳無さから涙される保護者様も・・。 すべて一から学び直すコンセプトの元、時間を掛けて復習に取り組みました。当初は定期テストの範囲の勉強どころではありませんでしたが、保護者の皆さんには根気強く見守って頂きました。 そういう意味では、過去問題で平均点を上回るパフォーマンスを示すことが出来ているのは大きな成長、ある意味感動的なシーンであります。 ただ、どの生徒さんも本当はもっとパフォーマンス積み上げるチャンスはあったかと思います。最初は宿題サボったり、ノートもきちんと書かないなど、丁寧な学習が身につくまで本当に時間が掛かりました。その他、忘れ物や時間管理なども課題でした。この点は現時点でも課題の生徒さんもいます。 こういった点をもっと早く改善できていれば、今頃80点を取れる生徒さんに成長出来ていたかもしれません。 いま中学校1年生や2年生で”学び直し中”の生徒さんも、是非根気強く取り組んで下さい。また、学習に関する知識や経験も大事ですが、それ以上に丁寧な学習、時間管理・忘れ物などに気をつけて、自分持てるパフォーマンスを最大限発揮できるように頑張りましょう。 このパフォーマンスを最大化する経験は、きっと社会に出た時にとても役立つはずです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.02.20 都立分割前期最終倍率 [教室長:松本] 昨夜、都立分割前期の最終倍率が出ました。 2月13日に入学願書取り下げ、2月14日に再提出という流れで志願変更があり、倍率に変動がございましたので、ご確認ください。 〇町田高等学校 1.42倍(-0.03) 〇狛江高等学校 1.61倍(-0.05) 〇成瀬高等学校 1.13倍(+0.07) 〇芦花高等学校 2.07倍(-0.05) 〇松が谷高等学校 ・普通科 1.36倍(+0.04) ・外国語コース 1.45倍(±0) 〇小川高等学校 1.24倍(-0.02) 〇片倉高等学校 ・普通科 1.22倍(+002) ・造形美術 1.18倍(+0.05) 〇山崎高等学校 1.12倍(+0.04) 〇永山高等学校 1.28倍(-0.01) 〇野津田高等学校 0.61倍(+0.04) 〇町田工科高等学校 1.05倍(+0.05) 〇八王子桑志高等学校 ・デザイン分野 1.14倍(-0.04) ・クラフト分野 1.00倍(±0) 〇町田総合高等学校 1.03倍(+0.05) 〇若葉総合高等学校 1.25倍(+0.01) 〇八王子拓真高等学校 ・1部 1.71倍(-0.03) ・2部 1.21倍(±0) ・3部 0.50倍(±0) 募集定員にもよりますが、たとえば片倉高校ですと新たに4名受験生が増えたことになります。逆に小川高校は受験する生徒が5名減ったことになります。 山崎高校は6名増えました。 つまり、一定数の生徒さんが志願変更をされていることがわかります。 これは、最初に発表された倍率を見て、倍率の高さから危険を回避するために志望校を下げたケースです。志望校を上げてくるケースはほぼありません。 つまり、倍率が上がった学校は、1ランク上の高校を目指していた生徒たちが新たに受験に加わったことになります。町田高校や狛江高校を目指していた生徒が成瀬高校に志願変更するケースはよくあることです。 現在中学2年生の生徒さんたちは、是非受験の知識として①志願変更が可能であること、②倍率が上がった場合は1ランク上の高校を目指してきた生徒が加わることを覚えておいてください。 残り1週間きりましたが、近隣中学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでおります。 まずは、無事に受けてきてほしいと願っております。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 2024.02.15 令和6年度神奈川県立高校入試分析! [代表:宮谷] 昨日神奈川県の県立高校入試がありましたが、朝イチで問題と解答が神奈川新聞のサイトにアップされていたので、早速いくつかの科目の問題をチェックしてみました。 https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1050479.html ネット上では例年と出題形式が違う科目がある、いきなり問題のレベルを上げてきたと噂になっていました。 まずは数学をチェックしてみましたが、基本的な計算はそれほど難しくなく、大問1と2は丁寧に解けば多くの生徒さんが対応出来るはずです。 ※逆に言うと、基礎計算を理解出来ていない生徒さんは、大問1と2で得点が取れないので数学は全滅になります。これはどこの都道府県でも同じです。 次に、大問3では図形の証明・四分位数と箱ひげ図・三平方の定理・食塩濃度を用いた方程式の文章題・関数・確率・立体図形の複合問題が出題されていました。要は三年間の数学を全方位的に網羅していることになります。 図形の証明は東京都でも毎年出題されますが、避ける生徒さんが多いです。今年受験の生徒さんには、残りの1週間で証明の復習を考えています。 四分位数と箱ひげ図は、2021年度の教科書から中学校2年生の数学で導入された新単元なので、そろそろ東京都も出題されるかもしれません。神奈川県は昨年も出題されていましたね。 セルモでも、今週末辺りで各生徒さんに取り組んでもらいます。多くの生徒さんが忘れているのと、結構考え方が難しい単元です。また、過去問題でも出題が無いので、対応が必要となります。 三平方の定理は複数回処理が必要な問題で、これも平方根の基礎計算が苦手な生徒さんには厳しいかもしれません。難易度はそれほど高く無いですが。 食塩濃度の計算は東京では見られない種類の問題ですが、これも苦手な生徒さんが多いでしょうね。そもそも食塩水を知らない、濃度の意味が分からない生徒さんが激増しています。学校の理科の実験でも、食塩水を作らない場合が増えているようです。 関数と確率も基本的な公式やルールを把握しておけば対応出来る問題ですが、関数はグラフが見た感じ複雑なので、きちんと条件をグラフに書き込むこと、方程式の計算を丁寧に実施することが必要です。ただ、こういった基本の作業を嫌がる生徒さんが最近顕著に増えており、ノート学習の習慣化がついてない弊害かと思います。 確率はちょうど今回中学二年生の定期テストで出題されますが、小学校5年生で割合の知識を基本とした問題です。ただ、この割合が苦手な生徒さんが本当に多く、割合・百分率・歩合の関係を理解出来ていないまま中学校に進学した生徒さん達にとって確率は鬼門の単元です。これも関数と同じですが、樹形図を丁寧に書くなど、確率特有の学習に向き合えない生徒さんが大変多いです。確率は基本問題が東京の大問1で出題されることが多いので、都立受験生は避けて通れない単元です。 最後の立体図形の複合問題は、三角錐の体積の公式はもちろんのこと、立体図形の各頂点を最短で結ぶ糸の問題、三平方の定理など、三年間の図形問題の知識がきちんと身についていないと解けません。 ということで、まずは数学を分析してみましたが、昨年と比べ多少難しくはなった印象はありましたが、それほど極端に難しくなったわけではありませんでした。 ただ、勉強量が足りない生徒さんにとっては、その少しの差が大きな壁と感じるはずです。いずれにせよ、今の受験問題は学校の教科書を理解出来ているだけでは解けません。教科書の知識は完璧に。そのうえで、発展・応用力を身に付けていく時間と経験が必要です。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.02.15 卒業式まであと1ヶ月 [教室長:松本] 各学校の卒業式が近づいてきました。 皆さんはご自身の中学校の卒業式を覚えてらっしゃいますか? ほとんどの方が「はい」とお答えいただけるのではないでしょうか。 人生において、これほど多感な時期はありません。 純粋さゆえに苦しく、また嬉しく、時に切なさに胸が締め付けられ、時に胸は希望で満ち溢れ。 私たちの心というものは、頑張りに応じてご褒美を得ることができます。 それは感情というかけがえのないものです。 小学校時代、中学校時代、全力で生きた子たちは卒業式に何を感じるでしょうか。 友人と離れる切なさ、新しい生活への期待感、思い出される苦しかった日々、楽しかった行事。 情緒が生まれなければ社会や他人に対して心のセンサーが働かず、どうして思いやりの心が生まれるでしょうか。 だから一所懸命生きる、一所懸命勉強する、一所懸命仕事をする、私はそれは意味のあることだと思っております。 塾は一所懸命勉強する生徒を応援しております。 しっかりセンサーを働かせて、困っている生徒をフォローする。 先生!先生!と言える生徒ばかりではありません。 そういう生徒たちのしぐさや視線をキャッチできるようアンテナを張っております。 さて、話は変わりますが都立高校一般入試まであと1週間です。 焦っている時こそ、冷静であれ。 平常時にこそ、アンテナを張れ。 あと1週間、困っていることがあったら何でも相談してください。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.02.14 NEXT BACK