都立分割前期倍率 [教室長:松本] 強い寒波の到来とともに、都立分割前期試験の倍率が出ました。 まだ志願変更前ですので、多少の変動はあるかと思いますが、現時点での倍率です。 【昨年の倍率との比較】 令和6年度→令和7年度 〇 町田高等学校 1.42倍→1.12倍 〇 狛江高等学校 1.61倍→1.85倍 〇 成瀬高等学校 1.13倍→1.48倍 〇 松が谷高等学校 ・普通科 1.36倍→1.38倍 ・外国語コース 1.45倍→0.95倍 〇 小川高等学校 1.24倍→1.15倍 〇 片倉高等学校 1.22倍→1.23倍 〇 山崎高等学校 1.12倍→0.61倍 〇 永山高等学校 1.28倍→0.90倍 〇 野津田高等学校 0.61倍→0.51倍 〇 町田工科高等学校 1.05倍→1.05倍 〇 町田総合高等学校 1.03倍→0.97倍 〇 若葉総合高等学校 1.25倍→1.04倍 〇 工芸高等学校 1.44倍→1.52倍 山崎高校、永山高校と小川高校はもう少し倍率上がる気がします。 成瀬高校と松が谷高校から小川高校に志願変更される方が一定数いると予想されます。 高倍率の高校を受ける生徒たちは、当然ですがナーバスになります。 逆に倍率が1.00倍をきった生徒たちは、気持ちにゆるみが生じます。 それは普通のことです。 彼らに私から伝えたいこと。 まず、1.00倍をきった高校を受ける生徒は油断しないこと。油断したら負けです。 高倍率の高校を受ける生徒たちへ どんなに高倍率でも、そこを突破できると思って進路指導してきました。 不安なら勉強してください。 例えば社会。キーワードを整理して体系化してください。 「法」 十七条の憲法、班田収授法、墾田永年私財法、御成敗式目、分国法、武家諸法度、公家諸法度、慶安の御触書、五箇条のご誓文、プロイセン憲法、大日本帝国憲法、ワイマール憲法、治安維持法、普通選挙法、国家総動員法、日本国憲法、男女雇用機会均等法、男女共同参画社会基本法 [権] 世界人権宣言、国際人権規約、平等権、自由権、社会権(生存権)、環境権、参政権、労働三権(団体行動権、団体交渉権、団結権) [教] 仏教(タイ)、キリスト教(ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア)、イスラム教(西アジア及びマレーシア・インドネシア)、ヒンドゥー教(インド)、儒教、真言宗、天台宗、浄土宗、浄土真宗、朱子学、陽明学 まだまだ[乱][改革][主義][政治][戦争][気候][山や川][産業]など、まとめられることは山ほどあります。 国際河川と言えば、ドイツ・オランダを流れるライン川一択です。石油はほぼイスラム圏です。米はタイ、バナナはフィリピン、ピーマンは宮崎、レタスは長野、眼鏡は福井。夏に降水量が少ないのが地中海性気候、西岸海洋性気候は降水量が一定。 きりがありません。 理科であれば、苦手な単元に着手してください。 動物の体、地震、水溶液、回路図、イオン、天体など。 何も考えられないならば、漢字練習帳を開いて練習してください。 長かった受験勉強も去年の春期講習に始まり、夏期講習、日帰り合宿勉強会、冬期講習を経て、あと残り3週間です! 大丈夫、力をつけてきました。 誇りを持って、1日1日を過ごしてください。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.02.08 過去問の積み重ね! 学年末テスト対策授業で時間を確保!! [代表:宮谷] いま各教室の受験生は、過去問題演習を重ねています。 生徒さんにより作戦は異なりますが、 ①科目を絞って経験を積み重ねる。 ②受験科目を順番に。 この2パターンで実施しています。 とある中学3年生です。偏差値45の学校を目指しています。 最新の令和6年度の数学から、過去に遡って実施していきました。 最初は40点を切る状態でしたが、6-7年経験を重ねることで60点台半ばまで来ました。 大問1の46点を満点取れるようになってきたことが大きいです。その他の大問1も(1)は正解出来るようになりました。 生徒も、最初は基礎計算で間違えたり、他の大問で得点が取れなかったりでがっかりしていたのですが、少しずつ手応えを感じてきたようです。 数学の平均点は年度によりブレはありますが60-65点です。 おおよそ偏差値50の学校を受けられる実力が付いたことになります。 ただし、受験問題というのは年度ごとに難易度の波があるので、安定的に65点取れるようにしていかなければなりません。 ※偏差値55の学校であれば、70-75点必要です。 また、当然ながら数学がそういった状況になっただけで、他の科目も同じ状況に持っていく必要があります。 今は理科を同じ状況にすべく頑張っています。数学と同じ年数を重ねていますが、まだ手応えを得る領域までいっていません。 ただ、都立過去問題はあまり過去にもさかのぼれない(教科書の内容が変わっている)ので、他府県の同レベルの問題にも取り組んでいくなど、対策もバリエーションが必要です。 あと2週間ですが、受験生は学年末テスト対策授業で過去問演習を実施できますので、積極的に参加して下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.02.07 昨年の応募状況 [教室長:松本] 寒いですね。 本日2月5日(水)に都立分割前期募集の出願が締め切られました。 応募状況(倍率)は数日以内に公表されます。 昨年は2月8日、志願変更後の最終倍率は2月14日に公表されました。 それでは、昨年の最終倍率をご覧ください。 ※カッコは志願変更による変動 〇 町田高等学校 1.42倍(-0.03) 〇 狛江高等学校 1.61倍(-0.05) 〇 成瀬高等学校 1.13倍(+0.07) 〇 芦花高等学校 2.07倍(-0.05) 〇 松が谷高等学校 ・普通科 1.36倍(+0.04) ・外国語コース 1.45倍(±0) 〇 小川高等学校 1.24倍(-0.02) 〇 片倉高等学校 ・普通科 1.22倍(+002) ・造形美術 1.18倍(+0.05) 〇 山崎高等学校 1.12倍(+0.04) 〇 永山高等学校 1.28倍(-0.01) 〇 野津田高等学校 0.61倍(+0.04) 〇 町田工科高等学校 1.05倍(+0.05) 〇 町田総合高等学校 1.03倍(+0.05) 〇 若葉総合高等学校 1.25倍(+0.01) 〇 工芸高等学校 1.44倍 今年は人気校は1.20倍から1.40倍、その他は1.00倍から1.15倍におさまりそうで、倍率は昨年と大きく変わらないのではないかと思います。つまり、まったく油断できないということです。 なんとか全員第一志望校に合格してほしいと思います。 さて、これから受験生になる皆さんは3学期学年末テストに向けて頑張りましょう。各教室のテスト対策授業席数も徐々に埋まってきました。 特に中2の生徒さんは受験生になるという意識をもってご参加ください。 寒いけど頑張りましょう!!! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.02.05 推薦入試に受かった生徒たちへ [教室長:松本] 私立、都立の推薦入試に合格された生徒さんたち、本当におめでとうございます。 中学校時代の定期テストに費やした時間と努力、提出物の期限を守ったこと、部活、委員会などで活躍したこと、友人関係で悩んだことなど、そのすべての結晶かと思います。 本当におめでとうございます! でもちょっと待ってください。 周りを見渡せば、まだ入試を控えている生徒がたくさんおります。猛烈に受験勉強をしております。 君たちは彼らと同じ高校1年生になり、まずは入学早々に3教科のテストがあり、中学校と同じように1学期には中間テスト、期末テストがあります。 せっかく推薦入試で合格しても、高校1年生からつまづいてしまったら意味がありません。 「燃え尽き症候群」は自ら避けなければいけません。 高校合格は一つのステップであり、次なるステップ、目標を設定していくことが大切だと思うのです。 長い目で人生を見たとき、「達成して終わり」というものはないと思います。 何かを達成した後、その先の目標を設定できるかどうか、それが今試されているのです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.02.04 神経芽腫の治療のためのCAR-T療法をご存知ですか? [代表:宮谷] 今朝Yahoo!ニュースを見て、涙が出てきました。 小児がんと闘う9歳の少女、日本では“救えない”幼い命…医師の苦悩と奮闘 「1日でも早く、国内で最新の治療を」 https://news.yahoo.co.jp/articles/4ab51e96dc9cd18b3be84d02c071adca77c8cd45 世の中に難病は数多くありますが、子供が難病に罹患する話を見聞きするたびに心を痛めます。 何に心を痛めているかと言うと、 まず一つ目は、何万人、何十万人に一人という難病に出会ってしまうその偶然性にです。 世の中は不公平だなといつも感じます。よりによって、なぜこれから長い人生を歩んで楽しんでいく子どもと難病を出会わせるのか? もちろん大人だから難病に出会って良いというわけではありませんが、子供の罹患は特に辛く感じます。 また、治療法が無い場合はさらに心を痛めます。 これだけ医学や科学が発展した世の中でも分からないことが沢山ある。 もちろん、これからAIを始めとした技術の進歩で、より多くの治療法や病気の原因は分かると思うのですが、現時点では無いわけです。 その他にも、記事にあるように日本では認められていなかったり、対応する病院が無い治療法もあります。 そして、何よりも治療法があったとしても、指定難病であれば医療費の補助が出ますが、そうでなければ補助は無い…。 毎回保護者の方々がクラウドファンディングで数千万、数億円の医療費を集めなければなりません。 保護者さんの苦労や、お子さんの進行する病気に対し、もっとクイックに対処してあげられるような施策を国に求めたいですね。 自分が出来ることは何だろう?と考えると、いま目先では関係機関への募金やこういった情報発信しかありません。 学習塾という立場で言うと、子供たちに当教室の学習支援を通じ、沢山・楽しく勉強してもらい、将来こういった医学分野へ進んでくれたり、成功して世の中に大きな貢献が出来るような人が育てば良いなと思います。 ちなみに、記事にある少女とおなじ用に海外で神経芽腫の治療のためのCAR-T療法を希望されているお子様のクラウドファンディングがあります。私も先ほど支援させて頂きました。 神経芽腫と闘うこはるちゃんのための 海外CAR-T療法支援プロジェクト https://for-good.net/project/1001409?t=1738063952 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2025.02.04 NEXT BACK