50代で宅建合格! [代表:宮谷] ニュースで自分より年上や同年代の人が頑張っているのを見ると、自分も刺激を受けることがあります。 最近は、柔道家の小川直也さんが宅建に合格されたニュースがありました。 柔道家・小川直也氏、超難関資格を取得していた 50代から挑戦、4回目でようやく「気持ち的には結構やられた」 https://news.yahoo.co.jp/articles/bf443772648912485dc6d78fb469e118310a1f4e 宅建は合格率が20%に満たない難関の資格です。その試験を50歳を越えた小川さんが合格されたこと、素晴らしいなと思います。 過去に知人数名が会社勤めしながらチャレンジしている姿を見たことがありますが、「合格」した話は聞いてことがありません。 なんせ宅建で取り扱う法律は「宅地建物取引業法」 ですから、場合により数億-数十億円の宅地や建物を扱うこともあるので、生半可な知識ではトラブルを起こしてしまいます。※もちろん数億円の案件は弁護士やその他複数人で確認をしますが… それくらい様々な知識が必要な資格ということです。 小川さんの記事を読んで「その通りだな」と思ったのが、以下のくだりです。 それまでは「過去問に逃げようとする自分がいた。逃げてたんですね。すぐ問題集をやりたくなって」と過去問ばかりを解いていたというが「柔道をやっているとまず基本。いきなり試合はやらないでしょ?」と、基礎重視の参考書を徹底的に読み込んだという。それにより基礎力がつき、4度目で見事合格を勝ち取った。 基礎を大事にされたからこそ、今回の合格があったとのことです。 セルモに通っている生徒さんたちにも、この基本を大切にする心を育んで欲しいと思います。 例えば途中式をきちんと書く、図形を書いて条件を落とし込む、そういった手順を飛ばす生徒さんが最近増えました。面倒なことは避けて、なんとか都合よく解きたいという気持ちが勝ってしまうわけです。 しかし、人間の脳で処理や記憶が出来る情報量は僅かなものです。 きちんと手順を踏む生徒さんのほうが、圧倒的に精度が高くスピードも早いです。 また、受験生は「基礎問題演習」や、「受験問題の分析と」いった合格のためのやるべきことを手順通り取り組んで下さい。 早速日帰り合宿勉強会のお申し込みを頂いておりますが、まずは基礎・基本を徹底していきます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.10.17 マイコプラズマ肺炎他、季節性の病気に注意! [代表:宮谷] すでに多くの報道が出ていますが、マイコプラズマ肺炎が全国的に流行の兆しとのこと。 患者数「過去最多」で……“みなしマイコ”も マイコプラズマ肺炎、検査キットが不足 20・30代でも増加 見分け方は? https://news.ntv.co.jp/category/society/fbb7b3bba3d44ba88439c30d7790bcd6 マイコプラズマ肺炎は、咳の症状もありますが、弛張熱(しちょうねつ)という「熱が上がったり・下がったりする症状」も特徴で、朝発熱は無いと思ったら、夕方になり発熱すしたりするようです。 過去に罹患した生徒さんも、最初は風邪の診断で、熱症状がなかなか改善しないのでセカンドオピニオンを受けたら、マイコプラズマ肺炎と診断されたとのことでした。 検査キットで判明するようですが、上のニュースにもある通り検査キットが不足しており、「みなし診断」を受けているようです。 受験期に突入しましたので、出来るだけ生徒さんたちには健康にお過ごし頂きたいと思います。 一方で、空気がだんだんと乾燥してきますので、マイコプラズマ肺炎以外にも様々な病気を防いでいかなければなりません。 新型コロナウィルスもありますが、インフルエンザ・百日咳など、これからの時期様々な症状がありますね。 手洗い・うがい・マスク・換気していくのが一番ですので、各教室では入退室時の手洗いの徹底や空気清浄機や換気システムをきちんとオペレーションしていきたいと思います。 場合により咳が継続的に出る生徒さんには早退頂く場合もございますので、ご理解のほどよろしくお願いします。早退の場合は、後日振替授業を実施しますのでご安心下さい。 マスクの着用は任意とさせて頂いておりますが、お子様の顔のサイズにあったものを常備して頂けますようお願い申し上げます(※カバンの中に数枚入れておきましょう。) カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.10.16 加速する宇宙開発競争! 理系を目指す生徒さんは注目!! [代表:宮谷] すでにSNS等でその映像をご覧になった方も多いと思いますが、スペースX社の新型巨大宇宙船「スターシップ」が発射に成功し、さらにロケット部分の再利用を目的として、発射台に帰還させキャッチするという大技を成功させました。 出処:スペースX社 【速報】スターシップ ロケット空中キャッチに成功 5回目の打ち上げ スーパーヘビーがメカジラに帰還 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3b776e95f610605e7c1ff0a7db06ceb3d49606c1 すでにロケット自体の帰還は成功していましたが、発射台でキャッチするというのが今回の新たな成功です。 出処:スペースX社 現在、宇宙ロケットの開発競争はアメリカ・日本・ヨーロッパ・中国・インド・韓国と多くの国が参入しています。 位置衛星・通信衛星・気象衛星など、様々な衛星が一般生活や各国の軍事・安全管理に活用されているからです。 スペースX社が飛ばした衛星によるスターリンクという高速衛星通信サービスは、月額1万円程度で高速インターネットが使えるので、日本の被災地でも大いに活用されていますね。有人宇宙旅行の募集も開始されています。 出処:スターリンク社 ところで、個人的にはこのロケットの再利用には疑問があり、宇宙ロケットはロケット部分が一番高価なため、再利用出来たらコストが下がるということでしょうが、高温で熱せられたロケットを再利用することは、新造するより大変なのでは無いか?ということです。 実際の日本のロケット会社の代表である稲川貴大さんが試算した所、10%程度のコスト削減にしかならないとのことでした。 ↓分析資料 https://note.com/ina111/n/nf78cf6cff393 再利用による安全性の低下もあるでしょうから、再利用が一概にも良いとは言えないようです。 私の意見ではありますが、この再利用プロジェクトで一番の成果は「ロケットの制御技術が飛躍的に向上」したことでは無いか?と考えます。 ロケットが着陸するには、ロケット自体の重さはもちろんのこと、地形や風・気温などあらゆる条件を考慮しなければなりません。そういった知見が高まることで、将来の有人飛行・旅行や惑星への着陸に活用出来るのでは無いでしょうか? ちなみに、月への有人着陸は1969年にアメリカのアポロ11号が成功していますが、1972年のアポロ17号を最後として以降誰もチャレンジしていません。無人での月への着陸は各国が何回か成功しています。 これは主にコスト面の問題とされていましたが、ここ数年で再び月面への有人飛行を検討するプロジェクトがいくつか動き始めているそうです。アメリカのアルテミス計画や中国でも独自の計画が立ち上がっています。 アルテミス計画の目的は、月への再有人探査を通じて持続可能な宇宙探査への基盤を築くことだそうですが、持続可能な宇宙探査とは何を指すのか曖昧なところがあり、アルテミス計画は延期を重ねています。 スターリンクのように、実利の有るサービスが宇宙開発の中心になりそうです。いずれにせよ、理系を目指す生徒さんにとってはとても興味のある話です。 最後に、宇宙開発競争の特番がありましたのでリンクを貼っておきます。 なかなか興味深い取材でしたので、是非親子でご覧下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.10.14 過去問題のオンラインレビュー会を開催! 大きな壁を乗り越えよう! [代表:宮谷] 昨日は、オンラインで中学3年生の皆さんと保護者さんに、昨年度の東京都立高校と東海大学付属相模高校の入試問題の概要を説明しました。 令和6年度の平均点や、来年度の難易度予測、各科目の問題の特徴や勉強法をお話しました。数学の計算問題は、解き方見本を示しましたが説明会終了後に「あそこまで丁寧に解かないといけないのですね!」と保護者様からご感想を頂きました。 説明会に参加して頂いた皆さんは ①分量 ②内容 ともに、「努力を積み重ねないと解けない。」ということが理解して頂けたかと思います。 特に、都立高校を受験する皆さんは、理科・社会の壁をどう乗り越えるかが課題になります。 しかし、壁が高いからと言って諦めるのは簡単です。 この高い壁を努力を積み重ねて越えた先に、「自信」が生まれます。 「自信」というのは、壁を乗り越えた先にあるものと考えます。 自信が身につかないと、学校生活はもちろん、その先にある人生を力強く生きていけませんよね。 最近は、「嫌なことは避ける。」「出来なかったらすぐに諦める。」といった風潮が強くなってきています。 ゲームをリセットするかの如く諦めてしまうと、忍耐力・継続力が身につきません。 来週からは「面接練習会」「作文練習会」と連続して受験対策を行っていきます。 すでに時間帯によっては満席となっていますので、受験生の方はお早めにお申し込みをお願いします。 なお、昨日の過去問題のオンラインレビューですが、都合で参加出来なかった方に録画がございます。 ご希望の方は、教室LINEもしくはTunasyまでご連絡下さい。 リンクをお送りいたします。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.10.13 来年度からの中学校新教科書発表! 英語が一番要注意! [代表:宮谷] 10月1日に、令和7年度からの中学校新教科書が公表されました。 上の画像は町田市で採択された光村図書の国語の教科書ですが、今日は英語の教科書に注目したいと思います。 その理由は明確です。 本blogでは、小学校と中学校の英語学習の連携が悪く、中学校の初期段階から英語に全くついていけない生徒さんが多いとお伝えしています。 本来、小学校で基本的な文法や単語を学んで覚えてから中学校に進学しなければならないのですが、現状の小学校ではそのような授業が出来ていないことが多いです。 時間が足りない、指導する人がいない、など色々原因があります。 ご家庭で自主的に学ぶか、塾や英会話教室で学ぶ必要があります。単語も練習・暗記が必要ですが、小学校ではそのような時間を取っている先生は極めて少数です。 塾や英会話教室でも練習の時間確保が難しい場合も多いので、単語や熟語は自宅学習必須です。 このような結果、対策を取っていない生徒さんは、中学1年生の初期段階でつまずき、その後3年生まで低空飛行の状態が続きます。 すでに全国各地の中学校では、1学期の定期テストの平均点が大幅に下落しています。 中学1年生の1学期中間テストの英語平均点が70-80点というのは遠い過去で、すでに60点を切っている学校が大半です。初回から40点代の学校も。 さて、本題の新教科書。 町田市は今回の教科書採択で英語の教科書メーカーが変わります。 今回は三省堂のNEW CROWNです。 https://tb.sanseido-publ.co.jp/07ncpr/ しかし、町田市は英語の教科書メーカーがよく変わりますね(笑)。指導する側は大変です。 教科書のダイジェストがメーカーのHPにあります。 Starterという単元が一番最初にあり、小学校と中学校の英語をつなげます。 そのStarter1を見てみると、一番最初の表現は 「What subject do you like?」 「I like English. How about you?」 とあります。 疑問詞(What)の後に名詞(subject)が付く特別なパターンの疑問文が初っ端から登場します。 動詞は一般動詞です。Starter1-4の間に、いくつかの会話表現がありますが、これはすべて小学校で学んだことになっていますが、果たして理解出来ている生徒さんはどの程度いるでしょうか。 その後、Starter5から小学生で学んだ英単語の復習が一部登場します。こちらもスペルを暗記している生徒さんはどの程度いるでしょうか。Orangeと書けるかどうか、小学校5/6年生の保護者さんは生徒さんに確認してみて下さい。 では、このStarterを中学校の先生が実際に授業を実施し、内容をサポートしてくれるか? 少し怪しいとお考え下さい。 今までの経験上、飛ばしてしまう先生は結構多いです。 「えー!中学校でも指導を飛ばすの?」と思われるかもしれませんが、教科書すべてをきめ細かく授業したら、今の倍の時間が掛かります。 頑張っている先生で7-8割位とお考え下さい。 ということで、現6年生の生徒さんは最低限の文法と単語は習得してから中学校に進学しましょう。 進学後の余裕が全然違うと思いますよ。 5年生の生徒さんも、早めに着手して準備を進めていきましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.10.09 NEXT BACK