セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

新年度授業初日、事故・事件の教訓から学ぶこと。 [代表:宮谷]

本日から通常授業・冬期講習再開です。

授業中の学生のイラスト


さて、新年から大規模地震、航空機衝突事故、秋葉原駅での殺傷事件・・と、悪いニュースが続きます。

ニュース番組・ワイドショーのイラスト


悪いニュースが続いて気持ちがゲンナリなりますが、ここは冷静に事故・事件から学ぶ教訓を大切にしたいところです。

ファクトチェックをする人のイラスト(男性)


羽田空港のJAL機と海上保安庁機の追突事故、JAL機は奇跡的に乗客・乗員の方が全員無事でした。

着陸した飛行機のイラスト


海上保安庁機の乗員の方が5名亡くなり、機長も重症とのことで、この点だけが本当に悔やまれます。


JAL機の乗客の方は足を挫いたり、煙を吸い込んで気持ち悪くなった人はいたようですが、あれ程の炎上事故でこの状況は奇跡です。


しかし、日頃から厳しい訓練を受けている乗務員の方がいるからこそ、この奇跡は起こったのだと思います。

避難する人と避難誘導する人のイラスト(ヘルメット)


空港の復旧も事故が起こった滑走路以外は速やかに運行を再開したのも良かったですし、他の空港や様々な交通機関の協力で、その後は混乱が収束に向かったのも良かったです。


こういったことも普段から様々なことを想定・検討しているからこそ速やかに対応出来たのでしょう。つまり想像力です。

消火訓練・防災訓練のイラスト


普段から生徒さん達には、様々なことを想定して活動・勉強して欲しいなと考えていますが、今回の事故を見て、改めて自分たち大人も様々なことを想像して生活・仕事していく必要があるなと痛感しました。


子供たちと吹き出しのイラスト

想像して準備しておく、そしていざと言う時は即断即決で動けるのが理想です。


セルモの学習サポートが、子供たちの想像力育成の一助になれば幸いです。

2024年新年のご挨拶 [代表:宮谷]

2024年・新年が明けました。


本来はおめでたい気持ちをお伝えしたいところでしたが、新年から大きな災害と事故が続きご挨拶を控えておりました。


まず石川県を中心とした北陸地方の大地震ですが、まだ救助を待っている方々が沢山いらっしゃいますので、少しでも早い救助を祈りたいと思います。


能登半島では群発的な地震活動が続いていましたが、今回の地震は地下深部のマントルから300度ともいわれる高温の流体が上昇し、岩盤が滑りやすくなって一連の地震を起こしているとのことでした。


南海トラフ巨大地震の発生が近づくと、内陸部で断層のひずみが蓄積し、弱いエリアで地震活動が活発になるということですので、日本に住み続ける限りは、災害に強い地盤と住居に住むしか無いのでしょう。また、地震保険や火災保険など保険への対処も重要と言えます。


昨夕起こった羽田空港の航空機の衝突事故も衝撃でした。どういう原因で衝突したのかは判明していませんが、これだけシステムが発達・発展した現在においても、こういった事故が起こってしまいます。


昨日は親戚の家に正月の挨拶に行っておりましたが、その帰りに車を運転していると、一方通行を逆走してくる車があるなど、やはり最後はヒューマンエラーをいかに防ぐかということでしょう。これから高齢化社会がますます進む中で、交通インフラの維持を如何に進めていくか、非常に大きなテーマと感じました。


日本社会は様々な社会的問題を抱えていますが、一人ひとりの大人がその自覚と責任を持って行動しないといけないな・・と改めて痛感した年始でした。


子供たちはその大人の責任の元で学んでいくわけですから、私達も保護者様と協力して、一人ひとりの子供たちが自立して活躍出来るようしっかりサポートしていきたいと思います。


教室は明日から通常授業・冬期講習を再開いたします。健康に留意して一つひとつの学習に丁寧に取り組んでいきましょう。


(ご連絡)

・北陸地方の地震や、羽田空港の事故で登校に影響がある場合は教室まで予めお知らせくださいませ。

受験生の年末年始の過ごし方! [代表:宮谷]

昨日で年内の全ての授業が終了しました。

最終日も冬期講習で登校してくれた生徒みんなが集中して勉強してくれました。

さて、受験生は年末年始と6日間塾はお休みですが、「6日間何をするの?」と聞くと、黙る生徒さんが多かったです(苦笑)。


何もしないで6日間過ごす生徒さんはいないと思いますが、「2〜3日はのんびりしようかな?お正月から勉強しよう!」と思っている人がいるかもしれません。

受験生でこのようにのんびりしてしまうと、休んだあとに勉強の調子を取り戻すのに苦労します。

それにお正月は誘惑が多く、勉強に取り組めない可能性が高いです。

無茶な勉強はする必要はありませんが、規則正しい生活・勉強時間を過ごしたいですね。


冬期講習で実施したように、まずは英単語や漢字トレーニングを実施し、心を整える。

その後、まだ進められていない合宿勉強会のテキストを1日の中で各科目30〜45分×2セットやるような感じが良いのでは無いでしょうか。


各科目の合間に過去問をやってみるのも良いと思います。

数学は大問1をまずは満点取れるように頑張ってください。


理科は大問1は各自5〜6年学習しましたので、大問2を実施しましょう。解説はyoutubeの「あそーch」を活用してください。


社会は大問2と4を実施していますので、大問1と3が良いでしょう。


推薦入試を受ける生徒さんは、合間に作文の練習も良いですね。


上記の内容で12時間位にはなるはずです。

7時に起きて合間食事休憩などを挟み、夜まで充実した時間を過ごせるはずです。合宿勉強会の集中を思い出して頑張ってください。


決して「昼まで寝る・・。」という自堕落な生活はやめましょう。


保護者さんはお子様が起きなければ、必ず起こしてください。勉強時間=成績は否定出来ない事実です。上記の内容を生徒さんに見せてください。

合間に息抜きに神社に合格祈願なども良いかもしれませんね。神頼みも大事です(笑)。


それでは合格獲得に向け、充実した年末年始をお過ごしください。

冬期講習Day3! 勉強の悪習慣を改善しよう! [代表:宮谷]

冬期講習3日目を終えました!

「冬期講習」のイラスト文字

すで10コマ以上受講した生徒さんもいます!

ヘッドホンをして勉強をする人のイラスト(男性)

皆、集中して頑張ってますよ。

都立受験生は理科と社会大問実践と、間違えた問題の解説・範囲の基礎知識の復習・問題集演習と体系的に学習しています。


見ていると、社会は地理が苦手な生徒さんが多いですね〜。

宝の地図のイラスト

まずエリアと国名が紐づいていません。


例えば、イギリスはヨーロッパの主要国ですが、その事自体が認識出来ていなかったり、イギリスの首都がロンドンであることを把握していない生徒さんも多いです。

ハワイ諸島のイラスト

イギリスと言えば、ヨーロッパの主要国の一つとして、ヨーロッパの近代化の流れの中で世界中に多くの植民地を作りました。


そういったことは歴史でも学ぶわけですが、その際にイギリスの位置や首都名は覚えておくべきでした。

マップピンのイラスト「影付き」

つまり、地理や歴史は知識を関連づけて覚えるのがコツになりますが、それぞれを一事象としてしか捉えていないので、情報が繋がっていません。


国名が出てきたら、まずは地図で場所を確認したり、首都名や大きな河川・山脈名を見ておく・・、そういった勉強にしたいものです。


そのためには、小学生からの習慣付けが大事ですね。

集中して勉強をする人のイラスト(女性)

いずれにせよ、受験生にも地図の再確認をしてもらっています。セルモのレクチャー解説の地理は、必ず国名と首都名の確認をするようになっていますので、しっかりプリントに書き込んでください。


その他気になっているのが、数学の復習に取り組んでいる生徒さん達です。

勉強が不調な人のイラスト(男性)

主に中学1年生に多いですが、共通している特徴として・・


・字が小さい

・式をきちんと書かない(暗算が多い)


この2つがとても目立ちます。


字が小さいことは、数字や符号のご認識に繋がります。特に、マイナスをはっきり書かないので符号のミスが多いです。

今年の漢字のテンプレート

式を書かない生徒さんは「暗算では中学校の数学は正解しない。」という認識を、そろそろ強く持つべきでしょう。


解法が分かっていないケースも多いですが、それよりも式の精度が悪くて正解しない生徒さんのほうが多いです。


計算式だけではありません。

勉強をする女の子のイラスト

数直線を書いたり、文章題の条件をノートに落とし込んで整理をしたり、頭の中ではなくノートに情報を落として整理して解く習慣を身に付けて欲しいです。


いずれにせよ、冬休みはあっという間に終わりますので、良き学習習慣を身に付けていきましょう。

冬期講習初日終了! 受験生の理科・社会カリキュラムを急遽強化!! [代表:宮谷]

昨日から冬期講習が開始されました!

受験生は、都立受験生の多くが理科・社会の受講でしたが、冬期講習開始直前に各教室長と相談し「急遽、強化したカリキュラム!」を実施しました。

本来は問題集中心に実施する予定でしたが、11月から実施している「日帰り合宿勉強会」の実施状況を分析すると、あまりにも多くの生徒さんが基本の大問が解けない事実が分かりました。

本来は1月中旬から過去問演習は実施するのですが、「このままでは解けるようにならない。時間が足りない。」と判断し、冬期講習の各コマの約半分の時間を利用し、理科は大問1、社会は大問2,4という必ず得点しなければいけない大問の理解促進メニューを実施することにしました。

実施後に解説→関連知識の復習という流れを作り、それが終わった生徒さんから当初予定していた問題集演習を進めました。


結果的には、急遽でしたが変更して良かったと思います。生徒さんが、自分の現状認識をより強く持つことが出来、実施中も本当に真剣に取り組んでくれました。

ちなみに、なぜここまで大問演習が解けなくなっているのかというと、2021年に改訂された学習指導要領の内容が膨大過ぎることが影響しています。


特に理科は中身が多いのですが、学校の授業も超高速で進むので、多くの生徒さんが「理科が分からない。→段々と興味を無くす。」という状態になっているからです。


生徒さん達に聞いても、「先生が何か難しいことを、早口で説明しているだけ。」と感じている生徒さんが多いです。

勉強が分からない男の子のイラスト

興味が無く授業も聞いていなければ、定期テストもテスト前の付け焼刃的な学習になってしまい、時間が経過すると忘れますよね。


また、もう一つ理由があると考えます。新しい指導要領は、「考える力を伸ばす。」という目的・目標があります。

実施した社会の大問2,4の問題を読むと、知識を複合的に組み合わせないと絶対に解けない問題になっており、基礎知識はあって当たり前で、さらにこういった種類の問題を解き慣れていない生徒さんには、全く刃が立たない状況になっているのです。

さて、受験生以外の学年の皆さんには、写真にあるように生徒さんの課題に応じたカリキュラムを実施しています。一例です。

・小学校3年生のT君 → 小学5年生から実施のクラウンジュニアを使って小学生英語の予備学習を実施。まだアルファベットの大文字・小文字のバランスや、単語間のスペースの取り方に課題がありますが、一所懸命練習してくれました。

・小学校5年生のAさん → 英語をまだ本格的に勉強していないので、中学校進学に向けて大文字・小文字を四線に書く練習から実施。綺麗に書けていましたが、スピードに課題があるので次回以降改善していきましょう。

・中学1年生のYさん → 英語の文法の総復習をこの冬休みから実施します。とても真剣に取り組んでくれたでの順調に進み、この1日で5月下旬までに学習した文法の復習に取り組めました。冬休み中に何とか文法だけは全て復習を終わらせたいところです。生徒さんとは、もうちょっと早く塾に来ておけばよかったね(笑)。と話をしています。

・小学4年生のK君 → 半年以上掛けて、3年生・4年生の算数を復習してきました。苦手な算数でしたが、以前だと自力で解けない問題もきちんと読解して解けるようになってきました。いつもはノートが課題でしたが、今日は丁寧に書いていくれたのでこれを続けていこう。もう少しで学校の範囲に追いつきます。


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