セルモの教室長BLOG

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【受験対策】第8回 受験生日帰り合宿勉強会レポート

2月3日(土)に実施した日帰り合宿勉強会を報告いたします。会場はぽっぽ町田でした。

前回に引き続き、英語・国語・社会の都立過去問題演習を実施しました。


すでに推薦入試で合格された生徒さんは学年末テストに向けてワークを実施して頂きましたが、解説時は一緒に聞いてもらい、内容の把握に努めてもらっています。


なお、今回は難易度が高く説明に非常に時間を要する社会から実施しました。


今回は各問題ともに令和3年度入試となります。


(社会)

・得点結果を振り返ると、多くの生徒さんにとって社会がボトルネックになっているのが分かります。


英語や国語の選択問題は、選択問題のコツがわかっていればある程度解ける問題も多いのですが、社会の場合は消去法で解くにしても、基礎知識が無いと全く対応出来ません。


本日は一問ずつ詳細に「得るべき知識のポイント」を解説しました。今までの回でも、ある程度出題可能性が高い分野について説明してきましたが、現時点では多くの生徒さんがその該当箇所の学習が不十分なので、残り期間で今一度教科書の読み直し、問題週の実施を行うよう指示しました。


明日日曜日は、必ず社会の学習に時間を割くようにお願いします。


なお、社会については本日説明した資料をメールにてクラウド保存場所の案内をいたしました。参加者の方はダウンロードして学習に役立てて下さい。


※絶対に明日中に主要な地図記号は覚えましょう。

※歴史は特に飛鳥から室町時代を徹底して学習しましょう。

※地理は、日本の都道府県・県庁所在地、世界の主要国の首都名、そしてそれらの気候や産業・農業の特徴など、今更ですが覚えきれていない人は速やかに取り組んで下さい。

※公民は憲法・法律分野の出題可能性が高いので、教科書要熟読です。


(英語)

・英語も得点をあげられない生徒さんは、今一度落ち着いて本日説明した手順で問題にアプローチして下さい。


会話文や長文が多く、問題を解く前から身構えていますが、まずは設問の内容を確認する(設問の候補は読まない)、段落番号を振ったり、日本語訳のある単語は書き写したり、といった問題アプローチの作法をしっかり実践して下さい。


今日説明した通り、客観的に分析していくと、明らかに間違えている選択肢は除外出来るはずです。


英語は今後の合宿勉強会で解く時間の無い、平成30年以前の過去問題を実施しましょう。また、後期試験の問題も良いでしょう。


(国語)

・国語は現時点で、まだ漢字の跳ねが書けていない生徒さんが数名いらっしゃいます。そろそろ書いて下さい(笑)。


解説は時間の都合で物語文を中心に行いましたが、国語は英語や社会以上に明らかな誤答の選択肢が判断しやすいです。


明らかな間違えが入っている設問が2問、小さい間違えが入っている設問が1問あるので、それらを除外すると正解出来ます。


いずれにせよ、国語は平均点が60点後半から70点前半となりますので、国語の得意・不得意は関係なく得点をあげていかないとどうしようもありません。


辛抱強く過去問や問題集に取り組みましょう。過去問は英語と同じ範囲で大丈夫です。

都立推薦入試の面接内容 [教室長:松本]

さて、今回は面接内容をご紹介致します。

王道の質問から変化球のような質問までありますが、やはり準備をしておくことが大切です。答える内容も大切ですが、やはり準備して練習してきたことが評価のポイントではないでしょうか。


(令和6年度都立推薦入試の主な質問内容)

※町田市周辺高校


・志望動機はなんですか

・本校を知ったきっかけ

・説明会に来たことはありますか

・説明会で校長が言っていた本校に望ましい生徒像とは

・説明会以外で学校には来ましたか


・中学校でが頑張ったこと

・中学校で大変だったこと

・中学校で貢献したこと

・中学校の特色は

・中学で一番印象に残っていること

・得意な教科・不得意な教科

・委員会・部活動を通して学んだこと

・部活動で大変だったこと

・部活動で失敗したことと、その改善方法は

・行事などで自分が中心になってやったこと


・あなたは校則についてどう思うか

・校則があることで学校がどのようになりますか

・中学で校則は守ってきたか

・なぜ校則やルールがあると思うか

・全員が気持ちよく学生生活を送るにはどんなルールがあればいいか(2、3個)


・卒業後の進路

・将来の夢のために今やっていること

・高校に入って何の行事が楽しみか

・高校で頑張りたいこと

・5教科で将来につなげられる科目は


・長所と短所

・遠足のバスの移動時間が合計4時間でクラスの仲を深めるには

・行事でクラスがまとまらない時どうするか

・部活動に来ない人がいたらどうするか

・なぜ全日制の普通科を選びましたか

・気になっているニュース

・自己PRを1分で

・自己PR(2分間)

・最後に一言


だいたい上記の内容でした。つまり、過去(中学校時代)・現在(志望動機や高校で頑張りたいこと)・未来(卒業後の進路) + アルファ」です。


個別学習のセルモ町田校では毎年、宮谷代表が中心となって面接・作文対策を年に3回以上実施しております。加えて各教室で個人練習も実施しております。


大切にしていることは、生徒の考えを尊重し、強みを引き出し、それらを伝えられるようにすることです。

都立推薦入試の作文テーマ [教室長:松本]

先週の金曜日と土曜日に都立高校の推薦入試が実施されました。


ほとんどの生徒は金曜日だけでしたが、一部の生徒は土曜日に面接やスポーツ推薦に臨みました。二日間に渡って実施されたのは町田工科高等学校や松が谷高等学校などです。


町田工科高等学校は金曜日にタイピングや集団討論が行われ、松が谷高等学校は作文が実施されました。


帰ってきた受験生にご協力いただき、内容をまとめましたので、ご参考にしていただければ幸いです。詳細をメールで教えてくださった保護者様にも感謝いたします!

さて、松が谷高等学校のお題は吉野源三郎さんの小説「君たちはどう生きるのか」の抜粋をもとに「人類の問題の解決策を発見するために、どのような学びをしたいか」を文中の言葉を用いて記述するものでした。


作文には2種類あります。それは「感想文」と「意見文」です。正直、後者の意見文は小論文との区別が難しいと思います。ただし、一般的に表やデータなどの客観的なデータをもとに書くのが小論文ですので、今回の松が谷高等学校のお題はやはり作文になるのでしょう。慶応大学の環境情報学部や総合政策学部の小論文に似ている気もしますが、今後はこういったお題にも対策が必要かもしれません。

一方、山崎高等学校の作文は模範的な内容でした。

「中学校生活でがんばったことを自身の経験・体験をもとに具体的に挙げ、それを高校生活でどう活かしていくか、あなたの考えを五四〇字以上 六〇〇字以内で書きなさい。」


また、小川高等学校も「小川から大海へ」とはどのようなことだと考えるか、それをふまえて、高校生活をどのように過ごしていきたいか?でした。


上記の内容は面接練習で練習してきましたので、「書けた」という生徒が多かったです。このようなテーマがしっかり書けるかどうか、内容が充実しているかどうか、生徒の人物像を考察するには無難なテーマです。

しかし本音を言いますと、作文でその生徒を判断するには情報不足だと思います。生徒の「3年間の歩み」をたった600文字で判断することは不可能です。面接もだいたい10分前後です。


だからこそ調査書(内申点)の配点が何よりも大きいのです。面接や作文練習をしていた受験生を見てきた下級生の皆さんは、そのことをしっかり意識して残りの中学生活を送ってください。


合格発表は今週の金曜日です。

【受験対策】第6&7回 受験生日帰り合宿勉強会レポート

1月27日(土)・28日(日)に実施した日帰り合宿勉強会を報告いたします。

年明け初めての合宿勉強会となりました。

会場は町田駅ロータリーにあるパリオ町田で実施しました。

バス停前と言う事と、コンビニや飲食店がたくさんある、これ以上無い便利な会場です。会場もとても綺麗でした。

多くの生徒さんが、受付開始時間より早めに到着していました。とても良い傾向ですね。受験でも試験会場には余裕を持って到着しましょう。実際に合宿勉強会でも、腹痛でトイレに駆け込む生徒さんや、忘れ物をしていた生徒さんがいました。

早めに到着すれば対応出来ることもありますが、ギリギリ到着すると対応出来ませんからね。

さて、実施したメニューは受験直前(3週間前)ということで、各教室で実施している数学・理科の過去問演習に続き、英語・国語・社会の過去問演習及び、各科目の得点アップのポイント解説を行いました。特に難しい社会は、得点して欲しい大問1〜3を中心に解答解説も行なっています。


(英語)

・英語は、リスニング問題が20点、それ以外の大問で80点という構成になります。リスニング試験は、進め方の日本語解説が放送されている間にやるべきことを説明しました。この一瞬のタイミングで準備しておけば、放送にも余裕を持って対応出来ます。


・大問2以降は、会話文と長文問題になります。難しい単語は注釈があるので、まずはそれをしっかり確認し、本文に日本語訳を転記すること、会話文は登場人物ごとに区切って、内容を把握しやすくする。選択問題の解答はカッコや四角の前にあるので、そこから単語をピックアップすれば、必然的に選択肢は絞られることなどを説明しました。


・長文も同様に、様々な都立問題特有の読解ポイントを説明しました。読解のポイントをきちんと把握し、過去問演習するのと、そうでないのでは大きく得点が異なってきます。合宿勉強会だけでなく、自宅でもしっかり回数をこなして下さい。



(国語)

・国語は、漢字20点、選択問題70点、自由作文10点という構成になります。都立の漢字の問題は比較的簡単ですが、止め・跳ねがきちんと書けていない生徒さんが多かったです。これは重要な採点のポイントなので、何度も繰り返し注意事項として伝えましたが、長年染み付いた字の癖はなかなか改善しません。誤答判定された生徒さんは、きちんと意識して筆記して下さい。


・選択問題は70点と非常に大きな配点となります。選択問題にアプローチするコツを細かく伝えました。国語は他の科目と比べて平均点が高いので、絶対に選択問題は得点しなければなりません。感覚的に取り組むのではなく、伝えたコツをしっかり実践して、確実に得点してください。


・自由作文も、記述のパターンが決まっています。そのパターンを理解し、まずは見本解答例を写す練習をし、自分なりの解答を作成しましょう。これも練習しなければ全く得点出来ませんので、時間を割いて取り組んで下さい。


(社会)

・社会は本当に難しいですね。大人が解いても、基本的な地理・歴史・公民の知識が無いと、ほとんど解けないと思います。知識を複合的に組み合わす問題が多いので、基本的な一問一答はきちんと分かっていて当たり前。その上で考えていく問題がほとんどです。つまり、対策の時間がそれだけ掛かると言うことになります。


・大問2と大問4はすでに冬期講習で実施済み(過去5年分)ですが、その内容を忘れていた生徒さんも多かったのが課題です。まずは大問1から4の得点率をあげていくのがポイントです。会場で説明したように、問題の指図や設問をよく読めば、正しい選択肢のヒントになる単語や用語が散りばめられています。まずは明らかに違う選択肢を消去し、絞り込んでいきましょう。


以上お伝えしたように、都立の問題の理解・得点をあげていくのは本当に大変な道のりです。3年生の秋から勉強を始める・・そういった時間軸ではなかなか対応が難しいので、本当に1年・2年からの学習の積み重ねが重要と感じました。


今週末も合宿勉強会が実施されますので、引き続き頑張って取り組んでいきましょう。自宅での学習時間もしっかり割いてくださいね。

推薦入試2日目、日帰合宿勉強会6回目、ご入塾多数・・ [代表:宮谷]

今日は都立高校推薦入試2日目です。


2日目に試験があるのは、一部の学校のみとなります。


受験生が多いか、パーソナルプレゼンテーションなど試験科目が多い、文化/スポーツ枠などが対象となります。


昨日の様子は松本教室長のブログに書いていますが、やはりきちんと事前に準備していた生徒さんは、やりきった感・安堵の表情を見せていました。


例年とほぼ同様の内容の作文・面接の学校もあれば、そうでない学校もありました。


ただ、きちんと例年に沿った内容を何度も練習して仕上げていた生徒さん達は、気持的に余裕があったので、例年には無いお題や質問にも、ある程度余裕を持って対応出来たとのことでした。


そういう意味でも、やはり最初の練習会からきちんと参加し、全力を尽くすことが重要なのだと思います。


さて、今日は町田駅前のパリオ町田という会場で、第6回の日帰合宿勉強会を実施しています。

冒頭でこれからの受験スケジュールを共有・再確認しました。

一般入試を受ける場合の願書を出すタイミング、模擬試験の結果をきちんと確認して合格可能性の高い受験をして欲しいことなどを伝えました。

推薦入試が終わった生徒さんは、ほっとして疲れもあると思いますが、気持を切り替えて頑張っていきましょう。


2024年春の入塾キャンペーンを開始しましたが、早速多くのご入塾を頂きありがとうございます。


新中3、新中2のお問い合わせやご入塾がここ数年のコロナ禍より、だいぶん早まっています。

やはり、コロナ禍の影響を受けて、様々な学習課題が発生しています。多数のご入塾により体験授業の受付枠も少なくなっておりますので、個別学習のセルモにご興味お有りの場合は、お早めにご相談頂ければ幸いです。


ご相談は、各教室LINEページからのお申し込みが簡単です。


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