セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

3ヶ月でマスターする世界史! [代表:宮谷]

私のGW休暇も間もなく終了です!

昨日は高速道路のSAで、子供にちいかわグッズねだられました。


3日からは事務仕事や体験学習実施します。


昨日もお問い合わせを頂き感謝しております。GW休みは、お子さんの学習についてじっくり考えることが出来るのと、塾探しもする時間があるので問い合わせを頂くのでしょう。

「無料体験会」のイラスト文字

順次体験学習の予定を組んでいきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。



昨日NHKを見ていると、3ヶ月でマスターする世界史という番組を見ました。

https://www.nhk.jp/p/3monthsmaster/ts/XKZNWL2Y2R/

高校生になると世界史を本格的に学習しますが、このシリーズを視聴すると非常に興味深く世界史を理解することが出来ます。


中学生は世界史がそれほどありませんが(でも都立受験では、その少ない範囲が出題されますよ〜。)、歴史好きの生徒さんには是非見ていただきたい中身です。


全シリーズを見るには、NHKオンデマンドに加入が必要ですが、最近のものはNHK+で視聴出来ます。


さて、その中で印象深いエピソードが仏教の普及でした。

説法を説くお坊さんのイラスト

皆さんも大黒さんはご存知かと思います。


だいこくさん」の呼び名で、今でも人気のある縁結び、商売繁盛、五穀豊穣、開運、家内安全の神様として親しまれています。

大黒さんの由来 - 大黒さんの金魚鉢

実はこの大黒さんですが、仏教と深く結びついています。


大黒様はインドではサンスクリット語で「マハーカーラ」と呼ばれます。もともとインドで普及していた、ヒンドゥー教のシヴァ神の別名です。

シヴァ - Wikipedia

マハーが大きいという意味で、カーラが黒という意味だそうで、「大いなる暗黒の神」という意味があるそうです。


仏教が普及する過程で、仏教はブッダの遺言では偶像崇拝を禁じていましたが、仏教が普及する過程で何か拝むものがあったほうが良いというある意味こじつけの理由で、このマハーカーラが取り入れられたそうです。


そして、その仏教がインドから中国、そして日本に普及する中で、「暗黒の神」が「ご利益のある神様」へと変貌を遂げたそうです。


仏教の普及伝来は、何百年も掛けて様々なルートで広がっています。そういう中で、普及させるためには、どういったお話や伝え方をすれば人々が信仰してくれるのか・・、そんな事を先人達は考えてきたのでしょう。

日本の仏教伝来時期の考察です。 | 寺社建築文化財の探訪<TIAS>


世界史というと少し堅苦しい雰囲気がありますが、こういった事を知ると、なかなか愉快な学問なのかもしれません。エピソードを含めて学習すると良いかもしれませんね。


オススメの番組ですので、是非ご家族でご覧下さい。

22歳の新社長に刺激を受ける! [代表:宮谷]

年齢を重ねると、どこか自分の限界に線引してしまうことがあります。

マーカーのイラスト(文房具)

私もそうですし、保護者様の多くがそういった実感をお持ちになったことがあるのでは無いでしょうか。


しかし、若い方の活躍に刺激を受けることも少なくありません。


昨日もまさにそのようなニュースを目にしました。

若い政治家のイラスト(男性)

“ココイチ新社長”は22歳の女性アルバイト 20歳の時に打診…1都8県25店舗・従業員400人超えのFC店で大抜擢

https://www.fnn.jp/articles/-/692753


詳しい内容はリンク先をお読み頂ければ詳しく書かれていますが、新社長になられる諸沢さんは誰よりも情熱を持って仕事に取り組み、そして丁寧・親切に顧客や同僚に対応されてきたのだと想像します。

接客のイラスト

こういった点が、創業社長の目に止まって次の社長を任されたのでは無いでしょうか。FC店の会社といえども、25店舗で従業員400人(正社員は100人以下だとは思いますが)というのはとてつもなく大きな規模です。

私も正社員300-400人規模の会社で役員をやったことがありますが、それだけ多くの人がいると、一人ひとりの名前を覚えることはもちろんのこと、それぞれの仕事に対するスタンスや気持ち、また人間関係の調整が大変でした。

説明会・セミナーのイラスト

さらに1都8県ですから、店舗巡回するだけで10日前後は掛かるのでは無いでしょうか。そういう意味では、きっと困難な場面にも出会うでしょうが、きっと若さで乗り切っていかれることでしょう。


私も様々な困難な場面に出会います。特に、コロナ禍以降はコロナによる外出禁止で当時2ヶ月授業が止まったり(オンライン授業で乗り切りましたが)、学習以外にも学校への登校などにお悩みの生徒さんがとても増えてきました。


真摯に対応はしていますが、へこたれるときもあります。しかし、こうやって若い方が活躍している姿を見ると、自分も負けていられないなと感じた次第です。

成績優秀賞のお知らせを忘れていました! [代表:宮谷]

お知らせを忘れていたことがあります。

お詫びのメールのイラスト(男性)

blogの内容は作っていたのですが、更新を忘れていました(表彰の生徒さんごめんなさい)。


春期講習終了後に、昨年3学期学年末テストの成績優秀賞(卒業した中学3年生は除く)の方々の表彰と景品授与4月に行っています。※イラストのように表彰状はありませんが・・。

表彰式のイラスト(子供)

良い成績を獲得した生徒さんは、学年末の1年で一番難しいテストにおいてとても頑張りましたね。

「Get!」のイラスト文字

なんせ、学年末は科目によってはテスト範囲が100ページを超えることもあるし、1年の総復習が範囲となることもありますからね。繰り返し、根気強く取り組んだ生徒さん以外は結果を出すのが難しい場合もあります。

勝った人のイラスト(男性)

今回の景品はぺんてるの「マークシート専用」のシャーペンセットでした。東京都都立高校試験でもそうですが、最近ではマークシート試験が中心となっているので、こういった商品が開発されたようです。

品番:XAM113ST-C/軸色:ネイビー

本当に、日本のメーカーさんのマーケティングや研究開発能力には、頭が下がる思いです。芯径が1.3ミリと、通常の0.5の2倍以上あるので、塗りつぶしが早く塗りやすい特徴があるそうです。また、専用消しゴムも、細かいところを消せる消しゴムなので、ピンポイントで正確に消すことができるとのこと。

元気な男性のイラスト


早速教室で利用してくれている中学2年生の男子生徒さんがいます。教室ではマークシートの勉強は無いのですが、試しに使ってみたところ、通常の勉強でも書きやすくて使い続けているとのことでした。


この生徒さん、1年生の秋に入塾してくれて、数学も英語も広い範囲の復習となりましたが、静かに根気強く取り組んでくれて、理解できる範囲が格段に増えました。


この1学期の成果も楽しみです。


油断せずに、丁寧に理解を深めていきましょう。

父との思い出のうどん店・・。 [代表:宮谷]

お墓参りで大阪へ帰省中ですが、大阪に到着してすぐにうどんを食べました。

大阪のうどんは、いま全国的に主流となりつつある讃岐うどんと比べて、少し柔らかめの食感です。

ぶっかけうどんのイラスト

お出しは、昆布だしが基本ですが、イワシやサバの煮干しと鰹節を合わせます。


食べ飽きないように、少し薄めの味付けが多いです。

だし昆布のイラスト

大阪の人は昆布を食材としてよく使います。私の一番のおすすめは、神宗の塩昆布です。これで食べるお茶漬けはめちゃくちゃ美味しいです。

https://kansou.co.jp/fs/kansou/item/gd161


今日伺ったお店(私の出身中高の近くのお店)も美味しかったですが、私が大阪で一番美味しいと思うお店は、門真市にあった饂飩倉(うどんぐら)さんです。

国道163号線沿い門真の「饂飩倉」が12月末で閉店するみたい!1杯3000円するうどんなどでお馴染みだったお店 - 寝屋川つーしん

↓今日食べた 打ちたてうどん だし屋さん↓

https://tabelog.com/osaka/A2707/A270702/27117278/


社員を見ての通り、店構えからして少しインパクトがあります。大阪の北部に住んでいいた人には有名なお店で、一度食べるとそのインパクトに病みつきになります。


しかし、残念ながら数年前に閉店してしまい、あの味は食べられません。店主さんの体力の限界で閉店とのことでした。


どんなお店だったかは、いくつものサイトで残っています。

https://moriguchikadoma.goguynet.jp/2017/12/01/udongura-2/


実は、子どもの時に、今は亡き父に連れて行ってもらい、子供ながらに感激したお店なんですね。


父との思い出の店に、自分の子供も連れて行ってあげったかったのですが、その想いは叶いません。


今住む町田にも思い出のお店を作っていきたいと思った次第です。

常滑焼を通じて、歴史を学ぶ! [代表:宮谷]

私の実家は大阪にありますが、今回のGWを利用して墓参りに行きます。

お墓・墓石のイラスト(日本)

家族4人で行くので、車で移動です。

ミニバンのイラスト(車)

新幹線や飛行機のほうが楽ですが、往復のチケット代や家から駅や空港までの移動時間、途中で観光を楽しめることを考え、概ね車で移動しています。新東名高速道路が出来てからは楽ですね。


東名横浜町田IC付近はGW渋滞するので、圏央道の相模原愛川インターチェンジから乗ることが多いです。

高速道路のイラスト

今までは1年に1,2回行くのが限度でしたが、母も高齢なのでコロナが明けてからはできるだけ行くようにしています。一人で行く場合は、飛行機が多いですね。新幹線より飛行機が好きです。


さて、今回は大阪に移動する途中に愛知県の常滑市というところにより、陶器街を見学しました。

やきもの散歩道

※写真はとこなめ観光ナビより

陶器作りを体験しましたが、とても面白かったです。型にはめて作る方法なので、誰でも簡単に作れます。

色付けや焼きや工房の方がやってくれて、6月に入ったら送ってくれるそうです。

旅行に行くと、陶器の産地に行くことが多いのですが、それぞれの地域に特徴があって面白いです。

特に中部地方は美濃焼・瀬戸焼・萬古焼・常滑焼などが集まっていて盛んですね。

いつも通りに、初めて行く地域は事前に調べてみます。


常滑焼は、代表的な日本六古窯(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の中でも最古の歴史を誇るそうです。


始まりは平安時代末期(1,100年頃)で、最初は粘土を焼き締めた碗や鉢、壺、甕が主な生産品だったそうです。これは他の産地と同じですね。

陶芸家のイラスト

平安時代末期、つまり次が鎌倉時代なので、源平の戦いで政権が変わったタイミングです。


貴族政治の衰退、武士の台頭等により社会は混乱し、加えて、釈迦の死後2000年を経た1052年から末法の世に入り天災地変が頻発するという末法思想の影響もあって、人々は宗教にすがり阿弥陀仏の救いによって極楽浄土への導きを願うようになりました。

釈迦・仏陀の似顔絵イラスト

このあたりの歴史の流れは、東京都立受験生は理解必須(めちゃくちゃ出題頻度が高いです。)なんです。中学2/3年生の方でもしこのブログを読んだら、歴史の教科書を熟読しておいて下さい。

テストの問題用紙のイラスト

その後、江戸時代末期に急須を作り始め、明治時代以降は下水道整備の過程で土管を作り始めたということだそうです。確かに、あちこちに陶器の土管が置いてありました。

企画展「近代日本を支えた常滑の土管」 - 旅する、千年、六古窯 - 日本六古窯 公式Webサイト [日本遺産] -

常滑市がある知多半島は、鉄分を多く含んだ陶土を使用することで、朱色の焼き上がりになるのが特徴だそうです。


皆さんがイメージする急須、まさにあれが常滑焼ですね。

急須 常滑焼(180cc) | 空洞庵

ちなみに、東京気の赤レンガ駅舎復元工事に使われたのも、常滑焼だそうです。東京の人の身近にも使われているのですね。めちゃくちゃこだわって作ったレンガだそうです。3年で1万5千種類の試作品とのこと。

https://www.nikkei.com/article/DGXNZO48603530Z11C12A1L91000/

それと、日本で生産する招き猫の多くも常滑焼だそうです。

見守り猫「とこにゃん」

※写真はとこなめ観光ナビより

こうやって色々調べると、歴史館や、身の回りの出来事が繋がっていきます。


勉強の楽しさはこんなところにもあると思います。皆さんも家族で観光地を訪れたら、その地域の歴史を調べてみると面白いと思います。

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