言葉のお話 [教室長:松本] 昨日は4時間かけて家の掃除をしておりました。 ゴールデンウィーク中は何回か教室に来て観葉植物に水をあげていました。 教室の清掃、整理整頓、植物の世話は基本中の基本です。 そうでなければ、生徒の様子、変化に気づくことはできません。 さて、話は変わりますが、ゴールデンウィーク中に学んだことについて書かせてください。 どこかで知ったお話しかできませんが、興味深い内容で、何かの役に立てば幸いです。 ◆日本語は母音で終わる特殊な言語 母音とはa i u e oのことですが、世界中の言語はそれ以外の子音で終わるのが普通です。 つまり、逆に言いますと「英単語は子音で終わる」ことが分かります。 ※eで終わる単語は発音しないので例外です。 〇日本語:kawa, yama, inu, neko, tako, ika, uta, hana, mimi 〇英語:river, mountain, dog ,cat ,octopus, squid, song, nose, ear ◆日本語の単語はほぼ2音 私も知るまではまったく気づきませんでしたが、どうやらポリネシア語の流れを汲んでいる説が有力のようです。 かわ、やま、いぬ、ねこ、たこ、いか、うた、くち、はな、みみ等 皆さん、ご存知でしたか?私はびっくりしました!なお、日本語の起源は今も判明していないようです。 ◆アフリカのコートジボワール コートジボワールとはコースト(海岸)アイボリー(象牙の色?)で、「象牙海岸」と訳されるらしいです。言葉の響きから、もとはフランスの植民地だったことがなんとなくわかります。このように、言葉から植民地支配の歴史、象牙のために象を狩猟していたことなども見えてきます。受験生の皆さんはカカオの生産量が世界第一と覚えておいてくださいね。 (最後に) 忠生教室は現在体験中の生徒さん以外の中学3年生の受け付けはいったん終了させていただきます。個別学習のセルモで受験をお考えの保護者様がいらっしゃいましたら、早めにお問い合わせください! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.05.06 中学3/2年生は学校説明会への参加準備を始めよう! [代表:宮谷] 本日6日(月)から授業再開いたします。 登校対象の生徒さんは、忘れずに登校されて下さい。 また、遅刻や忘れ物に注意です。特に、筆箱・イヤホンを忘れる生徒さんが最近目立っています。 出発前の持ち物確認の習慣は、将来とても大切なことですからね。 さて、受験生の中学3年生や、受験が視野に入った中学2年生は、5月に入り学校説明会の機会を確保していく必要があります。 例年、GW明けにスケジュールを発表する学校が多いですが、ほとんどの学校が予約制になっている(概ね実施日の1ヶ月前から予約出来る。)ので、スマホのタイマーに予約開始日を設定して、忘れないように対応していく必要があります。 例えば、市内TOP校の町田高校はスケジュールをすでに発表しており、 ◯都立町田高等学校 https://www.metro.ed.jp/machida-h/guide/meeting.html 授業公開が6月15日(土)から開始されます。 説明会と言っても、学校見学会・授業公開・学校説明会・個別相談会などいくつかの種類があり、第一志望校は試験までに少なくとも2-3回は行く必要があると考えて下さい。 多くの学校が早いところで5月末から、少なくとも夏休み前には開催されます。 中学校からはほとんど案内が無い(一部の学校では中学2年生の夏の課題として、学校見学が義務化されているところもあります。)ので、保護者さんが率先してスケジュールの確認・予約を行っていく必要があります。 第一志望校だけでなく、前後の偏差値の学校や、併願する私立高校のスケジュールもご確認下さい。 なお、併願先として人気の八王子実践高校は、本日6日(月)から進学進路相談会を開始しているようです。今月末・来月頭にも合同説明会が開催されますので、こちらも積極的に足を運んで下さい。 ◯八王子実践高等学校 https://mirai-compass.net/usr/hjissenh/event/evtIndex.jsf こういった説明会に参加することは、生徒さんの受験への意識を高めていきます。塾に入る、説明会に行く、受験合宿に参加する、そういった様々なプロセスを経て意識は高まっていくので、保護者様も日々のお仕事や家事でお忙しいと思いますが、是非積極的にアクションをお願いします。 一番良くないのは、中学3年生の受験直前まで説明会に全く参加していないケースです。予約も取りづらくなり、参加出来ないケースが非常に多いです。 また、説明会に行くことは学校までの通学時間や経路を確認する目的もあります。保護者さんが同行するとは言え、必ず生徒さんに時間・経路をインプットしてもらって下さい。 実際に試験当日に経路を間違う、遅刻する・・ということが発生しています。昨年度の受験でも1件発生して、保護者さんも生徒さんも衝撃を受けられました。 受験シーズンも本格化していきますが、まずは説明会への参加がその第一歩です。 頑張っていきましょう! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.05.06 マンモスは象の祖先では無い! [代表:宮谷] まもなくGWも終了です。 旅行に行かれた方、実家に帰られた方、お仕事が続いた方、様々いらっしゃると思います。 セルモの授業は6日(月)から、学校は7日(火)から再開します。 GW明け、どの保護者さんもお子さんが無事学校に行けるかどうか心配ですよね。 やはりGW明けが一番色々あります。私どもの経験上でも緊張するタイミングです。 今日みたいな天気の良い日は、夕食後に散歩でも行って親子の会話でも如何でしょうか? お子さん自らが悩んでいることを発信してくれることは少ないので、大人から積極的に、時間や機会を作ってコミュニケーションを図りたいところです。 さて、前日のblogで人類の進化について書きましたが、結構アクセス数が多かったです。 GW中で閲覧して頂いた方が多かったのかもしれません。 今日は人類では無く、象の進化について書いてみたいと思います。その中でもマンモスに注目します。 動物園に行くと象がいますが、私が小さい頃は「象の祖先はマンモス」と教わったものです。 しかし、現在ではそれは明確に否定されています。 ゲノム解析すると、遺伝子の多くが違うからです。 マンモスは現生の象の類縁で、共通の祖先を持っている可能性が高いというのが、現状の分析のです。 ※ナショナルジオグラフィックより マンモスはシベリアや北米など寒い地域に住んでいたため、太く長い体毛で全身を覆われているのが特徴です。代表的なケナガマンモス以外にも、コロンビアマンモスなど、大型で短毛のマンモスなど、数種のマンモスがいました。 最古のマンモスは、700-600万年前にアフリカ象属から、インドゾウとマンモスの共通の祖先が分岐し、さらに600-500万年前にアジア象とマンモス属に分かれたとのことです。 その後、300-250万年前に、アフリカからヨーロッパに北上して、さらにアジア・シベリアを経て北米大陸まで広がったそうです。当時ベーリング海は陸続きだったので、シベリアからアラスカへ渡ることが出来たわけです。 その後、約4万年から数千年前にマンモスは絶滅しました。絶滅の理由は、いまだ未確定で色々な説が唱えられています。 気候変動による植生の変化や、人間による狩猟の対象になった、伝染病によるものなど、複数あります。 象は赤道付近にいたので、それほど大きな環境変化や伝染病が無く生き残ったとも言われています。 イメージとしてはマンモスのほうが大型で強そうな感じがしますが、大きさは象と変わらず、環境変化に弱かったという意味では、象のほうが強いのかもしれません。 しかし、そんな象も人間による狩猟(象牙目的)にり、大幅にその生息数を減らしています。 アフリカゾウがアフリカ全体で70万頭、アジアゾウは5万頭しかおらず、絶滅危惧種に指定されているのは皆さんご承知の通りです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.05.05 人類の進化を改めて整理してみる! [代表:宮谷] 昨日の動物園のネタの続きですが、猿のコーナーを見ていると、人類の誕生・進化の過程を改めて勉強したくなりました(笑)。 大雑把な話で整理すると・・、 ①人間(ヒト)はサルなどの仲間とともに霊長目に属している。 ※霊長類は、より高次の分類で言うと哺乳類 ②約6,600万年前に地上を支配していた恐竜が隕石落下で絶滅すると、霊長類は分布域を増やした。 ③約5,000万年前頃から、視覚・手の機能・大脳などが発達した、キツネザルのような原猿類が生まれた。 ④約3,000-2,000万年前頃から、類人猿が分岐して、ヒトの祖先となる系統が生まれた。 ⑤その後、テナガザル・オランウータン・ゴリラなどが誕生した。 ⑥約600万年前にヒトとチンパンジーに分かれた。 ⑦人類は猿人(600-120万年前)・原人(240-11万年前)・旧人(40-4万年前)・新人(20万年前-現在)と、4つのプロセスを経て進化した。 高校受験では、⑦の4つの分類を覚えておきましょう。 さて、もう少し詳細に見ていくと、 ⑧猿人 不完全ながら直立二足歩行をして礫石器を使用したアウストラロピテクス・アファレンシスという猿人が現れた。 ⑨原人 完全に直立二足歩行して握斧を使用して火も使用したと思われる原人(ホモ・エレクトス=北京原人やジャワ原人)が現れた。 ⑩旧人 主に剥片石器を使用した旧人(ネアンデルタール人)が現れた。 ⑪新人 現在の我々につながる新人(ホモ・サピエンス)が現れた。ホモ・サピエンスとは「知恵あるヒト」という意味。 ちなみに、礫石器(れきせっき)とは原石(母岩)を加工せずに、そのまま使った石器です。 一方、剥片石器(はくへんせっき)は、鋭く加工した石器ですね。 このあたりの特徴は、中学3年生は大まかに覚えておきましょう。高校受験でも出題されます。細かい学習は、高校生物で学習します。 こうやって整理して書いていくと、産業革命(1,800年前後)以降の人類の進化は凄まじいものがあります。 何万年も掛けて石器が進化してきたことを考えると、今の進化のスピードについていくことは本当に大変です。 話しは戻り、人類の進化の過程には「ミッシング・リンク」という言葉があります。 進化の中間期にあたる化石や生物が見つかっていない状態を指します。 かの進化論を発表したダーウィンは、1871年の著書で「必ずミッシング・リンク」は見つかると述べており、実際にその後さまざまな化石人類が発見されています。 今度も様々な発見はあるはずで、将来の教科書も進化していることでしょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.05.04 動物園に行くと新たな発見が多い! [代表:宮谷] 皆さん、こんにちは😀 世間ではGW後半に入りましたが、私個人は本日の午前から仕事を再開しました。 今日はGW中にお申し込みがあった体験学習のご対応や、教室の座布団の洗濯、事務仕事などを予定しています。※明日4日(土)の体験学習も、本日22時までにご相談頂ければ時間調整して対応出来ます。 さて、昨日は子供たちと静岡にある日本平動物園に行ってきました。写真は動物園の牧場コーナーです。 動物園に行くといつも色々なことを考えます。お猿さんのコーナーを見ると、人類がどう進化して人間になったのか・・。もともとの祖先は同じで、進化の過程で枝分かれしたこと、とても興味深く感じます。 人間が進化して幸せを獲得出来たのか?今の世界情勢を見ていると、必ずしもそうでは無いかもしれないな・・とか。カピバラは、お風呂に入って昼寝していました(笑)。こちらは、最高ですね。 ちなみに、猿は世界で350種類ほどいるそうです。キツネザルのような小さいのから、ゴリラのような大きいのまで様々存在します。 基本的に熱帯を中心に生息しているので、実はヨーロッパや北米の先進国で猿がいる国は珍しいそうです(ヨーロッパは寒いから生息できない)。 日本は先進国の中で珍しく固有の猿(ニホンザル)がいて、そのニホンザルは青森などの寒い地域にも住んでおり、耐寒性のある珍しい猿だそうです。 日本平動物園は10種類以上の猿がいて、初めて見る猿もいて興味深かったです。 その他初めて知ったことをいくつか書いておきます。家族で動物園に行った時は、お互いに始めて知ったことを話してみても良いかと思います。 ①鹿の角は1年で生え変わる鹿とそうでない鹿に分かれるそうですが(それは知っていた)、生え変わる鹿の角はなんと4ヶ月でもとの大きさになるそうです。 ②うさぎの数え方は何でしょうか? 自分も一緒に行った家族も1匹・2匹と数えると思っていたのですが、不正解でした(笑)。正解は画像でご確認下さい。 ③ずっとバク転を続けるホッキョクグマ 動画は教室のインスタにアップしました。 https://www.instagram.com/selmomachida/ なぜずっとバク転をし続けるのか?その理由を検索してみると、色々なご意見があるようです。 動物園が公式見解を出していないので分からないところもありますが、もう少し調べてみたいと思います。 ④アジア象にも種類がある 象にはアジア象とアフリカ象がいることは皆さんご存知だと思いますが、さらにアジアゾウは亜種(亜種=地域によって何らかの差が見られる。)が4種類あり、それぞれ「インドゾウ」「セイロンゾウ」「スマトラゾウ」「ボルネオゾウ」と呼ばれるそうです。 インドゾウ以外は身体のサイズが小さく、限られた地域で生活をしている特徴があるとのこと。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.05.03 NEXT BACK