セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

よき学び舎 [教室長:松本]

昨日は高校部の生徒が自習に来られました。


こちらの生徒さんは目標があり、部活にも入って、充実した高校生活を送られております。勉強は生活の一部に過ぎません。


ちょうど生徒が帰る頃、別の高校生のお母様が入塾手続きに見えられて、高校生が自習に来ていることに感心されておりました。


皆が、よく学び、よく遊び、明るい未来に向かって進まれることを切に願います。



さて、高校1年生であれば、本来ですと学校ではまず式の展開や因数分解を実施しますが、いきなり二次関数も飛ばして「三角比」から始まったようです。いわゆるサイン・コサイン・タンジェントというものです。


中学3年生で学習する三平方の定理が基本になっておりますが、まったく別単元と言えます。3乗の公式や平方根、二次方程式の知識も必要です。もっと言いますと、中学1年生で習う正負の数、文字式や等式変形を理解していないと解けません。


したがって中学3年生で総復習する日帰り合宿勉強会がいかに大切であったかということがわかります。



質問してくる内容、疑問に感じている箇所が的確なので、理解力の高い生徒さんです。セルモシステムは教わるより自身で考え、書いて学ぶ側面が多いので高校生になって力を発揮できます。


別の高校へ進学したAくんは国語で98点とったようです。恥ずかしながら、私自身国語でそんな高得点を取ったことがないので、感心してしまいます。Yくんと共にアーチェリー部で頑張っているようです!



卒業された生徒たちが高校3年生の秋や冬ごろに「○○大学の○○学部に決まりました!」、「○○に就職が決まりました!」と報告にきてくれます。


そういうことの繰り返しが続き、教室の時間は過ぎていきます。地域の皆様にとって、個別学習のセルモ町田校がよき学び舎であり続けることを願う次第です。



最後に、個別学習のセルモ町田忠生教室はお陰様で金曜日の夜が満席となりました。今年もたくさんの生徒さんにご入塾いただき、誠にありがとうございます!!!


他の曜日の空き状況等は是非ご相談ください。

感動! 小学生が一所懸命自分自身の課題を改善! [代表:宮谷]

鶴川教室は小学生の生徒さんが大変多いのですが(写真は以前のです。)、

皆さん自身の課題を解消しようと思って、本当に一所懸命取り組んでくれています。

授業中の小学生のイラスト

昨日も小学校4年生の生徒さんが、GWの間の学校登校日で学校授業を休んだ(お墓参りの関係)ので、その部分を勉強したいとリクエストがあり対応しました。

テストを受けている小学生のイラスト(男の子)

自分からそこが不安だからきちんとやりたいと言えるのが素晴らしいですね。


算数の角度の問題でしたが、直角や円の角度を理解出来たので、繰り返し声に出して言っていました。


別の小学校6年生の生徒さんは、算数のさかのぼり学習に取り組み中ですが、苦手な割り算のひっ算で間違えた解法が自分の中で定着してしまい、どうしてもその間違ったやり方でひっ算を実施してしまうクセがありました。

テストを受けている小学生のイラスト(女の子)

そこを解消しないと正解しないので、改めて正しい手順を順番に示し、その生徒さんが何を勘違いしているのかを生徒さんと共に何度も確認したところ、生徒さん自らひっ算 で間違えやすい箇所にメモをいくつも書き込んでくれました。

机で勉強をする生徒のイラスト(女子)

そこから類題復習を繰り返し、最後は自力で解けるようになりました。入塾時は勉強の苦手に自信の無さが溢れていましたが、こうやって踏ん張って取り組んでくれていることに感動しました。

感動する男性のイラスト

感動したので、お母様にもお電話で報告差し上げた所、お母様もとても喜んでおられました。お母様は私以上にご心配されているので、こういったお子さんの成長は本当に嬉しいですよね。


また、別の小学校1年生の生徒さんですが、足し算の問題に取り組んでいます。今の小学校の算数は、単純な足し算の問題は少なく、文章で問われるケースが多いです。

算数・数学のマーク「+(正符号)」

当然1年生の生徒さんですから、その文章に書いている言葉の意味が分からなかったり、イメージはつかないことがあります。

ゴーストライターのイラスト


生徒さんに「大丈夫かな?分かる?」と聞いてみた所、「◯◯ってこういう意味だよね?」と自分で反復確認してくれました。ノートを見てみると、「◯◯って△△のこと」とメモが書いていました。


「メモ」のマーク

声に出して確認したり、自分で気づきをメモすることはとても大切です。勉強を避けるタイミングもあった生徒さんですが、こうやって取り組んでくれて嬉しかったです。


それぞれ勉強の得意・不得意はあると思いますが、こうやって自分の課題に向き合えるって素晴らしいと思います。

机で勉強をする生徒のイラスト(男子)

最初は苦手でも根気強く取り組むことが大切です。


すぐに諦めたり、逃げてしまう人もいます。そういった場合も、保護者さんや我々指導側の人間は根気強く声がけし、励ますことが大切と考えます。

やる気のない小学生のイラスト(女子)

大人がすぐに「あの子はやる気が無いので。」と決めつけてしまうと、学習の連続性が担保されませんし、より自信を無くし何もしなくなります。


やる気というのは、繰り返し取り組んでいく中で、自ら動き出すタイミングが誰しもあります。

やる気に燃える人のイラスト(女性)

それが早い人もいれば、遅い人もいる。


しかし、自ら動き出し最後までやり遂げる経験をしないと、大人になってもずっと同じことを繰り返すはずです。

勝った人のイラスト(男性)

根気強く、辛抱強く取り組むことの大切さを感じる1日でした。

声の掛け方を失敗したか?タクシーアプリはとにかく便利! 【代表:宮谷】

昨日、夕方からスコールのような大雨が降った時間帯がありました。

にわか雨から逃げる人たちのイラスト

30から40分前後だったでしょうか。

雨が降る空のイラスト(背景素材)

鶴川教室の前は地元の小中学生の通学路になっており、ちょうどその大雨のタイミングで教室建物のひさしで雨宿りをしている子供たちが何人かいました。


大雨だったけど、傘を学校に持っていっていなかったようです。「どうやって帰ろう。」という声が聞こえてきました。

傘立てのイラスト(傘付き)

なかなか止みそうに無い雰囲気でしたので、教室で保管していた傘数本を渡し、「明日以降で良いので返しに来てね。」と声を掛けました。


生徒さんたちは喜んでくれ、帰宅することが出来ました。

傘をさして歩く学生のイラスト(小学生・女子)

今日出社してみると、その傘のうちの1本が教室の前の歩道に落ちていました(涙)。


そこに落としたのではなく、教室に持ってきてくれて誰もいなかったから、教室前に置いてくれたのか。そして、それが風で飛んでしまったのか・・。

ビニール傘のイラスト(開いた状態)

飛んでしまうことは無いと思いますが、教室の前に置いていたものを誰かが触ったのか・・。


いずれにせよ、傘が歩道に落ちていると通行人の妨げになります。車椅子や高齢者の方だと、つまずくおそれもありますからね。すぐに回収して片付けました。

躓いたお婆さんのイラスト

「いらない傘だから返してくれなくても良いよ。」と言えば良かったかなと少し反省。


さて、その傘を渡した直後、知らないお婆さんが教室にやってきました。

お婆さんの表情のイラスト「疑問」

「すいませんが、タクシー呼んでもらえますか?」とお声がけ頂きました。


一瞬「タクシー?」と混乱しました。

ワゴンタクシーのイラスト

どこかのお店と勘違いしているのかな?と思い声を掛けてみると、近くの整体院に行った帰りなのだが、携帯電話を家に忘れてタクシー会社や家族に連絡を取ることが出来ないとのことでした。


お困りの様子でしたので、近くのタクシー会社に電話してみるものの、豪雨で車の手配が非常に多く、配車することが出来ないとのことでした。

乗車拒否をするタクシーのイラスト(男性)

他の会社数社へ電話してみたものの、やはり車が無い、電話が繋がらない状況でした。


普段あまりタクシーに乗る機会は無いのですが、そう言えばタクシーアプリのGOをインストールしていたな・・と思い出し、アプリ経由で配車してみることに。

スマートフォンのアプリのイラスト

そうすると、連絡しなかったタクシー会社の車が近くを走っていたようで、7-8分で教室に来てくれました。


運転手さんに事情を話し、お婆さんを無事ご自宅まで送ってくれることに。

※本来はアプリで手配した人が乗らないといけない。

タクシーに乗る人のイラスト(女性)

これだったら、最初からアプリを使えばお婆さんをもっと早く帰してあげられたのになあ・・とこちらも大いに反省しました。


それにしても、交通系のIT化の進捗は凄まじいものがあります。

忘れ物タグの場所を

身近なところでは地図アプリが便利です。カーナビいらなくなりました。

新幹線もみどりの窓口がどんどん廃止され、アプリ化されていますしね。


電車の遅れや混雑状況も通知で来る時代です。駅のトイレの空きもわかるそうです(笑)。


シェアライドも解禁されるなど、色々便利さの追求は止まりませんね。

学校の先生の修学旅行の費用負担問題、社会の勉強法! [代表:宮谷]

まもなく町田市内では、中学3年生の修学旅行が順次始まっていきます。

「修学旅行」のイラスト文字

5月後半から始まって半年くらい掛けて、各学校が順番に行きます。


町田市内だけで20校ありますから、1週間に1校行ったとしても5ヶ月掛かりますね。

■

以前は京都と奈良でしたが、昨年は京都と広島でした。

厳島神社の鳥居のイラスト

生徒さんたちも、スケジュールを組んだり、役割分担をしたり、チームや組織というものを学んでいるタイミングかと思います。

修学旅行中の学生のイラスト(ブレザー)

さて、皆さんご存知かどうかわかりませんが、修学旅行を引率する学校の先生・・。

男性の先生と生徒のイラスト

市区町村によっては、旅費を自分で負担しなければいけない地域もあるそうです。


出張手当はつくけど旅費は自腹とか、旅費の中でホテルや旅館の食事代だけ自己負担等・・。

お金を支払う人のイラスト(男性会社員)

地域によってルールは異なるそうですが、これは結構辛いですね。


某相談サイトに書いてあった内容ですが、複数の学校を兼務する養護担当の先生は、複数の学校で修学旅行に同行せねばならず、費用が2倍掛かってしまうとのことでした。


これでは学校の先生になりたい人が減ってしまいますね。


先生たちの費用を、どう税金や生徒さんたちの修学旅行費用で補うかは賛否両論あると思いますが、いずれにせよ私的な費用以外は負担が無いようにしてあげたいものです。

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話は変わり、昨日中学2年生の生徒さんから社会や理科の勉強法について質問を受けました。

「よくあるご質問」のイラスト文字・バナー

だんだんとこうやって意識が変わってきてくれて嬉しいですね。


勉強法というのは一つでは無いので、人それぞれだと思いますが、社会や理科だとオススメなのが、動画と教科書・問題集を活用した勉強法です。

オンライン授業を受ける学生のイラスト(女性)

例えば歴史を勉強するのであれば、その勉強する時代の歴史の流れや時代感をまずは掴みたいところです。


例えばNHKが教育向け動画配信で下記のようなサイトを運営しています。

歴史にドキリ

https://www.nhk.or.jp/school/syakai/dokiri/


一つ10分くらいの動画ですが、各時代の歴史の流れを大まかに説明しています。


この動画を見てから、該当範囲の教科書を読み込むと「あの動画の、あの事物のことかlあの時間の事か!」と、情報が色々結びつきます。


できれば教科書は2周以上読み込みたいですね。欄外の資料やコメントなども詳細に読み込みましょう。


その後、問題集に取り組めばよく解けると思います。

オンライン授業を受ける学生のイラスト(男性)

ご家庭でも「勉強しなさい!」と伝えるよりも、上記のような仕掛けをして、一緒に動画を見てみる、その後はリビングで流れに沿って教科書や問題集に取り組んでもらう。


そんな感じで自然と楽しく取り組むのが良いでしょう。基本、地理や理科も動画が色々あるので、ご家庭や生徒さんにあったものを是非お探し下さい。

数学の途中式の大切さ [代表:宮谷]

昨日から各個別学習のセルモ町田教室では、GW明けの授業が始まり、並行してGW前・GW中にお問い合わせ頂いた生徒さんの体験学習を実施しています。

「無料体験会」のイラスト文字

数学や算数の体験学習をまずはじめに受けていただきますが、これはいくつかの理由があります。


男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

①多くの生徒さんが、今の学習指導要領の数学・算数に苦戦している。

②数学・算数の苦手は、理科など他の科目への影響も大きい。

③受験で数学の無い試験はほぼ無い。

④将来、社会人になった時に困る場面が増える(特に算数)。

等があげられます。


困る表情のイラスト4(男性)

そして体験学習実施前に、プレテストというものを実施し、現状の数学/算数の状況をチェックしてみると、こちらも苦手にしている人は共通点があることがわかります。


①数学・算数の各単元の用語や構造・仕組みが理解出来ていないことが多い。

②計算問題では途中式が自己流になっている。

③字が小さく乱雑で読みづらい。

困る表情のイラスト3(女性)

③は人によりけりですが、①②は概ね多くの生徒さんに共通しています。


数学・算数は、各単元がどういった意味を持つ単元で、その用語や仕組みを正確に把握していないと、そもそも解くためのスタートラインに立つことが出来ません。問題の指図が理解出来なかったり、教科書や問題集の解答を見ても何を意味しているのか理解出来ませんからね。

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また、多くの問題に計算が必要となりますが、正しい処理方式やステップを踏まないと精度高くスムーズに解けません。もう少し踏み込んで言うと、大雑把に解いたり自己流で解くと間違うように問題が設計されているのです。

勉強が不調な人のイラスト(女性)

問題作成者の意図を汲み取って・・というのは、小中学生には難しいところがありますが、とにかくスタンダードに丁寧に問いていくことが何よりも重要です。

勝った人のイラスト(男性)

精度が落ちるとテストでは点数が取れませんし、セルモの授業でも類題演習でループしてしまうことになるので、大雑把・自己流で解いている生徒さんは「自分の解き方は精度が低く、アプローチを変える必要がある。」と強く認識を持ちましょう。

勝った人のイラスト(女性)

しかし、長年数学・算数を苦手にしている生徒さんほど、このアプローチの修正に時間が掛かります。

勉強が不調な人のイラスト(男性)

単純に面倒だから変えたくない人もいますが、それよりも多いのが何年も掛けて自分なりの解き方を構築してきたので、ある意味それを変更するのは自己否定に繋がる・・・というタイプの生徒さんです。


「その解き方は問題は解けないと思うけど、なぜそのやり方をずっと続けるの?」と聞いてみると、「これで解けると思うから。」と回答する生徒さんが意外と多いのです。


不思議なものですが、「この解き方で解いたほうが、精度も高くスピードも上がる解法」よりも自己流の解き方を優先してしまうのです。

猫のイラスト「目がハート」

こういったことからも、固定的概念が強く固着してしまう前に、苦手はなるべく引っ張らず、早期に改善することが大切なことがおわかり頂けるかと思います。

傷が浅いうちに修正すれば、それほど築いてきたプライドを傷つけること無く、改善・修正することが出来ます。


「苦手」という一現象で捉えずに、その裏に潜んでいる「原因・今後への影響」を分析しフォローしてあげる必要があるでしょう。


体験学習に来られている生徒さんの多くは、成績の改善に取り組みたい気持ちをお持ちです。そういった気持を持っている絶好のタイミングで、しっかり時間を確保し改善対策に取り組んで下さい。

タイムマシンのイラスト

コツコツ・丁寧に頑張れば、先々きっと明るい未来が開けますよ。

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