教室夏季休暇終了・授業再開! 水難事故に注意!! [代表:宮谷] 教室の夏季休暇もあっと言うまでした。 本日から通常授業・夏期講習ともに再開いたします。 受験生の皆さんは、この1週間有意義な時間に出来ましたでしょうか? さて、ニュース報道でもあります通り、東北地方に台風5号がやってきます。 今週夏休みを取られる生徒さんやご家庭は、くれぐれも気をつけて下さい。 東北地方や北陸北部だけでなく、関東北部に帰省される方も海や山には近づかないことです。 台風が過ぎ去っても、地盤が緩くなっていたり、水量が多いことがよくあります。 先週は、水難事故で多くのお子さんが亡くなりました。毎日報道が多すぎて、大変心を痛めました。 台風の影響が無い、遊ぶことが許可されている川でもライフジャケットの着用は必須です。 また、海も遊泳禁止の場所は、禁止の理由があります。泳ぎに自身がある人も絶対に立ち入らないようにしましょう。 ちなみに、私もこの夏季休暇中にプールにいきましたが、近くで泳いでいた小学生の女の子が溺れていました。 すぐに気づいて助けましたが、近くにいたお父さんはしばらく気づきませんでした。 みんなが大きな声を出しているので、その女の子の助け声が聞こえなかったものと思われます。 安全な場所で楽しく遊びたいものです。水分補給や準備体操も忘れずに..。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.08.12 素直さ、丁寧さ、マナーは学習に重要! [代表:宮谷] 昨日9日(土)は鶴川教室と忠生教室で、中学2年生の方の体験授業を実施させて頂きました! お二人共とても好印象でした! 中学2年生なので、体験学習実施前にしっかり面談をさせて頂きました。 受験・内申点の仕組みや、現状の通知簿から換算内申を計算してみての志望校への見通しなどをお話させていただきましたが、とても真剣に聞いてくれました。 また、体験学習でもセルモが徹底する丁寧なノート手法なども、素直に指導通りにきちんと実践してくれました。 数学の体験学習では、お二人とも連立方程式を学習しましたが、指導通り「途中式」を飛ばさず、「確かめの計算」を確実に実践してくれました。 その他、帰るときの挨拶などもしっかりしている生徒さん達でした。 それぞれ現状の学習に課題はありますが、この学習や対人関係への姿勢を継続すれば、きっと先々成果が花開くと思います。 それは塾だけでなく、学校やその他の場面でも是非継続して欲しいです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.08.10 読解力・語彙力こそが、全ての学習の源泉! [代表:宮谷] 今週のblogは勉強以外のネタが続いたので、学習塾らしく勉強ネタにしたいと思います(笑) この10年間の学習塾に来られる多くの生徒さんの共通テーマは「読解力・語彙力」と言っても過言ではありません。 2011-2013年に改訂された小学校から高校生の指導内容(学習指導要領)では、「ゆとり教育」が終焉を迎え「考える力」の強化が主眼に置かれました。 その「考える」学習を理解し問題を解くためには、情報を正確に・立体的に読みとく力、つまり読解力が必要となってのです。 ここから一気に学校の定期テストの平均点は下がり、そこから10年以上上昇の兆しを見せません。 つまり「読解力」はこの10年以上、学習につまずく生徒さんの共通テーマとなったわけです。 「読解力」以上に深刻なのは、「語彙力」です。 「語彙力」とは、詳しく説明すると 「物や事象を説明したり、ある言葉を他の表現に言い換えたりすることで、 相手や場面にあわせて、よりわかりやすく、説明、表現することができる力」 例えば、「ぎくしゃく」という言葉がありますが、この語彙の説明が出来る人は中学生で42%しかいません。 国語の物語文で、登場人物の関係が「ぎくしゃく」するような場面は多々ありますが、「ぎくしゃく」という言葉がイメージ出来ないので、その場面の情景を把握することが出来ないのです。 国語だけでなく、数学(算数)・英語など、他の科目でも大きな影響が出ます。 多くの保護者様は、ここに書くまでも無く「読解力・語彙力」が大切なことはすでにおわかり頂いていると思います。 しかし、一番大きな課題は、この2つの力の改善には非常に時間が掛かることです。 1週間学んだからといって、すぐに改善は出来ないのです。 それぞれの言葉の意味や利用シーンを学び、実際に様々な場面で使ってみて始めて身につくものだからです。 つまり、読書・辞書引き・会話・勉強、様々な努力の先に「読解力・語彙力」があるわけです。 そうは言っても、時間は限られているので、体系的に短期間で学びたいものです。 当教室でお勧めしている教材を紹介いたします。 ①ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[一文力編] https://amzn.asia/d/a8BDDts ふくしま式の教材は、当教室の国語力強化コースや季節講習でも利用している教材です。 先ほど申し上げた言葉の利用シーンを想定した教材で、大人が勉強しても”なるほど”と気づきがある教材です。 一文力編は、その中でも言葉の「係り受け」を整えるための問題に特化した問題集で、保護者さんが気になるお子様の「て・に・を・は」の改善を図れます。 購入は一般の書籍やAmazonから可能です。夏休み後半で十分に学べる文量です。 ②論理エンジンスパイラル https://ronri.jp/service/school/kids/ ふくしま式は少し難しい…という生徒さんにとって最適なのが、倫理エンジンスパイラルシリーズです。 「イコールの関係」「対立関係」「因果関係」といった論理関係は、論理的な読解力や記述力を高めるための軸となる関係です。 小学校1年生から学ぶことが出来るシリーズで、実際にこの夏期講習で小学校1年生の生徒さんに取り組んでもらいましたが、楽しみながら取り組めるのでとても集中して実施出来ました。 購入は塾専用の教材卸会社から購入しなければなりませんので、当教室にお声がけ下さい。1冊1,500円〜1,800円+取り寄せ送料です。 1日3-4単元解けば、1冊1週間位で終わらせることが出来るので、ある程度シリーズをまとめて購入しておくのが良いかと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.08.08 あらゆる場面・約束事よりスマホが優先される脅威! [代表:宮谷] 夏休みに入ると、子供たちだけで遊びに行く機会も増え、親としては危険な地域へ遊びに行くことは反対したくなるものです。 渋谷・新宿・池袋などはその代表かもしれませんが、最近ではネット・SNSの普及により、そういった場所で無くても危険な情報や場面に触れることがたくさんあります。 例えば、8/2に下記のようなニュースがありました。 中学生と高校生が連携して、大麻と覚醒剤を売買していたとのことです。 中学校の植え込みから大麻と覚醒剤、SNSで密売 配達役など生徒ら7人摘発 https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc15077f4e93aa5e9e605d733ec817b143c995d 裏には暴力団組織や半グレ集団が関係しているとは思いますが、中学生の子供でもスマホさえあれば、こういった犯罪を犯せてしまうということです。 この仕事をしていると、このようなニュースに触れても驚かなくなりました。 子供たちの事件や事故、様々な情報に触れる機会が多いので、このような事件も氷山の一角なのだろうなと思います。 また、児童相談所に勤める友人からは、子供たちを取り巻く事件の実情を聞いています。 いくら親が教育しても、スマホやSNSはそれを上回る脅威を子供たちに及ぼします。 スマホやSNSの管理や使い方については、今一度各ご家庭で確認をされて下さい。 特にスマホ中毒のお子さんは、あらゆる場面・約束事よりスマホが優先されます。 特にコロナ禍以降の状況は目を覆いたくなるばかりです。 大きな事件や事故になる前に、判断が必要では無いでしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.08.07 今週は戦争の悲惨さについて学ぶ大切な1週間! [代表:宮谷] 本日8月6日は、広島に原子爆弾が投下された日です。 9日が長崎。日本で戦争の悲惨さについて学ぶ、一番大切な1週間です。 私は小学校の社会の授業で学ぶ前に、中沢啓治先生の漫画「はだしのゲン」でその悲惨さを学びました。 「はだしのゲン」自体は、映画版も小学校で上映されました。確か6年生の時だったと思います。 あまりにも衝撃的なシーンが多く、上映が終わったあと多くの生徒が号泣していました。 出所:丸木美術館 自分はすでに漫画でその多くのシーンを読んでいたため、始めての同級生と比べるとそれほど衝撃は受けませんでしたが、改めて「戦争は絶対やってはいけないもの」と痛感したものです。 特に、主人公ゲンのお父さんや弟が家の下敷きになって亡くなるシーンや、その後の放射能によるゲンやゲンのお母さんの被爆症状、戦争孤児達が犯罪をしていかないと生きていけないシーンは、未だに目に焼き付いています。 そのはだしのゲンも、被爆地広島を始め、徐々に歴史教育で使われなくなっているのが悲しいところです。 もう一つ、私が小中学生の時に影響を受けたのが、手塚治虫先生の「アドルフに告ぐ」です。 こちらは、20世紀の最大の悪夢である、アドルフ・ヒットラーを題材としたフィクションです。アーリア人以外の人種をすべて憎み、ユダヤ人を弾圧・虐殺した独裁者がじつはユダヤ人だったら?という内容なのですが、この作品によりユダヤ人の迫害・大量虐殺を知りました。 https://tezukaosamu.net/jp/manga/14.html ユダヤ人の大量虐殺については、ホロコーストと呼ばれています。 何と、当時ヨーロッパにいたユダヤ人の2/3(600万人)が犠牲となりました。 詳細はwikipediaに詳しく書いています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88 ホロコーストを題材として扱った映画には、 ライフ・イズ・ビューティフル、戦場のピアニスト、シンドラーのリスト、プライベート・ライアンなど多数あります。 この夏休み、小学校高学年以上の生徒さんであれば、こういった映画を通じて戦争の悲惨さを学んでみてもよいと思います。※映画により視聴年齢制限がありますので、その点は各ご家庭でご配慮下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.08.05 NEXT BACK