昨日、高市内閣総理大臣が衆議院の解散を宣言しました。
これから、衆議院選挙が行われることになったわけですが、

ここでは解散・選挙の賛否は横に置いておき、受験生に必要な選挙の仕組みをまとめておきたいと思います。
日本の国会は**「二院制(にいんせい)」**といって、**衆議院(しゅうぎいん)と参議院(さんぎいん)**の2つのグループに分かれています。

なぜ2つあるのかというと、1つのグループだけで決めると間違いが起きるかもしれないので、慎重に話し合うためです。
1. 衆議院と参議院の違い
まずは、一番大事な違いを一覧表で見てみましょう。
項目 | 衆議院 (しゅうぎいん) | 参議院 (さんぎいん) |
別名 | 下院(かいん) | 上院(じょういん) |
定数(人数) | 465人 | 248人 |
任期(期間) | 4年(※解散がある) | 6年(3年ごとに半分ずつ入れ替え) |
なれる年齢 | 25歳以上 | 30歳以上 |
選挙の仕組み | 小選挙区比例代表並立制 | 選挙区制・比例代表制 |
2. 選挙の仕組みを詳しく!
選挙に行くと、私たちは2回投票します(衆議院も参議院も共通です)。

衆議院:小選挙区比例代表並立制
小選挙区(しょうせんきょく): 全国を小さなエリアに分け、1つのエリアから1人だけ当選します。「人(名前)」を書いて投票します。
比例代表(ひれいだいひょう): 全国を11のブロックに分けます。「政党の名前」を書いて投票し、票の数に応じて各パーティの当選人数が決まります。
参議院:選挙区制・比例代表制
選挙区制: 主に都道府県単位で選びます(人口が少ない県は2つ合わせて1つの区になることもあります)。
比例代表: 全国どこでも同じ「人(名前)」か「政党の名前」を書いて投票します。
3. 知っておくべき重要ポイント
テストにも出やすい、プラスアルファの知識です。
① 衆議院の優越(しゅうぎいんのゆうえつ)
衆議院の方が、参議院よりも力が強く設定されています。これは先日の日帰り合宿勉強会で説明しました。
理由は、任期が短く、「解散」(任期の途中で全員クビになり選挙をやり直すこと)があるため、より国民の今の意見を反映していると考えられるからです。
予算(国のお金の使い方)の決定や、総理大臣の指名などは、衆議院の意見が優先されます。
② 解散があるかないか
衆議院: 4年の任期が終わる前でも、総理大臣の判断などで「解散」となり、全員が辞めて総選挙になることがあります。
参議院: 解散がありません。だから「良識の府(落ち着いて考える場所)」と呼ばれ、じっくり議論をする役割があります。




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