セルモの教室長BLOG

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推薦入試まであと2か月 [教室長:松本]

朝起きたらベッドを整え、窓を開けます。


不思議と1日が充実します。


教室の前の木々は紅葉し、季節は冬に向かっています。

昨日から受験生18名、一人ひとりの長所などを参考資料として作成しております。


あくまでも参考資料とし、これを機会にご家族で色々と話し合われるのもいいと思います。


一例を挙げますと、


「私の長所は辛抱強く、努力家であることです。コツコツ励み、結果を出すことができます。運動ではサッカー部に励み、学習面では特に数学を伸ばし、心身共に鍛えてきました。高校でも新たな目標に向かって努力してまいります。」


決して「コミュニケーション能力が高い」など一般的な回答でなくても長所はいくらでもあるはずです。


忠生教室で個別に実施する面接練習はだいぶ埋まってきました。推薦入試に本気で合格したい生徒さんは何度でも一緒に練習しましょう。


以下の質問に答えられますか?


「なぜ本校を選んだのか」(具体的な理由)

「入学後にどんなことをしたいか」

「本校の説明会にいらっしゃいましたか」★

「本校の特色を理解しているか」

「入りたい部活はありますか」

「中学校で特に頑張ったこと」

「中学校時代の思い出」

「部活動について」

「自己PR」→ 高校側の視点に立つ

「長所と短所」→ 自分の視点に立つ

「得意な科目、不得意な科目」

「将来の夢や目標」

「将来就きたい職業」

「通学時間、利用交通機関」★

「趣味や特技」

「本校の校則について何か知っていますか」★

「最近気になるニュースはありますか」

「最後に何か言いたいことはありますか」★

※ ★はよく聞かれますよ!




日帰り合宿勉強会では3教室の受験生たちの様子を見てきました。


こんな相談を受けました。


ひらがなの「ふ」の書き方がわからない、「しんにょう」の書き方など。


何度も「ふ」を練習すると「ふふふふふ」になりますね。


私からは「心」や「衆」と言った特に間違えやすい漢字のポイントをアドバイスしました。

【第1回】2025年11月15日・16日 日帰り合宿勉強会報告書 [代表:宮谷]

先週末の15日(土)・16日(日)の両日で、高校受験生の「第1回日帰り合宿勉強会」を実施しました!

第1回は学校説明会等の都合で、2日間に分けて実施。初日は「ぽっぽ町田」、2日目は「町田木曽教室」で実施しました。


保護者の皆様、そして受験を控える各学年の生徒さんに向けて、今回の日帰り合宿勉強会でお伝えした内容を共有いたします。

実際に過去問演習に取り組んでみて、

「現時点では太刀打ちできない問題が多い…」

と感じた生徒さんは多かったのではないでしょうか。

これは参加した生徒さんだけではなく、

毎年多くの受験生が必ず感じる壁 です。

大切なのは、

①謙虚に解説を聞くこと

②丁寧に復習し、知識と経験を積み重ねること

③自宅で十分な勉強時間を確保すること

この3点です。

勉強会の中でもしっかり伝えましたが、ここからが本番です。


一緒に最後まで頑張っていきましょう。

※中学3年生で「やっぱり途中参加でも合宿勉強会に参加したい」という方は、各教室までご相談下さい。

【受験生へ伝えた内容まとめ】

① 他責にせず、自責で取り組む

・高校は義務教育ではなく、「自分の意思」で進む場所。


・受験勉強、高校生活での姿勢は、将来社会人になるときの大切な土台。


・うまくいかない時に、誰かのせいにしても成績は伸びない。


・自分で動き、自分でつかみ取る姿勢が合格につながる。

② 計画的に取り組む

・入試まで残り何日あるか? → やるべき量と時間が見える。


・一日の学習量最低ライン(まずはFトレから)

 - 公立志望 → 1日1科目2ページ

 - 私立併願生 → 1日1科目3ページ


・漢字、英単語も自宅や学校の休憩時間の合間にどんどん進める。


・内申から逆算した目標点の説明を実施。


・まもなく「仮内申」が出ます。志望校に必要な点数・1科目あたりの平均点を必ず把握すること。

③ 丁寧に取り組む

・ノートは丁寧に。書字は大きく・はっきり。


・計算式、図、グラフは絶対にサボらない。


・「間違えた問題の復習」こそ最大の伸びポイント。

④ 健康管理

・毎日入浴(洗体・洗髪)で体調維持。


・手洗い・うがいの徹底。


・バランスの良い食事。


・睡眠はできるだけ 90分の倍数 で。

⑤ 誘惑と距離を置く

・特にスマホ。中毒の場合は親御さんに預ける。


・ゲーム、SNSも受験期だけは我慢する覚悟を。

【今回お渡しした配布物】

① ファイル3冊

・進捗チェック用(勉強内容を必ず記録)

・漢字用ファイル

・過去問ファイル(都立令和7年度/6年度)

※次回以降忘れずに持参してください。


② 筆記用具

・折れにくい受験用高級鉛筆 ×3本

・耳栓(自宅で集中したい時に活用)


③ 学習進捗チェック表


④ 都立過去問(令和7年・6年)

【指導カリキュラム概要】

■数学

・問題表紙の注意書きは本番で読まないため、先に読み合わせ。本番で読んでしまうと時間をロス。


・大問1・2の演習・解き方指導(令和7年度を使用)


・大問1は計算30点+その他16点 = 46点満点

 → 上位・中堅校志望者は絶対死守


・試験開始後、表紙裏に計算スペースを確保


・計算は「丁寧さが命」。配点も1問5点と大きいので、絶対に途中式を飛ばさない。


・図・グラフ・樹形図は必ず書く


・大問2は学校の教科書や授業で習ったことない問題。しかし、“慣れ”で点が伸びるので諦めず。


・Fトレの進め方 → 1時間演習 → ノートの取り方指導

■英語

・表紙の注意書きを読み合わせ(本番は読みません)


・大問1はリスニング、その他はすべて長文


・大問2を用い、長文問題のアプローチ方法を説明


・単語・熟語・文法表現はFトレの最後にまとめあり

 → 必ず暗記すること!


・Fトレの進め方 → 1時間演習 → フォローアップ

【最後に】

合宿勉強会や、今後予定している冬期講習に参加すれば受験準備が完了するわけではありません。

大切なのは、

「受験までに残された時間を、いかに有効に活用するか」 です。

勉強会の中で、自宅学習の具体的内容までしっかり伝えています。


残された時間は限られています。


一日一日を大切に、無駄のない受験生活を過ごしていきましょう。

引き続き、全力でサポートしてまいります!

とても良い生徒さんの質問、将来に繋げてくれると嬉しいです! [代表:宮谷]

昨日、登校した生徒さんと教室の外で少し話をしていると、


「先生、人類の起源はいつですか?」と質問を受けました。

(名古屋大学大学大学院 門脇研究所より)


定期テストは終わったものの、本日が学習確認テストということで社会の復習をしていた際、ふと疑問に思ったそうです。


この質問は一見シンプルですが、「現在の人類(ホモ・サピエンス)」の話なのか、「人類全般の進化の始まり」なのかで、答えが大きく変わるところが難しい点です。生徒さんもその点を不思議に感じたようでした。とても良い視点だなと思いました。



■人類の起源(人類全般として見る場合)

現代ビジネスより

人類の祖先として最初に登場したとされるのは、約 700〜500万年前 にアフリカに現れた 猿人 です。


この頃から二足歩行を始めたと考えられており、学校教育では一般的にここを「人類の起源」と説明します。


その後、約 200〜180万年前 に 原人 が登場し、

・打製石器を使用

・火の使用

・簡単な言語の使用


といった、より高度な行動をするようになったとされています。

ナショナルジオグラフィックより

ただし 原人は絶滅しています。



理由としては、気候変動や病気、近親交配による遺伝的多様性の低下、新しく登場した人類(ホモ・サピエンス)との競争など、複数の要因が重なったと考えられています。



■現在の人類(現生人類:ホモ・サピエンス)

ナショナルジオグラフィックより

私たちの直接の祖先である 新人(ホモ・サピエンス) は、

約 20万年前 にアフリカで出現したとされます。


その後、約 6万年前 にアフリカを出て世界中へ広がりました(「アウト・オブ・アフリカ説」)

現在の人類は、このホモ・サピエンスにつながる系統です。つまり、皆世界中の多くの人は同じ起源なのに、ずっと戦争や争い事が耐えないのが不思議です。

アフリカから全世界に広がっていった現生人類(海部陽介氏による)


■他の人類との関係

人類史では、ホモ・サピエンス以外にも複数の人類が存在しました。


特に有名なのが、

・ネアンデルタール人(約40万〜4万年前、主にヨーロッパ)

・クロマニョン人(約4万年前、ホモ・サピエンスの一集団)


ネアンデルタール人は絶滅しましたが、最近の遺伝子研究により 現代人の遺伝子の中にも数%、ネアンデルタール人由来のDNAが含まれている ことが分かっています。

東洋経済より


近年のDNA解析の進歩により、異なる人類同士が複数回にわたって交配していたことも明らかになってきました。


そのため、人類の進化の流れはかつて教科書で習った以上に複雑であることが分かってきています。


■最後に
 


この20年で遺伝子解析が飛躍的に進んだことで、私たちが中学生だった頃に習った内容と、現在の知見には大きな差があります。


今後も新しい化石の発見や研究の進展により、さらに情報が更新されていくはずです。


こうした「進化の謎」に興味を持った生徒さんの姿勢を、とても嬉しく思いました。


好奇心が学びの原動力になる好例ですね。ちなみに、この生徒さん以外にもこういった分野に興味がある生徒さんが先日いて、私が持っている地球史マップという書籍を貸し出しました。

いま人類史マップという書籍も読んでいるので、読み終わったら教室に置いていおきたいと思います。

テスト初日の声と、ここからの踏ん張りどころ[代表:宮谷]

2学期期末テストが昨日から本格スタート!

スタートボタンのイラスト(オフ)

本日からの学校もあります。


一方で、インフルエンザの影響による学級・学年閉鎖。

学級閉鎖のイラスト


さらにはお隣の相模原市での“学校閉鎖”の情報も入ってきています。生徒さんだけでなく教職員の罹患も多かったのかもしれません。


防ぐにはまずは基本の徹底を。


  • 手洗い・うがい・マスク

  • 帰宅後はシャワーで身体・頭までリフレッシュ

  • 栄養(タンパク質+野菜+水分)と十分な睡眠

    私たち講師陣も同様に徹底します。


テスト初日の声と、ここからの心構え😇

初日を終えた生徒さんから、頼もしいコメントが届きました。


  • 「200字作文、練習のおかげで落ち着いて書けた」

  • 「音楽は手応えあり。100点あるかも」

  • 「英作文、しっかり書けた」


素晴らしい!…ただし、ここで油断は禁物。2日目以降で崩れるケースが毎年出ます。最後の科目が終わるまで、淡々と「やるべき量を決めて淡々と実行」を合言葉に。



直前SOSへの即応

「理科:金星と地球の位置関係が分からない」

「社会:歴史が手つかず」

といった突然のSOSも多数あり、個別に対応しました。一人言い出すと、みんな言い出します😢

崖から落ちそうな人を助ける人のイラスト

本来はもっと前に相談が理想ですが、範囲が広い今学期は“漏れ”が出やすいもの。


今日も細かくフォローします。

📝「大丈夫」の言葉をうのみにすると… [代表:宮谷]

昨日のブログで「ご家庭でも提出物をチェックして下さい」とお願いしました。

https://www.selmo-machida.com/wpsys/blog/13324.html

プリントを配る先生のイラスト(女性)

私のほうでも昨日登校した生徒さん達に声を掛けてみると――

数学の学校ワーク:提出義務は無いが、1ページも手をつけていなかった。

英語の学校ワーク:6ページ残っている(テストは11日)

国語の学校ワーク:4ページ残っている(テストは11日)

という状況が判明しました。

ぴえんのイラスト(女性)

いずれも先週末のテスト対策授業で「大丈夫です」と答えていた生徒さん達です。


「少し疑って聞いてみる」ことが大切ですね。


大人同士でも言葉の行き違いは起きますが、精神的に未熟な中学生ほどその“齟齬”は大きくなります。

伝言ゲームのイラスト

「やった=手をつけた」「終わった=一部だけやった」など、認識に差が出るものです。


保護者の方のひと声と確認が、テスト直前の仕上げを大きく左右します。


💡小学生では「売買計算」で苦戦する生徒が多い


昨日の授業では、小学5年生の「割合(単位量あたりの大きさ)」の単元に取り組んだ生徒さんがいました。


特に多くの生徒さんがつまずくのが「売買計算」です。

•仕入れ/原価

•定価/値引き

•利益(もうけ)/お釣り

など、日常生活に関わる用語が多数登場します。

お金のマーク(円・札)

ところが最近は、

「子ども自身が現金を使う機会が少ない」「電子マネーで支払いを済ませている」ため、

こうしたお金の流れ=商流のイメージが湧きにくい傾向があります。

キャッシュレス化のイラスト

「なぜ利益が出るのか」「原価と定価の関係は?」など、

仕組みから丁寧に理解していく必要があります。


授業では繰り返し説明を行っていますが、

ご家庭でも「このお菓子、20%引きだけどいくらになるかな?」など、

身近な話題にして頂けると理解が深まります。


中学数学でも、こうした用語は文章題で頻出します。


そして社会に出てからも「商流」や「原価感覚」は非常に大切な力です。


📘テスト週間です。

「提出物の確認」と「苦手分野の再チェック」、

ご家庭でも最後のひと押しをよろしくお願いいたします!

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!