セルモの教室長BLOG

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作文練習会を実施しました[代表:宮谷]

本日も当教室のBlogをご覧頂きありがとうございます。

先週12月8日(土)に、受験生を対象とした作文練習会を実施しました。

作文は、東京都立高校の推薦入試及び一部の私立高校で試験項目に入っていますので、対策が必要になります。

この作文対策は、面接対策以上に各生徒の習熟に苦労します。と言うのも、そもそも最近は学校でも作文を書く機会が減っていること、また作文の基本を体系的に学ぶ機会が無いことなどが上げられます。

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受験に対応した作文スキルとして、

①文字数、句読点の打ち方、スペースの空け方など、内容以外で理解が必要な作文の基本ルール。

②文語体、口語体の違いなど、国語として理解しておく必要があること。

③そして、序論・本論・結論など、テーマに沿った内容の展開の方法。

これらのスキルを身につける必要があります。

残念な事に、ほとんどの受験生がこれらスキルを持ち合わせておらず、一から指導することになります。なんせ、作文用紙が1枚何文字か?ということさえ知らないのです。これは毎年ほぼ同じ状況で、まれに「作文コンクール」で入賞する生徒などは、自然と身に付けているケースもあります。

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まずは例題を生徒に提示し、自分なりに書いてきてもらいます。それを我々が添削し、その生徒の課題・問題点を整理します。添削した作文と課題を生徒に説明し、もう一度同じ例題を書き直してもらいます。

最初は10点か20点(100点満点で)の状態の生徒も、指導を受けながら書き直していくと、3度目から4度目の書き直しで60点か70点の作文を書けるようになります。そして、様々な例題の練習を繰り返すと、だんだんと生徒達の頭の中にパターンがインプットされ、なかには80点・90点が付けられる作文を書けるようになる生徒も出てきます。

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この時期は勉強にも時間を割かなければならず、作文ばかりやっているわけにはいきません。それでも推薦で合格しようとするならば、作文や面接の対応も必要で、時間の使い方が難しいところです。生徒達には、「基本は勉強。疲れてきたり、飽きてきたら、その合間に作文に取り組んでみよう」と伝えています。

受験に対しスイッチが入り始めるのもこの時期で、意識が高まった生徒は作文の問題点も素直に聞き入れ、黙々と修正作業に取り組んでいました。一方で、スイッチが入らない生徒の中には、事前に来校の約束をしていたものの、無断欠席をするなど、その意識のコンストラクタは明確です。スイッチが入らない生徒の入らない原因は様々ありますが、あまり原因を追い求めても受験までのリミットが迫っており、再度時間を取ってレクチャーし直すしかありません。

我々のこういった対応に「それはその生徒やご家庭を甘やかしているのではないですか?」というお声も頂いたりしますが、昨今の事情(ここではあえて細かく書きませんが)を鑑みると、我々としては再度レクチャーするほうを選択せざるを得ない事情があります。大人になったら「悪いことしたな」くらいに感じてくれると良いと思っています(笑)。

作文対策は今週も引き続き行われます。


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2018.12.10

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