セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

「先生、中二病ってなんですか?」[講師:松本]

先日とある生徒に聞かれました。

「先生、中二病ってなんですか?」

誰かに言われたようで、気になったようですね。私も苦し紛れに答えましたが、確かに具体性のない言葉ですよね。なんとなくは分かるのですが、はっきりしません。そこで調べてみました。

中2病とは、思春期の少年にありがちな自己愛に満ちた空想や身の丈に合わない壮大すぎる設定をしてしまうことです。

1.洋楽を聞き始める 2.うまくもないコーヒーを飲み始める 3.母親に対して「プライバシーを尊重してくれ!」と言いだす。 4.売れたバンドに対して、売れる前の方が好きだったと何気なく最先端の自分を自慢する。

こうして挙げてみますと、ほとんど皆通る道なのではないでしょうか。もともと伊集院光のラジオ番組で生まれた造語です。当時は、あの頃の恥ずかしい自分を自虐的に話すだけでした。しかし、今となっては2チャンネルなどで解釈が歪曲され、揶揄する意味合いが強くなりました。

先ほど挙げました例を改めて読みますと、中2病と言われる言動や行動は「大人になるための成長過程」であり、極めて重要なプロセスだと思うのです。

中学生に「中二病」という言葉を使うのは間違えで、いい大人に対して使うものなのだと思います。いずれにしても、言われた本人はいい思いをしないでしょう。中二病と言われないためにはどうすればよいのでしょう・・・それは自分より周りを大切にすることかもしれませんね。


カテゴリー:
セルモの教室長BLOG
2018.11.17

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!