セルモの教室長BLOG

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子供たちの勉強のモチベーションを上げるには?[代表:宮谷]

おはようございます。

今日も関東地方は快晴で、風もなく落ち着いた気候です。

段々と気温も下がり、湿度の低下からか、朝少し喉が乾いた感じでした。そろそろ加湿器も入れていかないといけませんね。

さて、タイトルに書いた通り学習塾にとって一番の悩みは、「どうすればこの生徒さんが学習に興味・関心(モチベーション)を持ち、成績を上げれるか(もしくは、分からないところが解決するか?)」と言うことです。

全ての保護者様では無いものの、多くの保護者様がそこに期待されて入塾を決断されています。しかし、大手学習塾の「◯◯スイッチ」を入れる・・・みたいに、ボタンを一つ押せばやる気に繋がるということはめったにありません。

会社であれば、会社と従業員は「給与」という関係で結ばれていますので、「頑張って良い成果を残せば給与を上げる」というモチベーションアップの方法があります。

しかし、学習塾と子供の間にはそういったお給料やお小遣いの契約があるわけでもなく(例えば、成績優秀賞やポイントで景品を上げるなどの取り組みはやっていますが)、子供たちの動機付けはなかなか難しいものがあります。

最近の子供たちは、比較的「褒め慣れている」感もあり、単に「頑張ったね!凄いね!」と褒めても、効果は一時的であり、継続しない傾向にあります。子供たちの個性や特徴を受容し、頑張ったことに対して褒めてあげるという社会的風潮が広がっているのでしょう。その事自体は良いのですが、少し褒め慣れてしまっている生徒も多い印象を受けます。

では勉強法が楽しければ良いか?というと、それだけでも難しいところがあります。当教室のコンピューターを使った学習システムは、普通に教材を使い人間が教えている授業より、子供たちは圧倒的に楽しんで取り組んでくれます。しかし、楽しいだけでは、学習の理解に繋がらず、分からない箇所を明確にし、分かるまで繰り返し鍛錬を積む苦労も必要です。セルモ学習システムの中には反復学習の機能があり、生徒達には取り組んでもらっています。出来なければ悔しい生徒は反復に闘志を燃やしますが、闘志を燃やさない(悔しいと思わない)、生徒さんたちが増えているのも事実です。

他に「目標を設定する」という方法もあります。中学二年・三年になると、将来のキャリアを思い描き、そこから逆算して、進学先や高める能力などを考える機会を持ってもらっています。しかし、それはあくまでも受験生だから考えてくれる・・という面も否定しがたいところです、中学一年生や小学生にキャリアの話をしても難しいところがあります。

他にも、生徒さんの悩みを聞いてあげたり、勉強と関係無い話もしてみたり・・・、講師陣は本当に日々様々努力しています。

このように生徒さんの年齢や性格・個性を鑑みながら、様々な方法を試し、生徒さんの学習へのモチベーションを上げていきます。保護者さんとも良くコミュニケーションを図り、生徒さんの日常の関心や興味を聞きながら、生徒さんの心根を探していきます。すぐに見つかる場合もあるし、少し時間がかかる場合もあります。とにかく難しい作業です。

難しい作業なのですが、それが我々の仕事ですので、日々情報を集め、様々丁寧なプロセスを踏んで生徒さん達にアプローチし続けるしかありません。勉強と同じでコツコツ積み重ねれば、絶対に成果が出ると信じで取り組んでいます。今日も、明日も、明後日も・・・。

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2018.11.15

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