言語的な豊かさ 卍 一昔前に学生たちの間で「マジ卍」という言葉が流行っていたのをご存知でしょうか。 あらゆる場面で使用されていました。 具体的に意味はないのですが、たとえば「すごい」「やばい」「かっこいい」など感嘆する時に使用されていました。 国語を教えるものとして危惧していることがあります。 それは言語の単純化によって複雑な思考が出来なくなることです。 「マジ卍」や「微妙」という表現は自分自身の中で考えがまとめられない または、まとめるのが面倒くさい時にするのではないでしょうか。 心の中で考えがまとまらない それは深刻な問題だと思います。 より多くの言葉に接し、調べ、吟味し、言語能力を豊かにしていくこと それは文学的なマターではなく 考えて生き抜くためのマターだと思うのです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.08.02