セルモの教室長BLOG

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5W1H

GWで帰省された方々も多かったのではないでしょうか。
帰省して、おじいちゃんおばあちゃんは孫たちと何を話したのでしょうね。

「学校はどう?」
「勉強はしっかりやっている?」
「高校、大学はどうするの?」

これではさすがに口をつぐんでしまいます。
なかなか孫と会話が取りづらいなんてこともあったのではないでしょうか。

世代間のギャップ、親子間のギャップ
色々ありますし、仕方がない側面も多いと思います。

現在の状況と団塊の世代の状況はあまりにも違います。

◆団塊の世代(昭和前半生まれ)

終戦後、汗水流して生きるために働いてきた方々
会社は終身雇用
良い会社に入るためには良い高校、良い大学へ進学
学問は必須

◆今の世代(平成生まれ)

生きるために働くよりも、仕事にやりがいを求めている
必ずしも大学に行きたいと思っていない(行くとしても社会人になる猶予がほしい)
良い高校、良い大学よりも「専門性」を意識している(介護・福祉など)
学問は青春のおまけ

もちろん全員がそういう傾向にあるとは思いませんが、考えられる構図だと思います。
そして保護者世代の方々はその中間地点にいると考えられます。

中間地点ですと「融通が利く」という感覚もありますが
実際には「固定観念がない」「何が正解かわからない」という方もおります。
そして最終決定を子供に委ねます。

同世代として、書いていて私も非常に痛々しい内容ですが、これが現実なのではないでしょうか。

子どもに勉強する意義を伝えなければ意味がない

やはり私は子供たちに学んでほしいという考えに帰着します。
教養がなければ孤立します。
仕事を得られなければ、生きていけません。
子どもたちにはそんな状況に陥ってほしくはありません。

おじいちゃんおばあちゃんが言っていること
「学校はどう?」
「勉強はしっかりやっている?」
「高校、大学はどうするの?」

それはつまり
「学校でうまくやっている?」
「将来に対して備えている?」
「夢は見つかったか?」
ということ

だけど孫たちはまだ「夢」が見つからないから
そっけない返事になってしまうものです。
そもそも質問の答えはYESかNOしかないじゃありませんか。

夢が見つかるまで
夢を持ちながら

しっかり学び
しっかり働けばいいじゃないですか

どんな音楽が好き?
どんなアニメが好き?
スポーツは何が好き?

質問に5W1Hを含めれば、有意義な会話が生まれるのではないでしょうか。

カテゴリー:
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2018.05.07

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