セルモの教室長BLOG

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語学教育

私は学生時代、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、トルコ語、スペイン語、サンスクリット語を授業で学びました。
英語はなんとか身に付きました。
ドイツ語は同じゲルマン系言語でしたので、まずまず。
フランス語やイタリア語のラテン系言語はCiao(チャオ)くらいでしょう。
トルコ語は専攻語だったので日常会話くらいなら。
サンスクリット語はただの興味本位でした。
ちなみに九州弁は独学ですね。父が久留米ですが・・・

世の中には多言語を習得される方々もおりますよね。
母は英語・トルコ語・アラビア語・ヘブライ語を話していましたね。
赴任先では、現地語が話せないと買い物もできませんからね。
今ではすべて忘れたようですが。。。

私の場合、語学教育に役立てています。

その原点となっているのが「トルコ語」です。
トルコ語には「母音調和」という音楽みたいなルールがあります。
「あー」と発音したら「うー」に続きます。
「えー」と発音したら「いー」に続きます。
ちなみに母音は8つあります。。。

分かりづらいですよね(笑)
私も最初はさっぱりでした!
大事なことは
「語学は人が発音しやすいようにできている」という当然なことを知ったことです。

「あー」と発声しながら口を閉じていきますと「うー」になりますし
「えー」と発声しながら口を閉じていきますと「いー」になりますよね。

英語に例えますと無声子音から突然有声子音にはならず、自然と無声音のまま
消えていくのです。(※ 無声音とは喉が震えない音のことです)

例えば・・・
She likes music.
「好む」の最後の「k」は無声音なので、当然「s」も無声音です。
他にもhelps, keeps, cakes, makes etc
それでは有声音ならどうでしょう。
Betty buys pens on Fridays.
ここぞとばかりに「s」を使ってみました。
どの「s」も発音が「ズ」なのは手前の音が有声音だからですね。

あと、お気づきかもしれませんが、動詞につく「三単現のS」と名詞につく「複数形のS」は「つき方も同じ」「発音のルールも同じ」なのです。
はっきり断言してあげることが大事ですね。

まあ、面白いかどうかは置いておいて
「教える」時はたくさん引き出しがあったほうが良いですよね。
生徒も様々ですし・・・私たちも日々学習です。

私の場合、どんな教科も他教科を活用した教科横断型で教えることが目標です。
メソポタミア文明を覚えてほしい時は「間」を意味する「メゾフォルテ」や「Mediteranean Sea(地中海)」なども使います。

メソポタミア文明とは二つの川の「間」という意味があります。

それが生徒たちにとって、来る時代に備える準備となることを願っております。


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2018.03.12
命のバトン

先月のことでしょうか、生徒が「第一次世界大戦」についてノート学習しておりました。
「どう、大丈夫?」
「わかりません。」
「・・・」

確かに生徒の言う通りです。学校でも塾でも歴史教育が実に内容がないのです。

~第一次世界大戦で開発された兵器は
「毒ガス」「戦車」「潜水艦」「戦闘機」の4種類です。覚えましょう!~

これではいけませんよね。
ドイツやフランスの兵士だちは塹壕(ざんごう)に身をひそめ
至近距離で戦っていました。
塹壕とは地面を掘って、銃撃を避け、ゆっくり進軍するための深く長い穴です。
つまり敵が見えないのです。
そこで開発されたのが「毒ガス」です。「戦車」です。「戦闘機」です。
また、「潜水艦(Uボート)」が開発されたということは敵国が海を越えた国だったことも予測できますね。
結果だけを見て、原因を知らないのはどうなのでしょう。

SELMOではかなり深いことまで学習できる「エピソード」という画面があります。そこには学校では教わることができない様々な「エピソード」を深く学ぶことができます。

「昔のことを学んだって意味がない」

有史以来、今日までつながってきた私たちの命
その人々の「営み」に「意味がない」はずありません。

私たちにも様々な思いがあるように
ご先祖様も必死で生き抜き、私たちへと命のバトンを託したのです。


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2018.03.12

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