セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

塾で丁寧に教えて貰っているのに成績が上がらない生徒

「丁寧に教えてくれる塾」誰もがそういう指導をしてくれる塾に通いたいものです。

当然我々も、生徒が理解できるよう丁寧さを心がけてきます。

しかし、丁寧に教えても成績が伸びない生徒がいます。それはなぜでしょうか?

話は簡単です。丁寧に教わっただけで、本人は解き方を理解していないからです。つまり「丁寧な指導=理解が深まる」では無いのです。丁寧な指導の後に、理解が深まるまで「本人が自力で解く」ことが重要であり、それが無ければ「丁寧な指導」に意味はありません。

ところが多くの個別指導塾では、「丁寧に指導した」で完結している塾がほとんどです。「丁寧に指導した」後に、本来は類題を解かせるべきですが、今の中学校はテスト範囲が広く「本人の理解が定着する」まで時間が取れないのが実情なのです。

生徒も「丁寧に教わった」感覚は残っていますが、いざ宿題を解こうと思うと、教わったタイミングから時間が経ってしまい「解き方」を忘れてしまっているのです。結局、テスト範囲の理解が浅いまま範囲を進めており、定期テストの結果に繋がらないと言うことになります。

セルモはそれら多くの個別指導塾の反省から、無理に範囲を進めるのでは無く、きちんと各単元や要素が理解できてから次に進むようにしています。コンピューターを教材に使っていますので、間違えた問題は必ず復習して自力で解けるようになってから次に進む仕組みです。

そうすることで、基礎単元から確実に点数が取れるようになりますので、例えば全部の範囲の学習が終わらなかった生徒でも、そこそこ点数を取れますし、全てきちんと終わった生徒は高得点を取れるのです。

今日このblogで書いた内容は冷静に考えると、「やって当たり前の事」ではありますが、意外と当たり前のことを出来ていないのが学習塾なんですね。

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2016.10.06

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