セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

これから落ちていく一方と想像します。

読売新聞の記事に「東京大学のアジア大学ランキングが、1位から7位に落ちた」という記事が掲載されていました。

詳しくは、リンクの記事をご覧頂きたいのですが

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/ichiran/20160802-OYT8T50018.html?seq=04

学習塾を経営していると、そりゃそうだよなあ・・と感じます。これからますますランキングは下がる一方でしょう。

どういった部分で感じるかと言うと、「日本の教育は画一的」という言葉に尽きます。

平等な教育サービスを全国民に提供するという日本の仕組みは素晴らしいものでした。日本の高度経済成長や平均学力を支えた原動力です。

しかしながら、この「平等」という言葉は少し見方を変えると没個性となってしまいがちです。海外では、学力に優れる人材には機会もお金もどんどん投資していきます。どうしてかというと、そういった人材が将来国を経済でも政治でも引っ張ってくれるからです。東京大学で言うと、平均的な学習においての平均点は高いけど、どこか飛び抜けた人材を育てる場所では無いと言うことです。いまは特色を出して、海外からも国籍問わず学生をどんどん誘致していきます。

日本の場合は、大学や国の仕組みで一部そういった仕組みもありますが、ほとんどが自助努力に任せきりです。今の豊かになった日本で、昔と変わらず「平等主義」で進めてしまうと、貪欲に努力する人も出てこないし、本来可能性のある人材を若いうちからトレーニングすることも出来ません。

そういった意味では幼少期に、その人材が学力や運動などでどのような可能性を持っているのか?確認する手段が必要なのでしょう。一方で、学力や運動に劣る人も出てくるので、そういった人材をサポートする仕組みも同時に必要です。そうしないと、一部の優秀な人材だけが頑張って、そうでな人は努力しなくなるからです。そうなると、社会保障費が増大してしまうことは容易に想像出来ます。

つまり学習塾と同じように、人材育成や指導の個別プログラムが必要と言うことです。それらを実現するためには、資金が必要です。築地市場の移転のような、無計画な無駄金を節約すれば、子供達の個別指導プログラムなんて簡単にできそうですよね・・・。

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2016.09.13

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