セルモの教室長BLOG

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部活動について

新学期が始まりましたが、すでに新学期の授業や部活動で疲れている生徒が多いですね。

特に1年生・2年生は3年生が部活動を引退したので、部活内での役割も大きくなり大変なのではないでしょうか?

学習塾においても生徒さんの部活動というのは、勉強とは切っても切り離せない存在です。やはり部活動をやっている生徒は、来校時間も遅く部活動で疲れて勉強に身が入らないケースも散見されます。

今日はその部活動について少し記述したいと思います。

部活動は保護者さんからのご相談の中でも非常に多いご質問です。一番多い質問は、「部活動に入っていないと、内申に影響が出ますか?」です。

実際には、部活動の有無は内申点には関係無く(一部の私立で加点する学校はありますが)、その生徒さんの身の丈にあった活動をされるようアドバイスしています。生徒さんに体力的・精神的キャパシティが無いのに部活動と勉強の両立を求めてしまうのはNGだと言うことです。

部活動には、チームワークや達成感など様々な能力を上げる効果があると言われていますが、あくまでも中学校は義務教育ですので、学校の基本的な9教科の勉強が基本にあるわけです。こちらをおろそかにして、部活動中心になってしまっては良くないと考えます。

中には両方を効率よくやりこなす生徒さんもいますが、そういった20人生徒が居れば2〜3名程度の割合という感覚ですので、それを全員に当てはめてしまうことは良くありません。時代的に根性論や精神論で語ることは、今の子供達にはなかなか当てはまらないのです。あくまでも生徒さんの特徴をよく判断して、中学校生活の過ごし方をアドバイスすべきと考えます。

部活動によっては、顧問の先生が生徒さんの様々なバランスを考慮せずに全員に同じ努力を求めるケースもありますので、顧問の先生の方針も部活動入部前には確認しておくべきかも知れません。部活動熱血先生も最近では陰を潜め、生徒さんの勉強が追いついていない場合は部活動を禁止する先生も出てきましたが、まだまだバランスを見てくれない部活動もありますので、保護者さんの目線でしっかりチェックしてあげることも重要と考えます。

もちろん理想は文武両道というか、部活動とも両立出来ることが理想です。その理想を実現するためには、小学生の間からきちんと勉強に遅れが無いよう、学習の貯金を作っておくことが良いことは言うまでもありません。

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2016.09.05

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