セルモの教室長BLOG

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9月1日は、そういう日だったのですね・・。複雑な心境。

9月に入りました。

学校が始まった生徒達は、どこか憂鬱な顔をしている子達が多いですね。私も夏休み明けは嫌だったものです。私の場合は、電車で学校に通っていたので、サラリーマンの方々から「学生が戻ってきた!」という顔を電車でされるのが嫌でしたね(笑)。

社会人になると比較的空いていた8月の電車が、9月になると一気に混雑するので、サラリーマンの気持ちも理解出来たものです。

今日はその9月1日に関する投稿を一つ。

先週あたりから同じ記事がいくつかの媒体で出ているのですが、9月1日は1年で最も「子供の自殺」が多い日だと言うことです。私も全く知らなかったのですが、学校の始まる事が負担になり、自殺してしまうとのことです。

http://news.livedoor.com/article/detail/11958063/

それも原因としては「いじめ」を苦にしてというのもあるようですが、「親子関係の不和」「家族からのしつけ・叱責」が大きな比率を占めており、特に中高生は「学業不振」「進路の悩み」が高い傾向にあるとのことです。塾の経営者の立場で言うのも何ですが、せっかくの人生を学業不振や進路の悩みくらいで自殺して欲しくないものですが、やはりそれらを家族から叱責され、心を痛めてしまう子供達が多い状況に、我々も接し方に様々な配慮が必要であることを改めて考えなければいけないと言うことが分かりました。

我々も夏休みの終盤になると、特に受験生に対してはハッパを掛けますし、学校の宿題も内申点に関わるので進捗を確認したりします。最近の中学校の夏休みの宿題自体はそれほどたいした量ではないのですが、生徒一人ひとりが夏休み終盤をどういった心持ちで毎日過ごしているか?といった細かいところまでは把握出来ていないので、簡単に言ってはいけないのかも知れません。

もちろん生徒の表情やしぐさは観察していて、気になる生徒がいた場合は早めに保護者さんに電話したり、比較的お節介に対応している塾だと思います。実際に今年も一人気になっていた生徒がいて、夏休み終盤に保護者さんと電話すると、問題を抱えていると言うことが分かりました。

周りの大人が常に関心を持って、相互に情報交換しながら子供達を支えていくしか無いのでしょうね。とにかく長い人生、絶対に自殺などという手段で人生を終わりにしてもらいたくないです。

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2016.09.01

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