セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

面接練習会のご報告

お盆前の11日に実施した中学3年生の面接練習会ですが、終了後に何人かの受験生の保護者様から、「面接練習会ありがとうございました!家に帰って来て早速練習していました。」など、お声を頂きました。

確かにあの練習会に参加した多くの生徒が、お盆明けから表情が変わったような気がしますね。やはり危機感を覚えたと言いましょうか、面接だけではなく勉強にも少しずつ身が入ってきたような印象を受けます。

さて、実際に写真を交えてどういったことをやったのか共有させて頂きます。

まず会場は、近くのJAさんで貸し出している会議室です。

少し設備は古いのですが、人数も大勢いたのと普段と環境を変えた方が良いかと思い、貸し会議室で実施しました。

最初に面接はなぜ練習する必要があるのか、練習することでどういったメリットがあるのかといったことを説明し、身だしなみや持ち物に関する注意点をレクチャーしました。

特に身だしなみについては、現時点で合格レベルに達していない生徒が多いのがこの季節の特徴です。なぜ一番最初に身だしなみのチェックを行ったかと言うと、面接のポイントの一つとして、「メラビアンの法則」と言われるものがあるからです。

ご存じの方も多いでしょうが、「人の第一印象は見た目で決まる」というものです。見た目で68%、次に声の質(声のトーンや、話すスピードなど)25%、実は言っている内容は7%程度と、たいして影響を及ぼさないと言われています。なので身だしなみについては、面接対策の最重要課題として取り組んでいます。

例年、特に男のことについては「制服が汚い(汚れ、シミ、シワ)」「髪の毛がボサボサ」など課題が多く、普段の授業でも「散髪に行けよ〜。」「制服綺麗にな。」など受験前までそのせめぎ合いが続きます。

比較的身だしなみが良い生徒さんに前に来て貰い、頭からつま先まで一つひとつポイントを抑えながら説明しました。全員にチェック表を付けて貰いましたが、概ね50点未満の生徒が多かったですね。女の子は、髪の毛を縛らっておらず減点の生徒が沢山いました。

次に面接で大事な要素となるマナーについてトレーニングしました。実際に面接会場の設定で、ドアから入ってきて貰い、お辞儀をし自己紹介するという流れを練習してみましたが、みんな緊張してなかなかスムーズに行きません。声の出し方や、お辞儀の仕方など、こちらも一つひとつ繰り返し練習しました。

写真を見て貰えれば分かりますが、お辞儀の仕方一つでもだいぶん差が出てくるものです。2番目の写真を見ると、身体では無く頭だけでお辞儀していますね。3番目の写真はなかなか良いです。4番目は、政治家がよく使うお辞儀の仕方みたいです(笑)。

特に普段から姿勢が悪い生徒は、お辞儀の練習をしても身体の落ち着きが無かったり、お辞儀もぶれてしまったりと課題が沢山出ました。やはり普段からの心がけが重要ですね。

最後に簡単な自己紹介の練習をしましたが、緊張から自分の名前を忘れてしまう生徒(笑)もいて、生徒にとっては大変疲れた練習解(約3時間の練習)だったのではないかと思います。

まだ具体的な問答には入れていませんので、次は基本的な良く聞かれる想定問答を用意して練習を行います。面接だけでなく、集団討論や作文対策など、まだまだ進めていくことがありますが、着実に一つずつクリアしていきたいと思います。

カテゴリー:
セルモの教室長BLOG
2016.08.20

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!