セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

成績優秀者表彰!

中学生の1学期期末テストの結果に基づき、成績優秀者を表彰しています!

当教室では、いくつかの基準(総合得点、1科目得点、改善点数)を設け、頑張った生徒に景品を差し上げています。

今回も10名以上の生徒が表彰の対象となり、素敵な景品をゲットしてくれました。ちなみに今回は、無印良品のアクリルシャーペン(エアーグリップ付き)です。無印商品のシリーズは人気があり、特に女子生徒はいつも筆箱に入れて使ってくれています。

中にはセルモの文具で、筆箱が満たされている人もいます(笑)。

さて、今回成績の総評としては、中間テストの点数を維持出来ていれば「大合格」、アップすれば「超合格」、10%くらいの減であれば「合格」と見ていました。どうしても中間と比べると期末は難易度がぐっと高まるので、成績の維持は困難です。各学校の平均点も、30%くらい落ちている科目もざらにありました。

そういった中でも多くの生徒が合格基準で頑張ってくれましたので、良かったと思います。それぞれの課題は夏休みの学習に活かして、2学期中間テストは「超合格」を目指して頑張っていきましょう!

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2016.07.23
挨拶をしない?出来ない?

大勢の生徒さんに日々来校して貰っていますが、こちらが元気よく挨拶をしてもいっこうに返事を返さない生徒がいます。

反抗期なのか、恥ずかしいのか、声を出すのが苦手なのか、それぞれの生徒に事情があります。こういった生徒さんは授業でもなかなかコミュニケーションが難しいところがあります。解けない問題について、分からない箇所を聞こうとしても一切何も答えない場合が多いです。一つひとつポイントをチェックしながら解説して、どこのポイントがはっきり理解出来ないか詳細に指導しても返答は一切ありません。

特定の講師の事が嫌いならばまだ分かりやすいのですが、どの講師がアプローチしても同じ状況の場合がほとんどです。こういった生徒さんの中には、「場面緘黙症」と言って特定の場面ではコミュニケーションが難しい症状をお持ちの場合があります。家では会話が出来るが、学校や塾では会話が出来ない症状です。その逆もあります。お父さんの前では会話が出来ないが、塾や学校では出来る・・といった具合です。

この場面緘黙症というのは、どういったことが原因で発生しているのでしょうか?実は医学的にはっきりと原因は分かっていないようですが、脳の機能の一部が「リスク(失敗)」に対して行動を止めてしまう作用があるのでは?と言われています。また、本人の気質や家族の気質(遺伝的要素)、言語障害、新しい環境や文化への適応の問題、家族以外の人間と関わる頻度など、いくつかの要因が挙げられています。

2〜5才くらいに症状が出て、その後専門家による適切な対処を行えば比較的短期間で症状は治まるようですが、放置するとその後の大人にかけての人格形成にも影響を及ぼすので、症状が判明した際は早めに対応が必要のようです。ただ、「場面」なので、家では症状に気付かないケースもあります。

だから保護者さんは、学校や塾、習い事などでお子さんがどういうコミュニケーションを取っているのか、情報を集めておく必要があります。当教室では、極力早めにコミュニケーションの問題点についてはお伝えするようにしています。ただ医療機関ではありませんので、治療は出来ません。コミュニケーションカードを使ったり、コミュニケーションの工夫は出来ますが、やはり専門家にきちんとした対応をしてもらうことが必要です。

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2016.07.21
それほど議論の余地は無いと思いますが・・。

今朝のNHKで中学校の先生の残業時間について特集がありました。

当ブログでも何度か話題にしたことがありますが、中学校の先生が特に部活動の影響で残業時間が非常に増えている現状があります。部活動を外部のコーチに委託を進めることによって、先生達の休日の確保・本来の業務に時間を割くことが出来るというものでした。

国の文部科学省でも、その動きを加速させるために各教育委員会を支援しているとのことでした。以前から学校の先生が本来の学習指導に時間を割けていないことを、当ブログでも指摘してきました。番組でもインタビューを受けた元先生の残業時間は180時間/月を超えており、また指導内容も手を抜かざるを得ないとのことでした。

考えるに、今の日本の教育現場は基本的な学習教育をないがしろにし、オプションメニューばかり増やしていると思います。オプションメニューとは、部活動や体育際・合唱祭・その他課外活動などです。もちろんそれぞれの有用性はあるのでしょうが、そのサービスを全て先生達に担わせるのは明らかに業務範囲が広すぎるし、また生徒達も全て受け止めることが出来るでしょうか?

そのような状況からすると、部活動を外部のコーチに委託することに議論の余地は無いと思います。先生達だって家族もいるし、自分の余暇を過ごす権利があります。「学校の先生だから」という理由で色々求めてはいけないのです。先生はスーパーマンではありません。

早く国のルールとして部活動のコーチや監督・顧問は先生達以外がやるというのが普通になってもらいたいものです。そうすれば先生達も本来の学習指導やコミュニケーションに時間が割けるし、学習に遅れの出た生徒へのフォローもやりやすくなるでしょう。

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2016.07.19
東京都知事選に思うこと

学習塾とは関係無いネタですが、ご承知の通り東京都の都知事選が告示されました。

過去最多の21名が立候補をしましたが、マスメディアで取り上げられるのは3名の方達だけです。有権者の中には3名しか立候補していないのか?と思っている人もいるのではないでしょうか。

丁度中学2年生の生徒が、国語の勉強で「メディアと上手につきあうために」という池上彰さんの論説文の学習を行っています。この中で、メディアから発信される情報は受け取り側の受け取り方の問題が大きいと書かれていますが、まさにその通りです。

有名な3名の方だけで無く、残り18名の情報(公約)を取りに行く姿勢が大事です。メディアではおそらくこの18名の方の情報はほとんど発信されないでしょうから、有権者自ら取りに行くしか無いのです。

有名な人で知っているからこの人に投票する・・というのは避けたいものです。

これだけネットは氾濫する社会ですから、いくらでも情報の取得方法はあります。まずは選挙管理委員会のHPに行って誰が立候補しているか見てみましょう。その後は各候補者のサイトに行けば良いわけです。

ちなみに教室長はこういった仕事をやっていることもありますが、東京の子育て・教育改革を本気で担ってくれる方に投票したいと思います。未来を担う子供達の育成や教育環境は、まだまだ改善の余地があります。特に保育に関してはそのキャパシティがまだまだ足りていませんからね。小学校や中学校の教育も課題は様々です。

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2016.07.17
夏期講習スタートしました。

本日土曜朝から夏期講習がスタートしました。

一般的には7月21日から始められる学習塾さんが多いのですが、当教室は少し早くスタートし、終わり(8月末)を8月27日とさせて貰いました。というのも、8月末は中学生が学校登校日のケースが多く夏期講習を実施しても生徒があまり来ないのです。

さて土曜日午前中は受験生の夏期講習特別補習授業でした。夏期講習の受験生プラン40回を受講して下さった生徒さんに向けての特別補習です。全部で計14時間あるので、かなりお得な特典です。

何をしているかと言うと、1年・2年の理科・社会の復習です。模擬テストなどを実施しても、この2科目の基本問題が出来ていないケースが多いのが受験生の特徴です。数学や英語は習ったことを積み重ねながら新しい単元を進めていきますが、理科や社会はそのとき覚えたらそれで終了となってしまう単元が多いので、要は忘れてしまっているということです。

通常は秋口から復習に入るケースが多いのですが、受験生プランを選択した「みっちり勉強したい」生徒さんに対しては夏から取り組んでもらっています。

やはり実施してみると、理科の「植物のつくり」など本当に基本的な範囲でも「忘れてしまっている語句や内容」が各生徒にありましたので、復習して良かったなと思います。

昼からは通常の夏期講習です。主に2学期の先取り学習する生徒が多いので、こちらは淡々と新しい知識を学んで貰おうと思います。1ヶ月半、さあ頑張っていきましょう!

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2016.07.16

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