セルモの教室長BLOG

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夏期講習の募集開始しています。

夏期講習の募集を先週からひっそり開始しています。

当教室の季節講習は毎回内部生が中心となりますので、外部生の募集は若干名とさせて頂いておりますので、あまり大々的にチラシを配布したり、宣伝をしておりません。今回も1,2回チラシを配布させて頂く程度でしょうか。チラシは来週からですが、それでもすでに外部生の方からお問い合わせを頂いております。

ここで一度夏休みの勉強について整理しておきましょう。まず夏休みはおおよそ6週間ありますが、塾は1週間お盆休みを頂きますので、教室でサポートするのは5週間です。約35日になりますが、長いようで短い期間です。大手学習塾さんのCMや宣伝では、「全て復習できます!」みたいな打ち出し方をされているケースを散見しますが、全て復習はなかなか35日では難しいのが実情です。

もちろん生徒さんによってコンディションが違いますので、苦手な箇所を全て復習出来る生徒もいるでしょう。しかし、勉強が苦手な生徒さんの場合、復習が数年にわたるケースもありますので、全てを復習とまではいきません。「全て」を狙うのでは無く、まとを絞ってとある科目のとある分野について学習するのが良いでしょう。

例えば今月ご入塾された中学2年生の生徒さんには、苦手な英語の1年生の総復習と2年生の1学期の範囲の復習を提案しました。この範囲であれば、着実に進めていけば夏休み中に復習することが可能です。欲張っても5科目の1年生全範囲の復習を狙ってはいけません。気持ちは分かりますが、いきなりそんな量を勉強出来るのであれば、最初から塾には通われていないでしょう。

しかし、受験生となると話は別です。2学期の成績で内申点が決まりますから、少なくとも5科目の2学期の範囲は期末テスト予想範囲までを含め、全て先取り学習が必要となってきます。夏休み中に先取りを終わらせ、夏休み明けからは復習・復習・復習の繰り返しです。出来れば3学期の範囲も先取りし、受験に備えたいところです。

問題は受験生でも、1年生の英語や数学の復習が必要な生徒さんです。この場合は、英語は1年生からの積み重ねで3年生は学習が成り立っているので、判断が難しくなります。少なくとも文法については1・2年の復習を塾でサポートしたいですね。単語は、自宅で自習でしょうか。数学はもっと範囲が広いので、全ての復習は難しいです。基本問題に的を絞って進めるしか有りません。応用や発展問題は捨ててしまいます。

このように、一人ひとりの状態を見て判断するしかありません。小学生も一人ひとりです。中学生進学に備えるというのもありますし、中学受験の生徒もいます。数十名のプランを作成するので大変ですが、それが個別学習の季節講習なのです。

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2016.06.21

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