セルモの教室長BLOG

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関心を持って観察し続けるしかない。

昨日東急大井町線荏原町駅で、中学2年生の女子2名が急行電車にはねられ死亡する事件がありました。当時の状況から自殺を図った可能性があるとのことです。普段同年代の子ども達を多く接している身としては本当に心が痛みました。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160509-OYT1T50107.html?from=yartcl_popin

お昼のニュース番組で専門家が話していたのは、「同調行動」と言って生徒どちらかの悩みに、もう一人が強く寄り添ってしまい、同時に自殺した可能性もあるとのことでした。ただ周囲の話では直前まで悩んでいた様子も無かったとのことなので、真相はどうなんでしょうか。これからの調査が待たれます。

教室でもある日突然学校に行かなくなったり、塾を休んでしまったり、また授業でも普段と様子が違うなど、様々な変化を見せるのが子どもなんですね。幸いにも死亡事故に繋がるようなケースは遭遇したことありませんが、不登校などは決して珍しいケースではありません。

その直前まで全然元気で、「なぜ?」という言葉しか言えないケースもあります。保護者さんにおかれましても、全く気付かないケースもあり、周囲からは「なぜ気付かなかったんだ?」という言葉が 出がちではありますが、本当に「誰も気付かなかった」という状況もあるのです。

ただ、「気付かない」で済む問題では無くなるケースに発展する場合もありますから、周囲の大人がより関心を持って観察し続けるしかありませんよね。少しでも変化を感じたら声を掛け、何でも言いやすい雰囲気を作ること。それしか無いです。大人が油断したら終わりで、疲れますが常に関心を持ち続ける事です。

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2016.05.11

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