セルモの教室長BLOG

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読解力の鍛え方

保護者さんからのご質問で一番多いのが、

「読解力が弱い」「文章題が読み解けない」

というものです。ほぼ7割、8割のご相談に上記に類する内容が含まれます。

読解力と言っても、一言で表すのは難しく幾つかの要素が重なって「読解力が弱い状態」になっています。今日のblogはその辺りをご説明します。

1)経験が足りない。

要はトレーニングされていないと言うことです。今まで根本的に読書量(自ら読む)が少なかったり、様々なパターンの文章を読んでいなかったり、全く「読解」について鍛えられていないことが要因で、読解力が弱いと言うことです。

この場合は、経験を積んでいくしか無いのですが、年齢を重ねると「トレーニングが面倒」「今更頑張っても鍛えられない」という思いを持つ子供が多くなるので、こどもさんでも興味を持つトレーニング手法を用意しなければなりません。

2)速く・深く読む意識が持てていない。

比較的読書量を積み重ねてきた生徒さんでも、「読解力が弱い」ケースは見られます。保護者さんとしては、「小さな頃から意識的に読書してきたのに?」と思われますよね。これは言い方悪いのですが、「単に読んでいるだけ」の状態になっているからです。

読むと言っても、「速く何度も読んで、内容を深く理解する」意識を持っている生徒と、単に「最初から最後まで一通り読んだだけ」の生徒では、理解に大きな差が生まれます。

この速く・深く読むためには、意識的にそういったトレーニングを積んでいく必要があります。

3)目の力(視野、視覚など)が弱い。

1)、2)とは別に、そもそも目の力が総合的に弱い生徒さんもいらっしゃいます。目を動かすのが遅かったり視野が狭く一部しか見れていなかったりと、目の機能が原因で「読解が苦手」なケースもあります。

※けっしてイラストのように、視力が弱いという意味ではありません。

代表的には上の3つが「読解力が弱い」原因となります。その他にも幾つか要因があるのですが、ここでは割愛します。

では、これらの課題を解決するためにどうすれば良いか?特に、年齢を重ねて比較的短期間(1〜2年)で改善を図るには、どうすれば良いか?ということになります。

当教室では、2つの対策をご用意しています。

一つは「みんなの速読」という、速読速脳トレーニングです。

この「みんなの速読」は、全国2,000の学習塾で取り入れられている「速読力・精読力」を鍛える専門のトレーニングプログラムです。生徒たちが興味を持つゲーム的要素を取り入れながら、「目の筋力」や「速く読むための意識力」「深く読むための思考力」を鍛えていきます。

当教室で受講している生徒さんたちを見ると、半年を経過したころから「圧倒的に」読解力が変わってきているのを見ることが出来ます。

セルモ受講生の方には、月3,890円(週1回)で受講頂けるのも人気の理由です。

次にご用意しているのが、「ことばの学校」というトレーニングです。「狙い」としては「みんなの速読」と同じですが、「ことばの学校」はより実践的に、「読書」を通じて「読解力」を鍛えていきます。

イメージとしては、「みんなの速読」の仕上げとして受講するイメージです。両方を受講されている方もいらっしゃいます。

実際に約200冊の厳選された良質本を、音声データを聞きながら読み、その後に各種問題を解いていきます。音声データが流れることで、途中で集中力が乱れることなく本を読み切れますし、問題を解くことで本の中身の理解や語彙の理解を深めます。

「ことばの学校」も、セルモ受講生は月5,000円と低価格で受講頂けます。

やはり専用に開発されたプログラムは効果があります。「読解力がなくて・・」と悩んでおられる生徒さんは、まずは一度体験していただければと思います。

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2016.03.11

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