セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

セルモの特徴を今一度ご説明します。

先日お問い合わせ頂いた保護者様から、

「デジタル教材を使った学習方法ってなんですか?」とご質問頂きました。

HPやチラシ、本blog等でご説明しておりますが、近年デジタル教材は人気が出てきたものの、まだ歴史が浅く市民権を得ておりませんので、見たことない方には分かりづらいですよね。説明が分かりづらくすいません(笑)。

そこで本日のblogで改めて「分かりやすく」ご説明差し上げたいと思います。

まず結論から申し上げると、セルモのデジタル教材を使った学習法は、現在様々な学習法がある中で「子供達が一番集中・熱中できる学習法」と申し上げることができます。

多くの子供さん達がご自宅でもパソコンやスマホが大好きなように、参考書や問題集が目の前にあったら勉強を嫌がるのに、パソコンの中に学習教材が入っていると嫌がらないのです。デジタル教材を使うことで、勉強に向かう敷居を下げることに成功しています。

豊富な動画やアニメーションなども、その役割に一役買っていると思います。勉強が苦手・嫌いな生徒さんほど、この敷居を下げてあげないと学力の改善に取り組めませんからね。

さらに、このセルモのデジタル学習教材には、「勉強をサボらせない仕組み」が豊富に準備されています。学校でも学習塾でも問題になるのが、「生徒が授業を聞いていない」と言うことです。要はぼーっとしていると言うことです。多感な時期の子どもたちに多い現象です(笑)。

例えば、上の写真の「レクチャープリント」という仕組みです。解説の動画を見る際に、「単に見る」だけでなく、このプリントに解説の要点を書き込んだり、解説の先生と一緒に例題を解いたりしていきます。演習問題に入る前に、このプリントをきちんと取り組めているかを我々講師がチェックしますので、生徒たちは「サボる」ことが出来ません

次に問題を解く際ですが、一番大事なのは「深く理解する」ことです。学校や集団塾のように「理解が定着していない」のに、「次々と新たな単元を学習する」ことは絶対しません。理解を定着させるための工夫を豊富に用意しています。

例えば間違えた問題は、間違えた問題数に応じて「復習を続けよう」「前の単元を復習しよう」など、復習を指図します。そして類題を全てしっかり解き終えれば、次の単元に進んでいきます

他にも「深く理解」しようにも、「前の単元が全く理解できていない」場合は関連単元にさかのぼって復習します。データで関連単元が全て繋がっているため、復習にも容易に取り組めます。場合によっては、数年さかのぼって基礎から復習する場合もあります。もちろん復習する箇所は講師が的確に指示します。

宿題にも一工夫です。宿題は学習した範囲をプリントでお渡ししますが、宿題がきちんと理解できているか、次の授業で必ず「確認テスト」を実施します。この確認テストも、コンピューターで自動生成しますので、生徒の苦手をしっかりチェックすることが出来ます。

もし確認テストが全然できていない場合は、前回の授業の理解が浅かったり、宿題にきちんと取り組めていないと判断できますので、改めて復習に取り組み直していきます。少しだけ間違えている場合は、講師がポイントを伝え間違えた問題に再チャレンジです。

その他にも様々な工夫がありますが、とにかくこのセルモシステムは「子供達の特性」を良く捉えて構築されています(笑)。システムはデジタルで最新ですが、やっていることは「基本に忠実に、きちんと理解して次に進む」という、成績アップ・学力改善に一番必要なことをしているに過ぎないのです。デジタルだからこそできるわけです。人間だと、ここまで毎回安定して指導出来ません(笑)。それに、教科書に完全に対応した教材ですので、学校の授業にリンクして勉強を進めることが可能です。

もちろんデジタルで全てが補えるわけではありませんので、講師がしっかりフォローします。その点はご安心ください。また、ノートもきちんと取ります。ノートをとる量は、近隣の学習塾でも一番ではないでしょうか。

ということで、極力分かりやすくお伝えしたつもりですが、いかがでしたでしょうか?

ただやはり、一度実際に見ていただくのが一番だと思います。体験学習お待ちしております(笑)!! 長文失礼しました。

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2016.03.10
多感な生徒さんをどう軌道に乗せるか?

当教室は小学生・中学生を対象とした学習塾ですが、やはり学習指導する上で一番の障壁となるのは、「反抗期」の問題です。

早い生徒さんで、小学校4年生くらいから多感なモードに突入します。「反抗期」と言っても、塾ではコミュニケーションに問題がないけど、家庭では保護者さんとコミュニケーションが取れない。家庭では問題ないけど、学校や塾ではコミュニケーションが取れない。など、様々なパターンがあります。

多くの生徒は、中3に入る少し前のタイミングで「反抗期」から抜け出します。受験や自分の将来の進路という現実を見て、「不安」を感じ周りの協力を得ようと動き出します。そうすると、自然と「反抗期」も抜け出していくのでしょう。


一方、中学3年生の受験直前になっても「反抗期」が抜けず、周囲とソリが合わないまま試験を迎える生徒もいます。当教室でも、1名そのような生徒さんがいらっしゃり、試験の直前まで「合格に必要なアクション」を取ってもらうことに大変苦労しました。保護者さんも「いろいろ頑張ったけど、正直お手上げです!」とおっしゃり、周囲の努力や工夫は空回りし続けたのです。

ところが受験の10日前にから急にやる気を見せはじめ、直前の猛特訓を乗り切りました。そして合格したその日から、「突然素直」になりました。合格したことへの感謝の気持ちや、表情・話し方全て柔らかくなりました。

突然どうしたの?という感じもありましたが、「合格」という現象が生徒さんを変えたのかもしれません。途中でこちらが折れそうになったことも1度や2度ではありませんが、なんとか最後まで諦めずにサポートして良かったです。

一方で、先月2月に反抗期がとても強く、ご家庭でも対応に非常に困られていた中学生の生徒さんが当教室を辞められました。授業を無断でサボったり、テスト対策を当然キャンセルしたりと様々な状況がありましたが、それでも保護者さんもこちらも折れずに、話しかけ、補習を入れたり、その生徒さんのためだけに時間を確保してサポートしたりしたり、考えられる手段は実行したのですが、「とにかく何もやりたくない、部活も辞める、塾も辞める。」ということだったので、保護者さんとお話しして塾の授業も終了させました。

こちらは非常に残念な結果です。今は見守るしかないのでしょうね。保護者さんからは、「本人から助けを求めてきたら、その時はお願いします。」とお申し出いただいております。

結論が出なくて申し訳ないのですが、「多感な時期」は理屈じゃないんですよね。「こうやったらうまく行く」というのは、正直ないと思います。本当に難しいです。試行錯誤してうまく行くケースもあれば、うまく行かないケースもあります。それでも試行錯誤していくんでしょうね。この職業を続ける限り・・。

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2016.03.10

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