セルモの教室長BLOG

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セルモのデジタル教材は、やはり良いのです。

前のblogでも書いたのですが、3月から多くの生徒が新学年のカリキュラムに入っています。

英語の教科書は一番最初の単元に、必ず前学年までの復習が入っています。いま中学校で使っている「トータルイングリッシュ」では、プレレッスンという名前の単元です。前学年で学習した文法知識が理解出来ているか試されます

例えば、中学3年生では「接続詞」「不定詞」「動名詞」「比較級・最上級」など、2年生で学習した文法の知識が必要となります。

2年生までの知識がきちんと整理整頓して理解出来ている生徒さんだと、考えながら解くとおおむねスムーズに進めることが出来ます。ところが、行き当たりばったりで丸暗記で覚えてきた生徒さんだと、脳の中の引き出しが整理整頓できていなので、うまく情報を引き出すことが出来ません。

こういった生徒さんは、結局2年生の文法を復習しなおさないといけませんので、3年生の勉強がなかなか開始出来ません。基本はそれぞれの単元を学習したときに、ごまかすことなくきちんと丁寧に勉強すべきなのです。

先日も新たに入塾された新3年生の生徒さんが、まさにこの状況でした。定期テストでは70点くらい取れているので、ある程度「整理整頓」出来ているのかな?と思っていましたが、実際に授業を進めてみると引き出しから情報を引き出すことが全く出来ません。ずっと問題を前にして首をひねっているのです。生徒さんとお話すると、テスト前に丸暗記していたそうです。だから、テストが終わったら全て忘れてしまうわけです。要は、体系的に学習してこなかったということになります。


逆に言うと、この生徒さん短時間で丸暗記して70点取れるわけですから暗記力は優れているのでしょうね(笑)。学年が進むにつれ、単元の難易度も上がるので、その勉強法では対応出来ないことが生徒さんは理解出来たようです。生徒さんときちんとお話して、もう一度1年生の文法から体系的に学習をしなおしてみることにしました。

やはり勉強に特別な方法はありません。個別学習のセルモは、デジタル教材を使っているので、「何か特別な勉強法を使っているのか?」とよく言われるのですが、実際は各単元を「理解出来るまで、しっかり繰り返しやる」だけなんです。

ところがこの「理解出来るまで、しっかり繰り返しやる」勉強法は、デジタル教材じゃないと、なかなか出来ないんですね。紙教材だと、間違えても類題がありませんので、同じ問題を解くだけ・・。同じ問題だと、答えを覚えてしまっていますからね。社会の語句だとそれでも良いのですが、英語、数学、理科では様々な類題を解くことで実力が上がります。

繰り返し類題を解くと引き出しが増えるので、それだけ新出の問題にも柔軟に対応出来るようになります。

セルモのデジタル教材は、授業・宿題・確認テストと、どのような生徒さんでも必ず最低3回ずつ類題を解きます。これがセルモが成績が上がりやすい理由、受験に強い理由ではないでしょうか。

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2016.03.06

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