新学年の準備から思うこと。 新学年の準備を進めています。 幾つか例をあげると・・、 1)新年度のカレンダー作成 2)新年度の授業希望調査作成 3)新年度の自習用教材の注文書作成 4)保護者面談のご案内作成 5)春期講習の提案書作成 などなど・・。 まだまだたくさんあります。明日10日から、来週にかけて順次配布していきますが、各ご家庭にはたくさんお手紙が行きますので、少し混乱してしまうかもしれません。新学年前ということで、ご容赦いただきたいと思います。 ところで様々なお手紙や案内を配布すると、一つ特徴が出てきます。 成績の良い生徒は生徒自身も手紙の内容をよく読んでいて、「提出期限をきちんと守る」「記入漏れが無い」など様々な行動もしっかりしています。たまに生徒から、「先生この字間違っているよ?」など言われる時もあります(笑)。 一方成績に課題のある生徒は、「お手紙は親に渡して終わり」、場合によっては「カバンに入れっぱなしで読んでもいない」、という状況が多いです。だから期限を過ぎる、提出を忘れるということが多発します。時には、「え?それなんですか?」ということもあります。配布する時にきちんと説明しているのですけどね・・。 他にも、何か補習やイベントがあっても自分できちんと読んでいないので、結果当日になってもそれらを忘れて「無断欠席」ということもあります。それも1度や2度ではなく、不思議なくらい何度も繰り返します。 無断欠席が続くと流石に印象が悪くなり、教える方としても気持ち良いものではありません。同級生にも白い目で見られてしまいます。忘れ物や忘れ事が多いと、学校でも塾でも気まづいですよね。それが続くと、勉強へのモチベーションも下がってしまいます。 教室として取れる手段としては、「締め切り前の声がけ」「保護者さんへメール等で確認」「場合によっては、お手紙を保護者さんへ直接郵送」などの対応を取っています。 しかし、自己管理の観点からいうと、生徒自身がスケジュールや持ち物の管理をしていけるようにならないといけません。 それは小さい頃からの積み重ねだと思います。小さいお子さんをお持ちの保護者さんは、なんでもやってあげるではなく、「ある程度の年齢(5歳くらい)になったら失敗してもいいから、まずは本人にやらしてみる。できなかった時にはしっかりサポート。そして、何度も繰り返しチャレンジし習慣付ける」ということでお願いします。いきなり中学生になって「あなたもそろそろ自覚を持って!自分のことは自分でやって!」と伝えても、生徒が自ら主体的に行動できるかというと期待は薄いと思います。 とにかく勉強も生活習慣も、「正しい行動を繰り返す」ことです。指導する側は大変ですが、きちんと指導していないと結局年齢を重ねてからお互いもっと苦労しますからね。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2016.02.09