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東京都立推薦入試合格発表

町田市忠生の個別学習のセルモです。

昨日2月2日は、東京都立高校の推薦入試合格発表日でした。

今回の高校受験のスケジュールでは、すでに私立高校の推薦入試が終了し、その次のステップとして都立高校の推薦入試でした。今後は、私立の一般入試、都立の一般入試と進んでいきます。

結果から申し上げると、当教室全体としての合格率は今回も非常に良かったです。都立の推薦入試は毎年30%以下の合格率が受験全体での平均値で大変狭き門ですが、当教室は開校以来75%以上の結果を残しています。今回もその数値は死守でき、毎年当教室で行っている対策やフォローは正しかったと言えます。

私立の推薦入試も合わせると、90%以上の合格率となりますので、ある意味驚異的とも言えます。今後一般入試が続いていきますが、全力でフォローし、できるだけ高い合格率は維持していきたいと思います。

しかし一方で「全員推薦合格」ではなかったわけです(実は1名だけ落ちています。)。生徒に努力が足りなかったと言えばそれまでですが、振り返ると我々自身がもっと様々なフォローが出来たのではないかと反省があります。

冷静にその生徒がなぜ合格できなかったのか?ということを考えると、次のようなことが挙げられます。今後受験を控えている1・2年生の保護者様は参考にしていただければと思います。

1)内申点が上げきれなかった。特にこの生徒の場合、提出物に難があり、塾で学力を上げても内申点が成績通りに付かない科目が多かった。

→入塾時から課題としてあったのが、提出物の期限を守らないということがありました。期限を守らないだけでなく、最終的に提出していないものが非常に多かったようです。塾でも同じ傾向がありましたが、学校での状況は惨憺たる時期もあったようです。こうなってしまうと、定期テストで良い成績を取っても通知簿を見ると残念な結果となってしまいます。

この生徒さんはもっと初期の段階で、学校での提出物の指示の受け方や、ご家庭でのチェック・フォローの仕方について本人・ご家族交えて話し合っておくべきだったという反省があります。結果的に推薦は受けられたものの、受験校の推薦希望者の内申点としては下位のほうとなってしまいました。

2)積極性や思慮深さが他の生徒と比べ足りなかった。

→都立試験では集団討論がありますが、ここでは特に発言の積極性やテーマに対しての思慮深さが必要となります。今回の生徒さんの場合、もともとコミュニケーションが苦手ということもあり、練習でも自分から積極的に発言するということがありませんでした。求められれば答えるという様子でしたので、自分から間違ってもいいから発言していく積極性をもっと身につけさせるべきでした。

ただ、難しいのがもっと生まれた性格というのもありますので、すぐに矯正できるものではありません。あくまでも自分自身が意識して変わっていかなければなりませんので、この点は非常に難しく今でも悩む点です。今後はコミュニケーションが苦手な生徒さんは、別途練習の機会を増やすなど対応が必要なものと思われます。

いずれにせよ、喜びと残念さを感じた昨日1日でした。まだまだ受験は続きますので、精一杯頑張っていきたいと思います。

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2016.02.03

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