セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

今日も多くの生徒さんにお越しいただきました。

今日は仕事前にプライベート(半分仕事も絡んでいますが)の用事で、残念なことがあったのですが、気持ちを切り替えて職場に来ました。

今日は夕方から多くの生徒さんにご来校いただきました。本当にありがたいことです。

その中で中三生は3月末で卒業します。残り2カ月ちょっとで寂しい気持ちもありますが、まだ受験もほとんどの生徒が終わっていませんので、寂しい気持ちになっている場合ではありません。しかし、中には小学校6年生から来校してくれている生徒もいますので、考え深いものがあります。

都立の一般入試まで時間でいうとあと1000時間くらいです。悔いのないように頑張ってもらいたいと思います。

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2016.01.13
ポイントは10歳前

昨日は生徒の妹さん(次4年生)のご入塾のご相談を保護者様から頂いたり、その前日には現4年生の生徒さんの保護者さんと成長について立ち話したり、10歳前後の生徒さんのご相談が続いています。

やはり10歳前後になると中学校進学や、その後の高校受験なども視野に入ってくるため保護者さんも色々心配になりますよね。学習塾を運営している方や講師経験のある方はほとんどの方が実感すると思いますが、やはり「10歳の壁」というのは存在していると思います。小学校4年生を境に、その後の勉強や学校環境についていけなくなることを「10歳の壁(9歳の壁という人もいます。)」と言いますが、どの学年の生徒さんを見ても勉強が苦手な生徒さんの多くが「小学校3・4年生」でつまづいていることがわかります。

なぜかというと、算数も国語も「さかのぼり学習」をする際は小学校4年生の単元で急激にあやふやな場面が増えるからなんですね。実際に5・6年生や中学校の問題が解けない生徒に、関連する小学校4年生の単元を復習してもらうと意外と解けずに「あれっ?」と声を上げる生徒が多いです。実際に3年生と4年生を比べると、圧倒的に4年生のほうが難しいです。

とある統計によると小学生では20%、中学生では50%、高校生では70%の生徒が学校の勉強についていけていないと自覚があるそうです。高校は難易度が非常に高いので分かる気がしますが、小学校から中学校に上がるタイミングで30%も増えているわけです。ただ、中学校進学と同時に急激に勉強できない人の割合が増えたわけでなく、5年生・6年生と進学する中で徐々にわからなくなっていると思われます。特に小学生の場合、自分から「理解できていない」ことを言わない生徒も多いので、実態としては20%よりもっと多くの生徒が学校の勉強についていけていないはずです。わからない科目が増えると、新たに追加される科目(英語など)も勉強する意欲がわかず、最初から苦手で発進するということになります。

自覚する割合が増えるのは中学校になると定期テストが始まるので、自分の実力もより明確になり周囲からも成績や勉強の話が増えるということもあるでしょう。そして生徒に自覚が生まれ保護者さんも成績を目の前にし、学習のご相談を我々のような学習塾にしていただくわけですが、できれば小学2、3年生のうちに理解度の全般的なチェックはしておかれてください。生徒に自覚が生まれた段階では、すでに自信をなくし勉強への拒否感も強くなっている可能性が高いです。

冒頭のご相談いただいた生徒さんのご兄弟も、苦手が積み重ね始めているようです。早速今週体験に来ていただく運びとなりました。苦手箇所をしっかり分析し、1日でも早く自信を取り戻せるようサポートしていきたいと思います。

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2016.01.13

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