セルモの教室長BLOG

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新しい学習ツールを導入しました。

年明け早々ですが、新しい学習ツールを導入しました。

一つ目は、ここ数年「分数」や「割合」を苦手とする生徒さんが小学生でも中学生でも目立ちますので、「よく分かる分数 木製シリーズ」という視覚的に分数の概念を理解してもらうためのツールを導入。

セルモシステムでも映像やアニメーションで分かりやすく説明しているのですが、実際目の前で自身で触って体感してもらうことで、より理解が深まればと思っています。今日も中学3年生の生徒が、おうぎ形の中心角を求める問題で「割合」の概念が理解できておらずこのツールが役立ちました。

2つめが、高嶋いさむ先生の「子供の字がうまくなる練習ノート」です。

字が乱雑で「自分でも何を書いているのか正確に判断できない」という状態の生徒さんがいらっしゃいます。影響範囲は大きく、学校のテストでは字が汚いことで採点してもらえないケースもありますし、数学や算数では計算ミスに繋がったり、様々な影響があります。

字が乱雑な原因としては、「鉛筆をきちんと持てていない・握りかたがおかしい」「姿勢が歪んでいる」など様々な要因がありますので、このツールだけで上手にはなれないかもしれませんが、きかっけの一つにはなると思います。

ただし、字の練習については生徒自身のプライドもあると思いますので、各ご家庭と相談のうえ利用とします。ご家庭でも何かしら対策を取っておられた場合は、その対策内容とのすり合わせも必要でしょう。他にも幾つか字については対策を考えており、それについてはまたblogにアップしたいと思います。

こういったツールを用意する理由として、学力の向上のためには単に解き方をレクチャーするだけでは理解に繋がらないからです。「理解に繋がらない原因」は、解き方が分からないということだけでなく、様々な要因が重なってのことですので、その対策を複合的に実施していく必要があります。細かく書き出すと長くなりますので割愛しますが、生徒さんによっては本当にいくつもの工夫をして初めて理解に繋がっていきます。

保護者さんには「ここまでしないと、うちの子は理解できないということが初めて分かりました。」と仰っていただく場合もあります。様々なノウハウはありますが、それでも「この子の場合は、どうすれば良いのだろう?」と悩むことも多々有ります。試行錯誤して見つけていくしかありません。

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2016.01.07
多くの生徒が教科書の全範囲が終わり始めました。

今日も素晴らしい晴天の中、朝から元気に冬期講習が始まりました。

さて、普段中学3年の高校受験生の話が多いですが、その他の学年に目を向けてみると自身の学年の教科書全範囲を終え始めた生徒が増えてきました。進捗が早い生徒だと秋頃に終えますが、平均的には冬休み中に受講科目の1年分を終わらせる生徒が多いです。

3学期の学年末テストが2月終盤にありますが、3学期は全科目のテストがあり、さらに1年間の総復習を範囲として指定する先生方も多いので、とにかく学習に時間がかかります。復習に時間を割くためには、基本的な各単元の学習を早期に終わらせるしかありません。(9科目の学校はとにかく勉強量が半端なく多いです。)

当教室では「先取り学習」で1年分が終わった生徒には、「まとめ問題」という名称の各単元の総まとめ問題に取り組んでもらいます。そこで、忘れている解法や知識が多い場合は、改めて基本単元に戻り再復習してもらいます。そういった取り組みをしっかり行うことで、次の学年に上がった際に関連単元の学習をスムーズに進めることができます。

保護者さんが想像している以上に、今の中学校の学習量は多いです。その多さに対応するには、時間を割いて早めに進めていくしかないんですね。年始から4日目の授業ですが、みんな毎日のように来校して努力している理由はそこにあります。寝正月な冬休みになってしまっている生徒さんは大きく差がつくはずです。

⇩今朝の学習の様子です。小学生もたくさん参加しています。

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2016.01.07

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