セルモの教室長BLOG

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冬期講習2日目

昨日19日土曜日から冬期講習が始まっています。本日日曜日は二日目となります。

初日から満席で実施予定でしたが、残念ながら「冬期講習を失念していた」生徒さんがいて遅刻・欠席がありました。成績を上げるには、まずは自己管理をしっかりしないといけませんね。受講日時を詳細に記入したスケジュールを渡しています。目立つ頃に入って、毎日次の日のスケジュールを確認するようお願いしたいと思います。

さて、冬期講習は受験生にとっては受験への最終追い込みのタイミングとなり、どの生徒も黙々と予定を進めています。2時間の講習を1回も休むことなく集中してやっているので感心します。ブログ読者の方も、「冬期講習は受験生のためのものだよね・・」という感覚でいらっしゃいますが、実はそんなことはないのです。

例えば今日勉強している生徒の中では、小学校6年生の生徒さんは中学校進学に向けて中1の数学や英語の勉強を始めています。中学校進学まで残り3ヶ月ですが、冬休みや春休みを含めてこの3ヶ月で「少なくとも1学期の範囲を終わらせよう」と意欲的に頑張られています。すでに英語は夏休みから取り組んでいる生徒が多く、1学期どころか2学期の範囲まで終了する勢いの生徒もいます。

つまり、皆さん中学校進学までに貯金を作られているわけですが、貯金があれば進学後も楽な気持ちで中学校生活に臨めますよね。部活が始まったり、友達関係が変わったりと、中1独特の変化があります。「中1ギャップ」と言われますが、今まで当教室で上記の生徒さんたちのように、「貯金」を作って中学校に進学されて生徒さんたちは、ほとんど中1ギャップにハマった例は見たことありません。やはり気持ちの余裕というのは必要ですね。

特に来年から中学校の教科書が全教科改訂になります。中1の生徒さんたちは、現状でさえ多いボリュームなのに、さらにボリュームが増えた教科書に取り組まなければなりません。そういった意味でも、「貯金」のある生徒さんたちは余裕を持って授業を受けることができるでしょう。

他にも英語の勉強を始めた小学校4・5年の生徒さんたちも冬期講習に参加しています。いうまでもなく、2020年の学習指導要領改訂で4技能(読む・書く・聞く・話す)を意識した英語カリキュラムに変更になります。来年の中学校教科書からその要素が一部取り入れられ始めますので、4・5年生の生徒さんたちも準備を始めたということになります。

まずはアルファベットを書いたり、英語に馴染むところから始めてもらっていますが、中には言語科目の吸収がとても遅い特徴を持った生徒さんもいますので、そういった生徒さんは早めに取り組み始め、彼らにあったペースで勉強してもらう必要があるでしょう。

最後に、実は一番頑張らないといけないのは中学2年生の生徒さんたちです。3年生進学に向けて、1年や2年の復習をする最後の3ヶ月です。春期講習や3年生に入ってから復習しようにも、量が多く時間が足りません。いま必死に取り戻している生徒が数名参加してます。彼らも3年生に負けず劣らず集中しています。なんとか目処が付いてきた生徒もいれば、まだまだ予断を許さない生徒もいます。

このように、皆さん目的を持って冬期期間を過ごされています。皆さんのお子さんも、目的をしっかり持って過ごされていることと思いますが、何か当教室でお手伝いできることがあれば、ご遠慮なくご相談くださいませ。

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2015.12.20

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