セルモの教室長BLOG

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成績の改善には勉強する姿勢も大事

姿勢の悪さについては、本blogでも何度か取り上げたことがあります。

成績と姿勢の相関関係は強いと言われています。

姿勢が悪いことで内臓が圧迫され、脳への血液の循環がスムーズにいかないことが原因と言われています。

結果的に集中力が落ちたり、処理能力が落ちて学習に困難を来すわけです。

学習だけでなく、成長期に身長が伸びないなどの影響もあるようです。

開校以来多数の生徒を見ていると、成績が悪い生徒の大多数は姿勢が悪いです。姿勢をよくしてもらおうと声がけをしても、長年の習慣でなかなか良い姿勢に変えることが難しい生徒が過半数です。中には机に寝そべって勉強している生徒もいて、さすがにノートに字を書きづらいでしょうし、褒められたものではありません。

あまりしつこく声がけをしすぎても、ヘソを曲げて勉強しなくなる生徒もいますので、ほどほどにしています。口で言うより、目で見た方が情報として入るという考えのもと、学習に使うパソコンモニターの横に注意喚起の掲示をしています。またバランスチェアを2台導入し、希望する生徒にはバランスチェアに座ってもらっています。

特に受験生は気をつけたいところです。学校で姿勢が悪いと、「やる気がない、態度が悪い」とみられ内申点にも影響が出てきます。本人にその気が無くても、周りの印象としてそう捉えられてしまうわけです。

ただ根本的には、学習塾で姿勢を改善することは難しいと考えます。意識の問題だけでなく、背筋の力など様々なことが関係しているからです。「姿勢良くしようね?」と伝えて素直に聞くのは、小学校2・3年までです。それまでにきちんとご家庭で指導していただくこと、もしそれ以上の学年の場合は姿勢矯正の専門機関(整骨、整体院など)で指導して頂くことが良いと思われます。

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2015.12.18

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