セルモの教室長BLOG

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クリスマスの準備!経済分析!!

今日は午前中から多摩境のコストコに行き、毎年実施している生徒へのクリスマスプレゼントの買い出しをしました。

毎年お菓子の詰め合わせを差し上げていますが、今年も変わらず。開校時からいる生徒は、「今年も同じか!」と言い出すかもしれません(笑)。でも、生徒がたくさんいますので、みんなに配れるものと考えるとお菓子が一番かなと。

これからスタッフさんに頼んで詰め合わせをしてもらいます。

さて、コストコに行くと日本の経済状況が手に取るように分かりますね。例えば輸入物のお菓子だと、3年前に買い出しをした時の1.5倍くらいの値段になっています。いまだいたい1ドル=123円くらいですが、3年前は80円台でした。例えば日本の企業が500円を持っているとして、3年前は6ドル分を輸入できたのが今では4ドル分しか輸入できません。価格が1.5倍というコストコの販売価格は、まさにレートを反映させているということがわかります。お菓子は、輸入物より国内メーカーの商品のほうが安いくらいですので、コストコ=輸入物が安いというイメージで商品を買ってはいけないわけです。

その他に、ドラム式の洗濯機が販売されていました。経営の厳しいシャープや東芝の洗濯機が特価で売っています(かなりお買い得でしたよ。)。一方で日立のドラム式洗濯機は、そこそこ高値でした。同じクラスの洗濯機では無いかもしれないので、一概に比較できませんが日立は現在経営が好調です。

経営の厳しい企業は、コストコのような大量に販売してくれる小売店に商品を大量に買ってもらいます。ただし、仕入れ値は相当叩かれますので利益があるかどうかはわかりませんが、とにかく商売をしないことには現金も入りませんし、在庫もはけませんのでなりふり構っていられません。

他に気づいたことは、昨年と比べクリスマス商品の仕入れが大幅に変わっていたことです。昨年は一昨年と同じ品揃えでしたが、今年は半分以上の商品が新作のように見えました。小売店は常に売り上げを分析し、仕入れに反映反映させていきます。コストコは日本本社のバイヤーに権限がかなり与えられ、各自が最大の売上を実現できるよう頑張っていると聞いています。クリスマス商品はクリスマスが過ぎると販売が難しくなるため、仕入れラインナップと仕入れ量を決定するには、非常に難しい判断が必要になってくると思われます。売り切れても顧客の不満につながりますし、余っても利益を圧迫しますからね。

他にも売り場を回ると様々なことに気づきましたが、学習塾のブログなので経済分析はこの辺で。みなさんもお子さんとお店に行った際は、気づいたことを子供達に是非伝えてあげてください。そういうコミュニケーションを重ねることで、子供達は様々な知識を得て、多角的に物事を考えれるようになります。

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2015.12.08

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