町田市忠生の個別学習のセルモです。
今日で当地域の全中学校の2学期期末テストが終了しました。
早速結果が返ってきている生徒さんもいらっしゃると思います。
2学期期末は中間と比べても難易度・ボリュームともに対応が難しく、芳しくない結果の生徒さんもいらっしゃったかと思います。
改善するにはどうすれば良いのか?と言うことですが・・・、それは原因によります(笑)
と言ってしまうと身も蓋もないのですね。
真面目にお話すると、ほとんどの生徒さんの成績悪化の原因は、「理解できていない範囲が広範囲」になり過ぎてテスト前にどこを勉強すれば良いのかわからず、闇雲に勉強してしまった結果とお考えください。
「理解できていない範囲がどこにあるか?」を見極めるためには、
数学・英語・理科
1)今回のテスト範囲の各科目の基本問題が理解できているか?
2)基本問題ができていない場合は、その基本問題を構成する知識のどこに欠けがあるのか?
国語
1)テスト範囲の漢字の読み書きは理解できているか?
2)物語や論説文は、その趣旨やポイントを理解できているか?
3)文法はルールが理解できており、問題を数多く解いているか?
社会
1)社会はほとんど暗記ですが、歴史などは全体的な時代背景や流れを理解できているか?
2)公民も同様に社会の仕組みが理解できているか?
と、科目別に数多くのチェックポイントがあります。
それをご家庭で全てチェックするのは、事実上難しく現実としては学習塾や家庭教師(かなり専門性の高い)にお任せ頂くしかありません。
学習塾でも、いきなり全科目の克服は現実感がありません。特に勉強を苦手としている生徒さんは、いきなり全教科の対策を打つと勉強に拒否感が出る可能性が高いです。
科目数を絞り、まずは点数が上がりそうな科目から手を打ち、自信を持つというステップを踏んでいかなければなりません。
正直これらの作業は骨の折れる事ですが、脱ゆとり教育で学習内容が難しくなっている昨今の中学生の勉強は、手間暇かけてやっていくしかないのです。