セルモの教室長BLOG
Selmo Blog
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内容は・・・
1 本日学習した内容
2 確認テストの点数
3 確認テストの課題
4 授業の褒めるべき点
5 授業の課題
私たちは生徒の授業をフォローしながら、上記のような内容を記録しています。
「それよりちゃんと生徒を見てくれ!」
という声もいただきそうですが・・・
実はこのような内容は生徒一人ひとりをちゃんと見ていないと書けないのです。
内容はシンプルにまとめようと努めています。
□ 確認テストの点数: 56点
□ 確認テストの課題: 宿題は実施されていましたが、間違えた個所が直されていませんでした。一般動詞の否定文がBe動詞の否定文になっています。合格点の60点に達していないので再度、学習しました。
□ 授業の褒めるべき点: 映像授業のプリントにしっかり単語の意味と読み方を記入できています。能動的に取り組む姿勢が見られるようになりました。特に一般動詞とBe動詞の否定文の違いを「意識」するよう声掛けしました。
□ 授業の課題: 単語がまだ薄く書きなれていません。もっとたくさん書きましょう。また人称代名詞の「目的格」が曖昧です。授業を通して、He his him hisの3つ目が「目的格」であること、英文の語順でも3つ目に出現することを伝えたところ、何かヒントを得たようです。
また、時に「授業態度」について書くことがございます。保護者様からメールの返信をいただくこともございます。
「もっと叱ってもらってかまいませんので・・・」
このようなメールは有難いものです。
私は「叱りたい」のではありませんが、少し授業態度にうるさいかもしれませんね(笑)
椅子の座り方、筆記用具忘れ、ペン回し、私語(強化中)などなど・・・
先日、保護者様のメールに感銘を受けました。
保護者面談でお子様の様子を赤裸々にお伝えしたところ、ご自宅で話し合われたようです。
そしてお子様に伝えた言葉は
「意味のある行動をとるように、また聞かれたら行動の意味を説明できるように」だそうです。
これは私の心にもスマッシュヒットしました。(><)素晴らしい!
その後、生徒の授業態度が一変したことは言うまでもありません。
やはり保護者様の影響力はお子様にとって絶大です。
ただ確かなミッションは一つです。
生徒のモチベーションを上げ、成績を上げることです。
様々な切り口で生徒に接するよう心がけています。
英語に少しエンジンがかかってきた生徒が質問してきます。
「listenとhearの違いがわかりません、あとlookとseeも。」
「いい質問だ。それは自動詞と他動詞と言って、高校で習うのだけど君には説明するよ。」
この手法は「自尊心をくすぐる」方法です。
他にも国語の漢字ならこう言います。
「いやあ、君の漢字はトメハネがしっかりしているから自己採点も先生が採点しても点数が変わらないね。」
方法と書きましたが、言葉はいつだって本音です。
気をつけたいのは、現在の生徒の理解度をいち早く察知し、
教える内容やレベルを修正することです。
私の持論で恐縮ですが、子供たちに限らず、私たちにはそれぞれ違う時間が流れています。
だから数学の通分ができなくても、生徒が劣っているとは夢にも思いません。
たまたま通分の授業の時に風邪で休んでいたのかもしれません。
また、当時はわからなかったとしても、今なら簡単な説明でわかるかもしれません。
教育とはバランスです。悪く言いますと諸刃の剣でもあります。
生徒を褒めすぎてダメになるパターンだってあります。
その時はしっかり話さなければいけません。
生徒を信じていればこそ、生徒は応えてくれます。
毎日、教室では色々なことが起きます。
ただ、生徒に小さくても「変化」が見られた時
私たちはとても嬉しいのです。