セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

脚光[講師:松本]

昨日、杉山室長のブログにございました2学期期末テストの得点結果を整理していて感じたことを書きます。

 パソコンで中間テストと期末テストを比較できるよう、関数でUP率を管理しております。教科で90点以上、5科で400点以上、前回と比べて20点以上UP、5科合計50点以上UPしますと色が変わり、一目でわかります。

毎回、点数の色が違う生徒は常に90点以上または5科400点以上の生徒です。5科で478点を取る生徒もいます。それは努力以外の何ものでもありません。非常に誇らしいことです。

現代では「褒める」=「やる気につながる」という考えが浸透し、子供たちが褒められ慣れていると以前宮谷代表がブログに書いておりました。行き過ぎたセルフエスティームという自己肯定感や存在承認は打たれ弱い大人を育てる可能性があります。根拠もなく褒めると、子供たちは違和感を覚え不信感を抱きます。確かな根拠があって初めて言葉は子供たちの心に届くのだと思います。

だからこそ、あまり表彰されたことのない生徒の点数に色がつくと嬉しいのです。生徒の小さくても確かな「努力」を見逃さないようにしたいのです。それが成績優秀賞です。

クラスでも、部活でもなかなか脚光を浴びることのない生徒は「自分なんて」と思うようになり、周りも注目しなくなります。 私はそういう生徒に語りかけたいのです。

ひと月ほど前になるでしょうか。生徒の小声を聞き逃しました。気づいて駆け寄ったとき、「さっき呼んだんだよ。やっぱり僕、存在感が薄いのかなあ?」と言われました。私は猛烈に反省しました。きっと学校でも毎日そういう風に感じているのでしょう。

 授業では静かな生徒に必ず話しかけるようにしています。むしろしつこいくらいに。周りに注目されなくなった生徒の気持ちは後ろ向きになり、結果入試の面接練習で苦労します。彼らから自分の長所、中学時代に頑張ったこと、趣味、将来の目標が出てこないのです。自信を失くしてしまったら本当に何も書けないのです。

意味は違いますが、そういう生徒こそ脚光を浴びるべきだと考えています。


個別学習のセルモ町田忠生教室では、学習塾検索サイトの「ジュクサガス」に登録しています。口コミを絶賛募集中です。口コミを投稿頂き、その口コミを見て新規入塾があった場合は、5,000円分の紹介お礼金が必ずもらえます。


カテゴリー:
セルモの教室長BLOG
2018.12.06

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!