セルモの教室長BLOG

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SNS

私たち大人もSNSで不快な思いをした経験があるのではないでしょうか。

例えば、いつまでも「既読」にならない。相手の事情もわからず「軽視されている」と勝手に思い込んだりした経験はございませんか?

また、いつまでたっても返信がない。相手の事情もわからず「無視されている」とか。 これは「疑心暗鬼」なのだと思います。 加えて、知りたくもない家庭事情の投稿や関心のない動画が送られてくるとか。一方的に受け身になってしまうなんてこともありますよね。

そして学校という場ではまさに「SNS」が横行しています。いじめやストレス、犯罪の温床になるので専門家が学校に「正しいSNSの活用方法」を講義にくることもあります。 もちろん、悪いことばかりではありません。「情報伝達手段」として速く、便利なのです。 利便性の背後には必ず副作用のように危険性が潜んでいます。ちょうど高度経済成長期に公害問題が起きたように。。。

高校生になったら、まっさきにクラスのLINEグループに入り自己紹介や挨拶をするなんて普通です。また中学校でも部活の連絡手段に使われたり、ひどいところですと学校の教師と生徒がLINEをしています。

塾業界には暗黙のルールがあります。それは「絶対に生徒と個人的な繋がりを持たない」ことです。それが守られていない場所は絶対に危険です。

最近の若い大学生の先生ですと平気でメールアドレスを教えます。LINEでつながることもあるでしょう。まったくリスク管理が甘いとしか言いようがありません。以前、優秀な講師がこんなたとえ話をしていました。「もしも生徒から深夜に、死にたいと連絡を受けたらどう対処し、何か起きた場合、だれが責任を負うのか」 極論を述べることによってリスクに対して警鐘を鳴らしていたのです。

小学生、中学生はまだまだ経験不足です。だから大人が管理しなければいけない面もありますし大人だって教師だろうが信用していいのでしょうか?

じんわりと私たちには「懸念」があるのに「打開策」が見つけられないのが現状です。

ですが、もっとシンプルに考えたいものです。 学校でも塾でもスマホ禁止、以上です。 優先順位は「対話」「電話」「手紙」「メール」なのです。相手は保護者です。

時代遅れと言われようと、それは普遍的なコミュニケーションセオリーで「疑心暗鬼」や「誤解」を生まない最善策だと思うのです。

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2018.07.27

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