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(体験授業)忠生中学校2年生

本日は忠生中学校2年生の生徒さんが体験に来てくれました。

事前にお母さんから基本情報をお電話で伺っておりましたが、改めて生徒さん本人からも学習の状況や2年生ですので、将来の夢や受験の志望校についても確認するところから始めました。

お話してみると、お母さんが仰っていた志望校と本人の志望校に違いがありました。こういったケースは良くあるのですが、保護者さんの前では言いづらく、塾の面談で明らかになることがあります。先日ご入塾された生徒さんも、将来の夢をこのセルモで初めて声に出したので、保護者さんもびっくり!ということもありました。

次に、高校受験の概要について説明をしました。これもこの地域の生徒さんには必須なのですが、中学3年生でも受験の仕組みや受け方、例えば偏差値や内申点についてルールを理解出来ていないケースがほとんどです。残念ながら、学校もで説明がほとんどありません。

また保護者様にとっても、ご兄弟で経験されている場合でも、年の離れたご兄弟の場合はルールや倍率・偏差値が大きく変わっていることが多々ありますので、改めてご認識して頂く必要があります。今回で言うと、志望校の一部に受験科目数の変更や、推薦入試の中身に変更があったことを初めてご理解頂きました。

これらの話をしてから、勉強の話に入ります。先に勉強の話をしてしまうと、勉強が苦手な生徒さんはバリアを張ってしまうのですが、先に受験の仕組みを特に数値面で伝えると、自分の理想と現実のギャップに気付くので、その後の勉強の話や体験も真剣に聞いてくれます。これもテクニックの一つです。

今日は現状の実力では、志望校に大きく届かない、内申点で言うと具体的に何点足りないかと言うことも理解して貰えたので良かったと思います。

勉強の話を聞いてみると、事前に定期テストや通知簿を確認していましたので想像はしていましたが、やはり小学校の基礎的な部分が理解出来ていないと言うことが判明しました。

本日は数学のチェックをする予定でご来校頂きましたが、その基礎となる小学校の分数や小数が理解出来ていなかったのです。実際に体験授業を実施してみますと、そもそも分数とは何か?という定義が理解出来ていません。学年で言うと、小学校3年生の後半で学習した内容です。

え?小学校3年生の内容が理解出来ていない?と驚かれる方もいらっしゃいますが、現実には珍しい事では無く、よくある事例です。ことばの定義が理解出来ていないのに、その後にいくら問題を解いたところで理解は深まりません。定義が理解出来ていない理由も分かりました。ゆっくり繰り返し説明をしてあげる必要がある生徒さんだったのです。

一度で理解できる生徒さんもいれば、根気強く何度も伝えて上げる必要がある生徒さんもいます。伝え方も、そういった生徒さんの場合かなりゆっくり話して上げる必要があり、調整が必要です。

すでに中学2年生ですが、復習が必要であれば小学校3年でも4年でもしっかり勉強しなおしたほうが良いです。特に、算数や国語・英語は積み重ねの科目なのでなおさらです。

生徒さん本人とは、復習し直すことに対する目線合わせも行いました。

来週英語のチェックを行います。本日、基本的な文法のルールを確認しましたが、こちらも数学同様に基礎的な部分に課題があることが判明しています。一歩ずつですが、解消をしていきましょう。

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2017.05.19

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