セルモの教室長BLOG

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社会が苦手な生徒がとにかく多いのですが・・。

数学や英語についての学習法については過去に何度も投稿していますので、今日は社会について投稿したいと思います。

当エリアの生徒に「苦手な科目は何?」と聞くと、大半の生徒から上がってくる科目が「社会」です。社会と言っても「地理」「歴史」「公民」と3分野有りますので、「どの分野?」と聞くと大抵「全部」と答えます。

ではなぜ苦手なの?と聞くと、「覚え方が分からない」という答えが返ってきます。「覚え方」と言っても、チェックペンで重要語句を暗記し問題を繰り返し解けば良いだけなので、それほど難易度の高い学習法が必要な訳ではありません。

何が問題なのか?それは生徒と会話していると、自ずと見えてきます。指導していて我々が一番感じるのは「社会に興味が無い」と言うことです。地理や歴史を何のために勉強するのか?知識が身につくことで、どういったメリットがあるのか?そういった事が理解出来ていないまま、学習をしている生徒が多いです。だから関心が薄く、「勉強の仕方が分からない」という言葉に逃げているのでは無いでしょうか。

学校で学習する際は、当然その意義などは学校の先生が伝えられていると思うのですが、生徒側では受け取っていない・理解していないということなのでしょう。 自発的に自ら興味を持つ生徒も居ると思いますが、そうでない生徒は「ただ決められているから勉強する」という捉え方を「社会」に対してしているかも知れません。

そういう意味では、学校任せにせずご家庭でもその意義や理由を話す機会を持っても良いと思いますね。ちなみに教室長は、小さい頃に「地理」や「歴史」を勉強する意義を小学生の時に次のように説明を受けたことを今でも覚えています。母親からだったと思いますが、比較的社会を勉強する意義が理解出来ていたので、学校でも積極的に取り組んだ科目でした。

「地理」人間が世界各地で生活する営みがどういったものであるか理解するために勉強するのが地理。地形の形や天気の特色を学ぶ事によって、なぜそのように生活をしているのかが理解出来る。それを理解することは、違う国の文化を理解することに繋がる。

「歴史」歴史は過去の人間の行動してきた足跡。足跡を学ぶ事で、これからどういう行き方をすれば良いのかが分かる。歴史を学ばない人は、未来に足跡を残せない。

このような事を言われて、将来社会に出たら一番役立つのは社会なのかな?と漠然と感じたものです。実際には、社会はもちろんのこと、他の科目もそれぞれ自分達の共生に関係しており、もっとまじめに勉強していれば良かったと感じるものです。

是非皆さんのご家庭でも、「なぜその科目を勉強するのか?」と言うことについて家族間の会話を充実して頂ければと思います。

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2016.10.19

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