セルモの教室長BLOG

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EU離脱を学習塾の視点で考える

イギリスがEU離脱を国民投票で決めました。

教室長は、「さすがに離脱を選ぶ人は過半を超えないだろう。」と思っていたので、この決定には本当に驚きです。グローバルな視点でも、日本国内にも様々な影響があります。一番は経済への影響ですよね。金融市場は軒並み、世界的な景況悪化を予想し株価が下がっています。

株価の下落は一般庶民には関係無いと思われているかも知れませんが、例えば日本も年金資産を株式投資で運用しており、かなり大きな影響を受けています。また、イギリスに大きな生産拠点を持っている日本企業も多く、今後の成り行き次第ではイギリスからは撤退しなければいけない可能性も出てくるでしょう。

そういった様々な影響が日本で働く人たちへ影響し、その結果、各家庭への給料が減る・雇用が悪化するなど、子供達の生活や学習へも影響が出てくることになります。

今回のイギリス国民の選択は、民主主義の観点からするとイギリス国民が選んだことですので、とやかく言うことも出来ないのですが、大国としての義務を放棄したとも捉えることが出来るので、本当にこの意思決定が良かったのかは疑問が残るところです。

主に移民対策とEUへの拠出金が大きな論点でしたが、それ以上の大きなインパクトがイギリス自国民に影響が出そうですね。

ちなみに学習塾の視点で申し上げると、今回のEU離脱の諸情報が受験に出る可能性がありますね。記述問題で出たら、生徒が対応できるようにしておかないと・・・。

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2016.06.29

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